【新日本】NEVER無差別6人タッグトーナメントでCHAOSがBULLET CLUBに勝利!オカダが裕二郎にKOPW2020で1対3のハンディキャップマッチを提案

6日(木)、新日本プロレスは東京・後楽園ホールで『SUMMER STRUGGLE 2020』を開催。

EVILのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンからの離脱により空位となった、新王者を決めるべく『第21代NEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメント』が開幕した。

後楽園4連戦となった初日のセミは「CHAOS」のオカダカズチカ・矢野通・SHO組と「BULLET CLUB」の高橋裕二郎・邪道・外道組がぶつかり合った。

KOPW2020に向けて互いを意識しあうオカダと裕二郎は試合を通して激しく闘志を燃やした。

また邪道や外道はインサイドワークを駆使。特に外道はベルトを使った鞭攻撃で再三に渡るオカダへの攻撃を敢行。オカダの身体にはミミズ腫れの様にベルトの跡が残るほどのダメージを執拗に与えた。

矢野通もらしさを発揮。レフェリーの目を盗んでのダーティファイトに定評のある外道を相手に頭を使ったファイトを見せた。

試合はオカダの打点の高いドロップキックからCHAOSがリズムを掴みBULLET CLUBを寸断

勝負を託されたSHOが邪道に必殺のスピアー。格闘技修行で鍛えぬいたチキンウィングアームロックでギブアップを奪った。

SUMMER STRUGGLE 2020
日時:2020年8月6日(木) 17:30開場 18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:698人(札止め)

▼第5試合 60分1本勝負
第21代NEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメント1回戦
SHO 〇 矢野通 オカダ・カズチカ
vs
邪道×  外道 高橋裕二郎
(12分03秒  チキンウィングアームロック)
※オカダ&矢野&SHOが『第21代NEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメント』準決勝戦進出

試合後、オカダがマイクを握り「裕二郎さん、KOPW出るんですよね?出るんだったらさ1回戦ここ(オカダvs裕二郎)でいいじゃん」と裕二郎との1回戦を投げかけた。

更にその試合のルールについても言及

オカダ「俺のルールは1対3…ハンディキャップマッチで俺はいいですよ」とBULLET CLUBの3名を挑発してみせた。

▼バックステージコメント

オカダ「まあ俺がね、新タイトルのこと、言ったわけですから。1発目のルールっていうのは俺が言わないとダメでしょう。1対3、ハンディキャップマッチ。まあ、邪道&外道、裕二郎。正直、1対1よりも楽かもしれないよ。まあ上手く使ってやればいいんじゃない。でもね、そこでも超えられない差っていうのは一緒だなと思います。そして、NEVERトーナメント1回戦、こちらもしっかりとやっていかないといけないわけですから。1回挑戦して、負けてますし。こうやって『気合い入れろ』と言っていたSHO君が1本獲ってくれたわけですから。ボクもしっかり気合入れて、また面白い3人じゃないかなって思います。矢野さん、SHO君、そして俺。凄い化学反応が、起きる3人だと思うんで、そこでまた、ベルト獲って。それはそれで盛り上げたら面白いんじゃないかなって思います」

SHO「最近、戦っていてちょっと気付くことがある。ベルトを持つチャンピオンっていうのはそのベルト戦線、どれだけ盛り上げれるか、ただ勝つだけじゃねーんだ。守りゃいいってもんじゃねえ。試合だけじゃない、いろんな、いろんな責任があるんだ。だから俺もこうしてベルトを持っている。Jr.タッグ戦線を盛り上げないといけない。それはもちろんだ。それはわかっている。でも現状、YOHさん、怪我しちゃって。俺は今、YOHさんを待つことしかできない。でも、ただ待ってるだけじゃ意味ねーんだよ。進むしかねーんだよ。返上になろうが、そのまま持っていようが、俺は前に進むしかねーんだ。そうして6メンのトーナメントの1回戦、俺が獲ることができた。それもギブアップで。ああ、ギブアップでだ。あ~あ、気持ちいいな。でも、NEVERのタイトルももちろん、NEVER6メンももちろん、このJr.タッグももちろん! もちろんなんだけど! 俺がタップさせたい相手、前も何回も言ってるけど、わかるよな? タップさせたい相手がいるんだよ、タップ、俺がさせられた相手……SANADAオメーだ!」

(※外道がベルトを張ってバチンバチン音をさせながら)

裕二郎「おうオカダおい! は? 3対1だと? どんだけよ、俺のこと舐めてんだよ。それよりもよ、俺がもっと面白いルールを、準備してやる。その名も『ランバージャックwithベルトマッチ』だ! 場外に落ちたやつは、このベルトでボッコボコにされる。なぁ、そのルールでよ、この高橋裕二郎があの、オカダ・カズチカに勝ってやるよ」

外道「お前も二人付けろ、バカヤロー、オイ!裕二郎には天下の“ワールドクラス・タッグチーム”邪道&外道が、ついてるんだ!」

裕二郎「これマジ!」

※邪道はノーコメント

果たしてKOPW2020のオカダvs裕二郎はどんな一戦になるのか?

かつてアントニオ猪木は国際プロレス軍団(ラッシャー木村・アニマル浜口・寺西勇)を相手に1対3のハンディキャップマッチを実現したことがある。そんな一戦が令和の世に蘇るのか?ランバージャックwithベルトマッチで凄惨な場外での鞭打ち合戦になるのか?審判はファンの手に委ねられる。

<写真提供:新日本プロレス>

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