【スターダム】林下詩美がひめかとの優勝決定戦を制して『5★STAR GP』初優勝!10.3 横浜武道館での赤いベルト戦、王者・岩谷麻優vs朱里の勝者へ挑戦表明!9.19 後楽園ホール<全試合結果>

スターダムは19日、東京・後楽園ホールにて『5★STAR GP 2020~優勝決定戦~』を開催した。

リーグ最終戦までもつれた今大会は、小波に勝利したレッドスターズ代表のひめかと、朱里と引き分けるも勝点を獲得したブルースターズ代表の林下詩美が優勝決定戦で対決。

本日2試合目となったハードな戦いは、開始から激しい攻防とパワーファイトの戦いを林下詩美がアルゼンチン・バックブリーカーからのトーチャーラック・ボムでひめかからカウント3を奪って『5★STAR GP』初優勝を果たした。

試合後に林下は10月3日(土)神奈川・横浜武道館で行われる、ワールド・オブ・スターダム選手権、王者・岩谷麻優と朱里の勝者に挑戦を表明すると、岩谷と朱里もこれを了承した。

また、リーグ戦の刀羅ナツコと飯田沙耶の戦いに鹿島沙希とビー・プレストリーが乱入、刀羅は反則負けとなったが、その次の試合の渡辺桃とジャングル叫女の戦いにも大江戸隊が乱入すると試合はノーコンテスト。

怒りの叫女は「おい、いい加減にしろよ!楽しみにしてた渡辺桃との試合をメチャクチャにしやがって、絶対許さない!解散するのはTCSじゃなくて、大江戸隊!」と刀羅に詰め寄った。

バックステージで叫女は、9月28日(月)後楽園ホールで行われる、TCS vs 大江戸隊 キャプテン・フォールマッチで大江戸隊が負けたら解散のルールを要求した。

そして、試合を壊された渡辺もQueen’s Questを裏切ったビー・プレストリーに怒りをあらわにすると「横浜大会でシングルマッチをやれよ」と対戦を要求するとビーもこれを受諾。

ワンダー・オブ・スターダム王者のジュリアは、DEATH山さん。とのリーグ戦に勝利後、横浜武道館大会にドンナ・デル・モンドの新メンバーの投入を宣言した。

 

5★STAR GP 2020~優勝決定戦~
日時:2020年9月19日(土)11:30開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:677人(満員/コロナ対策限定人数)

第10試合:5★STAR GP優勝決定戦/30分1本勝負
ブルースターズ代表:林下詩美
(10分19秒、トーチャーラック・ボム→エビ固め)
レッドスターズ代表:ひめか
※林下詩美が初優勝

優勝セレモニーの後に各賞の発表が行われた。

準優勝=ひめか
殊勲賞=小波
技能賞= AZM
敢闘賞=舞華
ベストマッチ=ジュリアvs 中野たむ(レッドスターズ)朱里vs林下詩美(ブルースターズ)

バックステージコメント

林下「2020年、林下詩美が最高の夏女になりました。私は誰よりも5★STARにかけてる思いが違います。デビューして2戦目からこの5★STARという過酷なリーグ戦で林下詩美は成長してきました。そして2年目、ケガで途中、試合ができなくなっちゃって、本当に悔しい思いで、今年こそは5★STAR優勝すると決めて、たくさんの力を入れてきました。そしてスターダムたくさんの最強の選手を倒して、こうやって私が5★STAR優勝することができました。最高の夏になりました。この熱さ、熱を冷めないまま、10月3日横浜武道館、朱里、岩谷麻優の勝者、どちらかとベルトを懸けて試合をします。必ず私が赤のベルトを取って、このスターダムのてっぺんに上り詰めたいと思います」

――(朱里と)引き分けからの決勝で不利な立場だったが?

林下「朱里とは20分引き分けになって、本当は私が(カウント)3取って勝てればよかったんですけど、やっぱりものが違う女、リングで体感してさすがだなと思いました。今回は引き分けでしたけど、このまま武道館で岩谷麻優から朱里がベルトを取れれば、またこの試合、再試合やり直し、リマッチできるので。今回5★STAR GPでベストマッチ賞、ブルースターズの方ではいただけたので、それ以上の試合をまた朱里とはしていきたいです。それを踏まえて決勝戦、ひめかとは、本当にでか過ぎる相手で、いつも言ってるでかいは強い、でかいは…なんとか、でかいは…なんとか。言ってましたけど、体感してでかいひめか、凄いかっこよかったです。ただ私が今日はそれ以上にカッコよくて強かった。なので優勝できたのかなと思います」

第9試合:5★STAR GP公式リーグ戦<ブルースターズ>
林下詩美=得点10点、4勝1敗2引き分け
(20分時間切れ引き分け)
朱里=得点9点、4勝2敗(1不戦敗)1引き分け

