【九州プロレス】12.13 博多華味鳥杯1DAYタッグトーナメント「筋肉せいもん払い’20」全試合結果 玄海&真霜がトーナメントを制し、羆嵐は玄海のベルトへ挑戦表明 

12月13日(日)博多華味鳥杯1DAYタッグトーナメント「筋肉せいもん払い’20」
【会場】福岡市・アクロス福岡 イベントホール
    (YouTubeライブ配信)
【観衆】323名(アクロスキャパシティの半数制限)
    ※ライブ配信最大同時視聴者793名

①博多華味鳥杯1DAYタッグトーナメント一回戦 
 めんたい☆キッド & アレハンドロ ○
 (8分45秒 ESO ES TODO)藤田ミノル & 新井健一郎×

この大会は、FBS福岡放送・元木アナと
プロレスライターの鈴木健.txtさんの実況解説でyoutubeライブ配信。

一回戦は、一昨年のトーナメントのリベンジを果たすため参戦の
めんたい&アレハンドロの無重力ヒーローズと、
藤田&アラケンの「プロレス界一めんどくさいタッグ」の対戦!

藤田とアレハンドロの対戦でゴング。
開始早々、背後から荒井が襲いかかり二人がかりの波状攻撃。
スイッチしためんたいは新井をスピードで圧倒するが
背後から藤田が攻撃しペースを奪えず。
藤田&新井組は速いタッチワークで、巧みに体力を温存。

めんたい、ハンドスプリングエルボーで、ようやく逆襲。
スイッチしたアレハンドロはスピードで撹乱し新井にプランチャ。
めんたいと二人がかりで藤田をロープに飛ばすも、
絶妙に体をかわし、めんたいにアレハンドロとのツープラトン攻撃を!
さらに新井が背後からアレハンドロへ、急所攻撃からの丸め込みでカウント2。
レフェリーに抗議する藤田&新井。
めんたい&アレハンドロは、その背後で臨戦態勢。
ようやく振り向くと、Wのドロップキックで蹴散らす。


さらに、新井にツープラトン攻撃を仕掛けるも、うまくかわし、
アレハンドロへナックル連打。
新井がトップロープからダイビングニードロップを落とすと、
アレハンドロは寸前でかわし、起死回生のESO ES TODOでカウント3!

無重力ヒーローズが準決勝へ進出!

②博多華味鳥杯1DAYタッグトーナメント一回戦  
 桜島なおき & ばってん×ぶらぶら×
 (4分43秒 無道)玄海 & 真霜拳號○

昨年のトーナメント覇者である桜島が、
九州プロレス同期のばってんと九州版「同期の桜」結成。
対するは、最強九州男児・玄海と2AW最凶の真剣・真霜の
福岡&千葉・夢の武士道タッグ!

真霜と桜島の対戦でゴング。開始早々素速いグランドの展開。
気合のエルボー合戦からタックル合戦は真霜に凱歌。
玄海がジョンウーで桜島をコーナーに一気に戻すと、ばってんにスイッチ。
お笑いを捨て本気モードで玄海に打撃のラッシュ。しかし玄海動じず。
ばってんボンバーはかわされるも、延髄斬りでふらつかせる。
再度、ばってんボンバーを狙うが、ラリアットで返り討ちに。
玄海は強烈なフットスタンプ3連発からのペディグリーを狙うも桜島がカット。

フラフラのばってんに、真霜の強烈な蹴り。またも桜島がカット。
桜島は玄海にドラゴンスクリュー。真霜に得意のドロップキック!
ジャーマンを阻止されると、玄海のラリアットで場外へ。

リング上に残ったのは、ばってんと真霜。
真霜はばってんの延髄斬りをかわすと、後頭部に強烈な蹴り一発。
朦朧とするばってんに、無道を決め、ばってん堪らずギブアップ。

玄海&真霜が準決勝へ進出!

