【プロレスリングWAVE 桜花由美・水波綾・夏すみれインタビュー②】10周年記念大会は『聖地』大田区!そして話題の豆腐プロレスについて「見せ方が勉強になる!」
-大田区総合体育館のWAVE10周年大会に向けての意気込みは、他の大会とは違いますか?
桜花:私、大田区で試合したことないんです。GAMIさんが、大田区はプロレスの「聖地」だって言ってました。新日本プロレスの旗揚げ戦も大田区体育館なんですよね。それで大興奮したんだけど、実感がわかないんです。行ってみたらとても綺麗で、こんなところで試合できるんだなあって思いました。
-水波さんは行ったことはありますか?
水波:長与さんが大田区で「That’s 女子プロレス」(2014年3月22日)を開催した時に、自分はそこに出る予定だったんですが、膝のケガで欠場してしまい、観客席から見ていました。こんな広いところでできたらいいなあと思っていました。
-これだけ大きな舞台だと、楽しみですね。
夏:あんまり現実味がないですね……。長与さんの大会の時にお手伝いで会場にはいたんですが、その時はウォーターサーバーを設置していました。
ゲストの皆さんや、お客さん用のウォーターサーバーを設置を必死にしていたので、ここで試合をやるとか全く想像していなかったんです。
-水波さんは大田区体育館での初試合ですが、主役は桜花さんに渡さず、大田区ではメインを張るつもりでいきますか。
水波:「私が」というより、「私たちが」という意識です。飛び抜けるのもいいとは思うんですが、一人でやることには限界があるので、全体で盛り上げないといけません。
-10周年に対する使命感が違いますね。普通は自分が自分がって、なる人が多いと思いますが。
桜花:私はそれなんですけど(笑)
水波:みんなで行った方がいけるんじゃないかって思います。そこが私のダメなところかもしれないけど。
桜花:ソールドアウトにしたいですね。入れない人のために、外にモニターも出せたらいいですね。まだ時間があるので、いろいろ考えます。
10th anniversary『CARNIVAL WAVE~NEVER ENDING 大田区 STORY~』についてはこちら
-そういえばAKBの人たちが出ている「豆腐プロレス」って見てますか?
桜花:見てます!
水波:見ました。
桜花:見せ方が勉強になりますね。プロレス自体がうまいというより、表情や見せ方が参考になります。「こういう顔をしたらいいのね」って。
-桜花さんの理想は、宝塚歌劇団のように歌って踊れるレスラーですよね。
桜花:お客さんがひきつけられる見せ方が大事です。
-水波さんはどう思いましたか?
水波:私は逆に、「こう見られてるんだな」と思いました。タッグマッチで(ハリウッド)JURINAが怪我をして、パートナーがチェンジしてくれないシーン。ドラマを作っている人は、チェンジひとつに対してストーリーを見ているんだなと気づきました。その視線がすごく新鮮でした。自分たちは普段からやっていることで、パートナーが怪我していても「やれよ」ってチェンジしちゃうほうなので(笑)
-夏さんはいかがですか?
夏:……これから見て勉強しようかと(笑)
桜花:それにしてもリングネームのつけ方が(笑)
水波:ユンボ(爆笑)
桜花:なんでそんなダサい名前つけてんのって(笑)
-工事現場同盟ですから。ダンプ松本的な(笑)
桜花:きっとこれ昭和なんだろうなって。
-演出が秋元康さんですよね。
桜花:キューティー鈴木さんや、尾崎魔弓さんの名前をつけたのも秋元さんでしたね。
夏:あ、ジャパン女子ですね。
桜花:ダイナマイト・関西さんも「ミス・A」とか(笑)、変わった名前を付けられる。キューティーさんと尾崎さんくらいじゃないですか、いい名前を付けられたの(笑)
-半年間の放送なので、プロレス業界も盛り上がりそうです。
水波:これを機会にプロレスも見てほしいですね。
桜花:あのコスチュームを見て、レオタード的な衣装で肌色が入っていても、実は露出していないとか、「こういうのもアリね」と勉強になります。
-女子プロレス全体としては歓迎ムードですね。
桜花:最近のドラマのプロデューサーさんは、小さい頃にプロレスを見ていた人が多いみたいで、ドラマの中でプロレスラーやプロレス技が出てくることが多いんです。ファンの人が出世して、プロレスを扱えるようになったんだね、と思いました。あと、バラエティにも出るようになりましたね。
-水波さんは先日テレビに出演されてましたよね。
水波:出ましたが自分やWAVEの名前が出るようになれば、もっと嬉しいですね。
桜花:メディア出演をきっかけにプロレスを見に来てほしいです!
プロレスリングWAVEは8月12日の10周年記念の大田区総合体育館大会の成功を選手全員の目標に突き進んでいる。
コミカル&セクシーをテーマに8月までどの様な話題を提供してくれるのか!
(撮影:二瓶隆弘)