【新日本】棚橋が矢野の土俵上コーナーマットはがしにテーピング攻撃するも一瞬の隙をついて矢野が2連勝!矢野「手探り状態だけど勝った」9.24 G1 CLIMAX 30 Bブロック in 北海道

エースが曲者の土俵に乗った!

24日、新日本プロレスはG1 CLIMAX30 Bブロックを北海きたえーるで開催。這い上がるエースとリビングトラップ・矢野通が公式戦で5年ぶりにぶつかりあった。

レック Presents G1 CLIMAX 30
日時:2020年9月24日(木) 16:30開場 18:30開始
会場:北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
観衆:1,920人

試合開始前、執拗なレフェリーチェックに対して「登別の観光大使だぞ」と卑怯なことはするわけないとアピールする矢野。

試合開始と共に場外にでて「こっち」と自分の領域に誘い込む矢野通。しかしこれに棚橋は「こっち」とリング上でエアギターのポーズ。誘いにのらない棚橋に場外コールも数えられて矢野は戻るほかなし。

珍しく棚橋弘至が矢野のコーナーマット外しをマネしにかかるが、本家には叶わず。矢野の高速コーナーマット外しの方が早くコーナーマットをとった。そのコーナーマットを渡された棚橋はコーナーマットでエアギター

矢野にコーナーマットを返してエアギターをするかと思われたが「やるわけないだろー」と叩きつける

場外に棚橋を連れ出した矢野は花道の奥の奥まで連れ込み、場外カウントが戻れるかギリギリまで叩き合った上でダッシュ。膝に古傷をかかえる棚橋はこれを必死の形相のダッシュでなんとかリングイン。しかし息を切らせてリングインしたその隙に待ち構えていた矢野に丸め込まれる。

ドラゴンスクリューで場外に出た矢野に対して棚橋はプランチャ。しかしこれを矢野は張り手で応戦し得意の場外戦に持ち込む。

矢野が得意のテーピング攻撃をみまおうとすると怒った棚橋はそのテーピングをとりあげて矢野の目をテーピングで見えなくしてしまう。矢野はもうろうとしながらカウント19ギリギリでリングに戻る。

目の見えない矢野に攻撃を繰り広げる棚橋だったがレフェリーを掴んだ矢野はこれをかわし

レフェリーのブラインドをついて巧妙に金的蹴り

からの裏霞でG1CLIMAX2連勝を飾った。棚橋弘至は2連敗となった。

▼第3試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 30」Bブロック公式戦
✖棚橋弘至 vs 矢野通〇
(2敗=0点) (2勝=4点)
7分15秒  裏霞

<バックステージ>

矢野「(※テーピングで頭部をぐるぐる巻きにされ、目隠しされた状態のままスタッフに手を引かれながら戻ってくる)見えない! こっち? 先導して、誰か。(※コメントスペース内をふらふらさまよいながら)まさに、まさに……大丈夫? (こっちで)合ってるか? まさに手探り、手探りで。少しの光しか見えない。少しの光しか見えないけど、手探り状態。わからない。(控室は)どっちだ、お前ら? 声出さなきゃわかんないよ! 手探り状態だけど勝った! 勝ったのは私! (※控室の戻ろうとするが)こっちか? どっちだよ? どっち? 手を引っぱってくれないとわからない! こっち?(※スタッフに手を引かれて)こっち? どっち? こっち?(※と叫びながら控室へ向かう)」

棚橋「(※股間を押さえながら引き揚げてきて、苦しそうな声で)ああ、痛え……。ハア……。『G1』、19回目だよ。勝ち星、1点、2点の大切さ……。ああ……。まだまだ、こっから。俺はさ、ちょっくら、みんなに、してあげたいことがあるから」

(写真提供:新日本プロレス)

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