③博多華味鳥杯1DAYタッグトーナメント準決勝 
○めんたい☆キッド & アレハンドロ
 (11分29秒 逆さ押さえ込み)堀口元気× & 横須賀ススム

ドラゴンゲート闘龍門世代のベテラン二人が、
現・九州タッグ王者としてトーナメントに堂々参戦!
対するは、闘龍門時代の後輩・めんたいとアレハンドロの対戦。

めんたいと堀口の先発でゴング。スピーディなリストの取り合い。
替わった横須賀は、後輩のめんたいとは握手をかわすも、
アレハンドロには拒否しヘッドロック。
アレハンドロはルチャの動きで横須賀を翻弄しアピールするが、
堀口のドロップキックで動きを止められる。
さらに堀口&横須賀は、アレハンドロに、会場全体を使った
強烈なゴムパッチン攻撃2連発!さらに素速いタッチワークで集中攻撃。
アレハンドロ、ロンリーバトルが続く。


 
アレハンドロ、「HAGE~!」と叫び堀口の顔面にドロップキック。
ようやくめんたいにタッチ。横須賀にバックスプリングエルボーから
092(619)を顔面に炸裂。
横須賀、カナディアンバックブリーカーからのDDT。
めんたいはファルコンアローと一進一退。

無重力ヒーローズは横須賀へ連携串刺し攻撃を狙うが、
ジャンボの勝ちで、次々となぎ倒される。
さらにアレハンドロへ、堀口の串刺しエルボー&横須賀のジャンボの勝ち。
横須賀の雪崩式エクスプロイダーから堀口のスイングDDT。
アレハンドロ粘りのキックアウト。
横須賀、さらにジャンボの勝ちを打ち込むも、めんたいがカット。

「九州男児の俺が決めるぞ!」と堀口がアピールするも、
逆にアレハンドロがブレーンバスターで切り返し、めんたいにタッチ。
めんたい、堀口にスリングブレイド。堀口はバックスライドフロムヘル!
堀口がめんたいを捕らえ、横須賀がジャンボの勝ちを叩き込むと、
寸前でかわし同士討ちに。
堀口の二度目のバックスライドフロムヘルを読んでいためんたいは、
逆さ抑え込みに切り返し、闘龍門時代の先輩・堀口から初勝利!
現・タッグ王者を破る波乱の準決勝となった。

めんたい&アレハンドロが決勝戦進出!

④博多華味鳥杯1DAYタッグトーナメント準決勝 
○玄海 & 真霜拳號 
 (12分9秒 片エビ固め)阿蘇山 & 佐々木日田丸×
※ペディグリー

玄海&真霜の最強武士道の相手は、
2017年度トーナメント覇者であり、第2代・タッグ王者の
阿蘇山&日田丸との同門対決!

玄海と阿蘇山のオーソドックスな腕の取り合いでゴング。
グランドからの地響きのする肉弾戦!
真霜と日田丸は約10年ぶりの対峙。総合スタイル同士らしく、
スピーディなグランドの展開。
玄海と日田丸は同門対決でありながら非情な攻撃を。

5分経過。日田丸と真霜のエルボー、キックの撃ち合い。
日田丸レッグラリアート。
阿蘇山は、玄海と真霜を千切っては投げ、千切っては投げ。
真霜にミサイルキックからの万トーンでカウント2。
さらにスモーピオンデスロック!
日田丸は、真霜に顔面ウォッシュの2連発!PKはカウント2。
玄海に打撃ラッシュから天領はカウント2。

日田丸式パイルドライバーを玄海が阻止すると、
日田丸を力づくでコーナーに投げつける非情な攻撃。
阿蘇山にはフランケンシュタイナー。

10分経過。日田丸、玄界灘を切り返すと天領をキャッチし押しつぶす。
さらに、超人拳炸裂。二発目は日田丸の天領で迎撃される。
玄海、ラリアットでなぎ倒すが粘る日田丸、カウント2。
ならばと玄海は、えぐい角度のペディグリーを決めカウント3。

玄海&真霜が決勝戦進出!

⑤スペシャルシングルマッチ ~獣道~
<30分1本勝負> 
×野崎広大(10分19秒 片エビ固め)羆嵐 ○
※ダイビングセントーン

タッグのエントリーを辞退した九州の怪物・野崎の
切望である羆嵐との猛獣vs野獣のシングルマッチが実現!!
羆嵐は九州プロレス初上陸!

