【新日本】1回戦で敗退したオカダ「あんなこと言っといてね。ああ、ダセぇ! クソダセぇよ、オカダ・カズチカ!」<3.6大田区大会>試合後バックステージコメント全文掲載

新日本プロレスは3月6日(土)、東京・大田区総合体育館で『NEW JAPAN CUP 2021』第3戦を開催した。

『NEW JAPAN CUP 2021』公式戦1回戦として3試合が行われた。

メインでは激闘の末に優勝候補のオカダが鷹木に敗れる波乱があり、KENTAも因縁のジュースとの対決を制し、また本間が鈴木相手に健闘を見せるも敗退した。

全試合後バックステージコメントを掲載。

『NEW JAPAN CUP 2021』
日時:2021年3月6日(土) 16:00開場 17:00開始
会場:東京・大田区総合体育館
観衆:1,410人

▼第1試合 20分1本勝負
上村 優也×
デビッド・フィンレー
トーア・ヘナーレ
vs
石森 太二〇
チェーズ・オーエンズ
ジェイ・ホワイト
9分38秒  ブラディークロス→片エビ固め

▼試合後バックステージコメント

ジェイ「よう、アーロン! あ、トーア・ヘナーレか。悪い悪い。ヘナーレになる前からお前のことを知ってるから、いまだに癖でアーロンって呼んじゃうんだよな。こないだのコメントを訂正させてもらいたい。ヘナーレの価値はこのインタビューバック以下だ。このインタビューバックにはZIMA、吉野家、ONODA CLINICといった素晴らしいスポンサーのロゴがある。だけど、ヘナーレにはスポンサーのひとつも付いていない。だから、お前よりインタビューバックのほうが十分に価値がある。

ヘナーレ、お前は強いよ。俺はお前を認めてる。だけど、お前が俺に勝てないのは周知の事実だろ。お前は俺にとってはあくまでも遊び相手の1人だ。俺はこの“NEW Jay-PAN CUP”を制覇し“REAL”優勝者になって、IWGP世界ヘビー級王座を手にし、スガバヤシに直々にベルトの分裂を提案する。そして俺の名前は永遠にインターコンチネンタルとIWGPヘビーのベルトに刻まれる。アーロン、最初の踏み台になってもらうぞ」


 
オーエンズ「フィンレー、1対1で闘う覚悟はできてるのか。お前が史上最高のテキサスヘビー級王者のこの俺とシングルで向かい合うまであと4日だ。あぁそうだ、フォン・エリック・ファミリーとザ・ファンクスでもこの俺には敵わない。3月10日、お前を倒し、2回戦出場を決めてやる。お前に勝てるチャンスは1ミリもない」


 
石森「上村の坊っちゃん! 見たよ、コメント。今年の『BEST OF THE SUPER Jr.』では去年とは違う形で、違う立場で出場するんだって? この1年での進歩を楽しみに見てるよ。坊っちゃんが狙ってるように、いやそれ以上に、このアラフォーの先輩も狙ってるからよ。まだまだ譲る気はぜんぜんないぜ」


 
フィンレー「この前哨戦、チェーズのチームばかりが勝ってる。負けるのは悔しいが、あくまで前哨戦だ。大事なのは本番の『NEW JAPAN CUP』1回戦だ。俺は去年あいつから勝ってるし、もう1回あいつに勝てる確信がある。勝った暁にはあいつのテキサスヘビー級ベルトも奪ってやろうかな。といっても、ベルトは巻かないで家のクローゼットの中にしまっておくけど。俺とチェーズの間には新日本に来る前から長い歴史がある。互いのことをよく知ってる。チェーズは毎年見違えるように強くなってるが、俺だってそうだ。このシングルでいまどちらがより強いのか、ハッキリさせよう。もちろん俺に決まってるけどな!」


 
ヘナーレ「ジェイはマインドコントロールを使って俺の弱みを握ろうとしている。このあいだのコメントで俺をどうでもいい存在だと繰り返し言っていたが、もう何年もいろんな人からそう呼ばれてきたから、いちいち気にもならなくなった。学生時代も家が貧乏だったから見下されてきたし、みんなから新日本プロレスの選手になれるわけがないと言われてきた。でも、いま俺はこうして『NEW JAPAN CUP』1回戦でジェイと向かい合うまでになった。このビッグチャンスをなんとしてでもモノにしたい。ジェイ、お前も根っこは俺と同じ”キウイ”(※ニュージーランド人の愛称)だ。