第8試合:5★STAR GP公式リーグ戦<ブルースターズ>
渡辺桃=得点8点、3勝(1不戦勝)2敗、2引き分け
(4分53秒、ノーコンテスト→引き分け)
ジャングル叫女=得点7点、3勝3敗1引き分け
※大江戸隊の乱入によりノーコンテスト

バックステージコメント

――(大江戸隊に)試合がぶち壊されましたが。

叫女「いやあ、その前の私の前の試合もそう。飯田とナツコの試合。いつも通り反則で、反則やってそのあと必要以上に飯田をボコボコにして。ビーが帰ってきたからっていきがってるの?強がってんじゃないよ、ホントに。そのあとの私たちの試合も、せっかくの渡辺桃とのシングルマッチ、楽しみにしてたし、お互いホントにベストバウト狙うつもりくらいの気持ちでやってたのに、途中で入ってきてメチャクチャにして、どこまでもたぶんね、気にくわないんでしょうね。でもね私は、今はナツコのことがとにかく許せない。このままで終わりだと思わないでください。28日(後楽園ホール)があるのでね、そこで、解散するのは大江戸隊」

――ルールとしては解散は明記されていないが、大江戸隊が負けたら解散を要求すると。

叫女「もちろん。そこはもう、一緒でしょう。同じ、対等にやらないと見てる人も納得しないと思うし、向こうが勝手なこと言ってるのでこっちも勝手な要求をのんででもらわないと。いいんじゃないですか、解散かけてやれば28日。負けた方が解散」

第7試合:5★STAR GP公式リーグ戦<ブルースターズ>
○飯田沙耶=得点2点、1勝6敗
(4分56秒、反則勝ち)
×刀羅ナツコ=得点6点、3勝4敗
※ビー・プレストリー、鹿島沙希乱入のため反則裁定

第6試合:5★STAR GP公式リーグ戦<ブルースターズ>
○AZM=得点6点、3勝4敗
(6分56秒、あずみ寿司)
×舞華=得点8点、4勝3敗

第5試合:5★STAR GP公式リーグ戦<レッドスターズ>
○ひめか=得点11点、5勝1敗1引き分け
(10分2秒、ランニング・パワーボム→エビ固め)
×小波=得点8点、4勝3敗

第4試合:5★STAR GP公式リーグ戦<レッドスターズ>
○岩谷麻優=得点10点、5勝2敗
(9分21秒、ドラゴン・スープレックス・ホールド)
×中野たむ=得点8点、4勝3敗

第3試合:5★STAR GP公式リーグ戦<レッドスターズ>
○ジュリア=得点8点、4勝3敗
(4分59秒、横入り式エビ固め)
×DEATH山さん。=得点4点、2勝5敗

バックステージコメント

――シングル無敗で乗り込んだ5☆STAR GPを振り返ってみては?

ジュリア「5☆STAR GP無敗で乗り込んだのに、3回も負けてしまったと。最初の相手がひめか。これから決勝が誰になるか、まだわからないですけど。ひめか、小波、(中野)たむ。この3人は私を倒したんだからこの3人の中の誰かが優勝してもらわないと、ちょっとね、え?って感じかな。特にひめか。負けたことは素直に悔しい。でも、負けから始まるジュリア。ここからだなと。だから別に、この3戦は自分にとって価値のあるものだったと思ってるし、これからステップアップするためにはいい経験になったし、さらに燃えたっていう感じです」

――今まで以上に周囲のマークがキツイとか感じましたか?

ジュリア「あったし、当たりもなんか強くて、こんなんだったっけ?みたいに、自分の技もけっこう読まれてきてるし、まあでもこうやってブロック分けてたくさんの選手とシングルであたることができたのは、今後の自分にとって凄いプラスになったと思うので」

――DDM(ドンナ・デルモンド)のメンバー全員が優勝戦線に残りましたが。

ジュリア「全員じゃないけど(笑)」

――約1名(ジュリア)を除き。

ジュリア「ねえ(笑)。まあ、さすがDDMじゃないですか」

――他のメンバーが上に行ったのは。

ジュリア「別に自分より上に行ったとも思ってないし。私が一番上とも思っていない。みんなそれぞれ自分の道を進めばいい」

――10.3横浜では第5のメンバーの投入を予告しましたが。

ジュリア「はい、ヒントは与えてあるので、みなさんはそこは楽しみに予想しておいてください」

第2試合:5★STAR GP公式リーグ戦<レッドスターズ>
○上谷沙弥=得点5点、2勝4敗1引き分け
(6分31秒、キー・クラッシャー→片エビ固め)
×スターライト・キッド=得点2点、1勝6敗

第1試合:5★STAR GP公式リーグ戦<レッドスターズ>
○朱里=得点8、4勝2敗(1不戦敗)
(9分20秒、バズソーキック→片エビ固め)
×舞華=得点8、4勝2敗

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