開始早々、重量級の互角のぶつかり合い。
タックル合戦は野崎に凱歌。パワーで締め上げる。
羆嵐、135kgの野崎を軽々とボディプレスからセントーン。
ロープ際で全体重を乗せ踏みつける。

5分経過。羆嵐のセカンドロープからのセントーンは、
野崎なんとかかわし、強引なブレーンバスターでリングを揺らす。
串刺しラリアットから強引な無双。羆嵐はフライングボディアタック。
野崎は払腰、さらにセカンドロープからのギロチンドロップはカウント2。
水平に決めたた砲弾スピアーはカウント2。
ラリアットの撃ち合いは野崎に凱歌。
しかし、羆嵐も強烈なラリアットからバックフリップはカウント2。
ならばとトップロープからの宇宙一のダイビングセントーン炸裂!
野崎は返せずカウント3。

羆嵐マイク
「初めまして。Enfants Terriblesの羆嵐です。
 九州プロレス初参戦させてもらってよ、
 九州プロレスの怪物倒したよな!
 次はよ、九州プロレス最強の漢とよ、勝負がしてえなあオイ!
 九州プロレスいい返事を待ってるぜ!」

⑥博多華味鳥杯1DAYタッグトーナメント決勝戦 
めんたい☆キッド & アレハンドロ×
(12分6秒 体固め) ○玄海 & 真霜拳號
  ※玄界灘

今年で13回目となる博多華味鳥杯1DAYタッグトーナメント!
決勝戦は、大方の予想通り、玄海&真霜の最凶武士道と、
現・タッグ王者組を破っためんたい&アレハンドロ。

ゴングを前に、無重力ヒーローズが奇襲を仕掛ける。
ドロップキックで場外に蹴散らすと、めんたい、アレハンドロ、
それぞれ場外へノータッチのトペコンヒーロー炸裂。
しかし、この勝負をかけた奇襲攻撃が仇となり、
めんたいにアクシデントで戦線離脱。バックステージへ。

リング上はアレハンドロと真霜。力の差は歴然。
アレハンドロはタッチを求めるも、コーナーにめんたいはいない。
1vs2のハンディキャップマッチの様相へ。

真霜のPKはカウント2。玄海は軽々と投げっぱなしジャーマン。
序盤から大ピンチのアレハンドロ。速いタッチワークで集中攻撃。
アレハンドロのボデイプレスは玄海がキャッチし叩きつけ、
真霜はえげつないキャメルクラッチでスタミナを奪う。
孤軍奮闘のアレハンドロ、旋回式DDTで起死回生。
トップロープに登るが、玄海の雪崩式フロントスープレックス。
さらにダイビングエルボーはキックアウト。

真霜へミサイルキックを放つも冷静にかわされるが、
ロープに飛び乗りドロップキック。
アレハンドロ、何度も起死回生を狙うが続かない。
めんたいが帰ってくることを信じ、真霜の強烈なバックドロップ、
玄海のラリアット、ペディグリーも意地でキックアウト。
しかし、玄海の対空時間の長い、完璧な玄界灘は返すことができず。
アレハンドロは、MVP級の頑張りで闘い抜いたが、
遂に無念の3カウントを聞いた。

博多華味鳥杯1DAYタッグトーナメントを制した玄海&真霜は、
アレハンドロの大健闘を称えた。

玄海
「めんたい☆キッドはどうした?
 俺たちあと何試合できるんだ?誰でもいいぞ!
 アレハンドロはよくやった!
 あんな小さい身体でよ、最後まで怯まずよ、
 本当によくやったと思う!
 やっぱり実力は、俺と真霜だ!二冠王になる日も近いな!
 それとよ、オイお前、なんか言ってたな!
 (観戦していた羆嵐へ)自己紹介させてもらうぞ!
 俺がここで一番強い漢・玄海じゃ!」

ここで羆嵐がリングへ

羆嵐
「お前か、一番強いのは?俺と勝負しろ!」


 
玄海
「断る理由ねえな!若い熊だな!
 しっかり、冬眠の手伝いさせてもらうぞ!」

そして一月大会はシングルもタッグも
タイトルマッチをやれる状況としつつ、
真霜とのタッグも玄武會別ユニットとして
継続する意思を表明した。

玄海
「来年もますます爆進して、コロナなんか屁でもねえぞ!
 拳一つで打ち砕いてやる!一緒に乗り越えようぜ!」

最後に「九州を元気にするバイ!」で
2020年最後の大会を締めくくった。

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