お前は俺が目標とする石井と鷹木からもシングルで勝ってる。お前は若くして、もうすでに素晴らしいキャリアを築いてきた。正直、いまのお前のポジションに自分が立てていたらと思わずにはいられない。新日本のリングに上がって5年目、ついにこの『NEW JAPAN CUP』で俺は大きく飛躍する! ジェイ、お前の手には乗らない。去年出場できなかったぶん、もう爆発寸前だ! (3.10)京都で必ずお前を倒してやる! いや、倒さないといけない! お前から勝つことがいまの俺のすべてだ!」


 
上村「今日も勝てなかったですけど、こうやって初めて当たる選手、まだまだ当たってない選手もいると思うんですけど、まだまだやりたい選手がいっぱい出てきました。もちろん石森さん、それ以外にも、今日やった中にもシングルマッチをやりたい相手はいっぱいいます。もっと力つけてその人たちと当たりたいと思います。ありがとうございました」

▼第2試合 20分1本勝負
BUSHI×
SANADA
内藤 哲也
vs
ジェフ・コブ〇
ウィル・オスプレイ
グレート-O-カーン
10分55秒  ツアー・オブ・ジ・アイランド→片エビ固め

▼試合後バックステージコメント

オスプレイ「よし、これでまたUNITED EMPIREに1勝。こんな試合に出るなら休みのほうがマシだった。なんでいまこのタイミングでL・I・Jとやらされるんだ。もうオーカーンが内藤を片付けてくれたし、俺はSANADAとBUSHIからシングルで勝ってるだろ。だから、今日この試合を組んだ意図がわからない。でも、今日もまたUNITED EMPIREの力を見せてやったぞ。な、ビー?」

ビー・プレストリー「てか、新日本とは関係ないんだけど、林下詩美、アンタはショッパイ。デモ、渡辺桃ハ、イチバンショッパイ、ネ?」

オスプレイ「L・I・Jも忘れないでくれ。あいつらもショッパイぞ」プレストリー「ナイトー、SANADA、BUSHI…ショッパイ! ショッパイ! ショッパイ!」

オスプレイ「ショッパイってのは、つまらないってことだ!」


 
オーカーン「前にも言ったが、いま、新日本に愚民が押し寄せて来ないのは、飯伏と内藤のせいだ。決してコロナや“2冠問題”のせいではない。いいか? 余は別にプロレスなんぞ好きじゃないから、IWGPだ、インターコンチネだ、そんな違いはぜんぜんわからん。だが、理解してるのは、ベルトっちゅうのは、しょせん“強い者をわかりやすく示すアクセサリー”だ。

だから、大事なのは、“チャンピオンの言うことは絶対である”ということだ。いいか? 勝者が歴史を作るんだ。それ以外は、負け犬の遠吠え、部外者のクレームだ。そこがブレたらベルトの価値がないだろ! なんのために命を削って闘ってるんだ!? チャンピオンベルトを巻いて、リングに立つためだろ!? あぁ!? なんのために命削ってんだよ!? 価値がねぇアクセサリーを求めるためか!? 違うだろ。だからな、いま揺れ動いてんのはベルトの問題じゃない。

それを持ってる飯伏幸太に、魅力や価値がないからだ。果ては、その環境を作り出した内藤だ。内藤はすでに処した。ならば次はどうする? 正直言って、この“2冠問題”にウダウダウダウダ女の腐ったような文句をつけてきてるヤツに挑む資格はねぇ。余は飯伏の意見に賛成だ。だがヤツには! 批判も含めて荷が重いだろう。余が奪ってやる」
 
※コブはコメントスペースに現れるが、何も言葉を発せずに立ち去った。

 
 
内藤「(3.4)日本武道館大会の試合後、『弱い。弱すぎる。これじゃあヤングライオンに勝ったのと変わらねぇじゃねぇか』って、オーカーンが言ってたよ。首を押さえながら、そして息を切らしながら、オーカーンは言ってたよ。よっぽど首が痛かったんだね。

そして、よっぽど体力が限界だったのかな!? とはいっても…とはいっても、勝ったのはオーカーン。そして負けたのは、俺。別に言い訳するつもりはまったくないよ。さあオーカーン、せっかく俺に勝ったんだ。この先もどんどん勝ち進んでくれよ。オーカーンが勝ち進む、その姿をじっくり見て、楽しませていただくぜ。カブロン!」


 
※SANADA&BUSHIはノーコメント

■次ページに続く

<写真提供:新日本プロレス>

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