【新日本】内藤哲也がIWGPヘビー級・インターコンチネンタル王座の別々でのタイトル戦を要望「新日本プロレスとしての見解を示して欲しい」

新日本プロレスは31日、都内の事務所にて29日に行われた明治神宮野球場大会の“2夜明け”オンライン会見を行い、EVILからIWGPヘビー級、IWGPインターコンチネンタルのベルトを奪還した内藤哲也が別々での防衛戦を要望した。

冒頭、内藤は自身初めての野外でのビッグマッチとなった、21年振りの明治神宮野球場大会について「個人としては野外でのビッグマッチって初めてだったのでね、あの開放的な空間、そして試合中、感じる風、凄く気持ち良かったし、心地よく感じましたね」と振り返ると、2つのベルトを奪還したことに「次期シリーズにて2本のベルトを持って入場する姿をお見せしますよ」とファンへメッセージを送った。

そして、どうしても言いたかったことが2つあると、2冠戦・野外での大会について自身の考えを述べた。

2冠問題と称して「IWGPヘビー級、IWGPインターコンチネンタルの2本のベルトを同時に保持することを目標にしたけど統一したかったわけではない。でも毎回2本のベルトを掛けたタイトルマッチが行われ、新日本プロレスは統一と思っているんですか?だったら2本のベルトを1本にまとめればいいんじゃないですか。でも、統一じゃないというのであれば、俺の希望通り別々にタイトルマッチを行った方がいいと思うし、お客様も見やすいでしょう」とコメント。

また、別々にタイトルマッチをすることについて「1シリーズで2回もタイトルマッチがあったら、精神的にも肉体的にもしんどいけど、2本のベルトを保持した男の宿命かな」と力強く語った。

さらには会見に出席していない菅林会長に向けて「新日本プロレスとしての見解を示して欲しい」と回答を求めた。

続けて、21年ぶりに明治神宮野球場大会を開始したが、新型コロナウィルスの影響により座席数に制限(5,000人)のあった大会での空席が多く見られたことに「寂しかったし、悔しかった」と心境を明かしたが「また野外でのビッグマッチがあってもいいんじゃないかと思いました。毎年恒例、真夏の神宮球場でもいい。もしくは毎年開催場所(プロ野球の開催していない球場なども)を変えてもいい。ぜひ、真夏の野外でのビッグマッチを俺は恒例にして欲しい」と考えを語った。

果たして今後の2冠戦はどの様な形で行われるのか、団体からの発表が待たれる。

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