【アイスリボン】5.1 蕨「アイスリボン1113」ドリュー・パーカーがハードコアマッチへの批判に傷つくすずを励ますスワントーンボム!藤田あかねもハードコアマッチを要求

「アイスリボン1113」
2021年5月1日(土)アイスリボン道場
14時00分開始/13時35分開場
観衆:45人

◆エキシビションマッチ3分間
星いぶき (1-0) ぶどう(練習生)

2週間ぶりのぶどうのエキシビションマッチの対戦相手はいぶき。ロックアップから先にいぶきの腕を取り絞り上げたぶどうだが、切り返され、いぶきの変形サーフボードに苦しむ。しかし、カニばさみでいぶきをロープに追い込んだぶどうははりつけドロップキックをヒットさせると最初のカバーに入る。いぶきが返すとスタンディングで向かい合いエルボーを連発するぶどうに、胸を張って受けて立ったいぶきが反撃のチョップを狙うが、これはぶどうが前傾姿勢でよけると逆にエルボーを打ち込んでいく。いぶきの2発目のチョップもかわしたぶどうだが、ロープに飛んでのドロップキックを払い落とされ、逆エビ固めに決められてしまう。強烈な反りで絞め上げられ、ぶどうがタップ。

1ポイント奪われてしまう。いぶきに担ぎ上げられるも、これを後方回転のエビ固めで切り返したぶどうはドロップキックの3連発から抑え込みを連発するが、いずれもいぶきにキックアウトされる。最後もぶどうがスクールボーイを決めたところで3分終了となった。

◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
〇星いぶき (5分09秒 グッド・いぶニング) Yappy×

エキシに続き第1試合に出場のいぶき。開始早々、Yappyをコーナーに追い込み、さらにロープ越しで攻めに出たが、これを逃れたYappyはいぶきをコーナーに詰めてのビッグアスで反撃。いぶきも逆水平チョップでYappyを攻めに行くが、いぶきのクロスボディをキャッチしたYappyは再度、いぶきをコーナーに追い込んでのボディアタック、倒れたところにヒップドロップの連打に出る。いぶきは河津落としからグランドに持ち込むが、パワーで勝るYappyはファイアーマンキャリーで持ち上げると前方に叩き落しギロチンドロップ、そしてアックスボンバーで追い込む。

しかし倒れたいぶきは飛び込んでくるYappyの股間をすり抜けると、グッド・いぶニングで逆転のカウント3を奪った。

試合後、Yappyは「1年ぐらい前、自分のシングル初勝利はいぶきさんとの試合でしたね。だから今日は自信があったけど、いぶきさんもっと強くなったね。ビックリしました。Yappyも強くなるかな。頑張ります。」と語り、いぶきは「Yappyさんにシングルで負けた時はめちゃくちゃ悔しくて、今思い出したら涙が出て来ちゃった…(と涙ぐむ)。人生では先輩なんですけど、プロレスで言ったら後輩のYappyさんに負けたことがめちゃくちゃ悔しくて、でも今日やり返せたので、すごくHappyな気持ちです。そして自分もトライアングルリボンに入ってます。2人でなんかやり合ってるけど、自分だって眼中に入れてくださいよ。テクラはココイチ、松屋うのは松屋。自分は北海道だから丸大ハム。だからココイチ対松屋対丸大ハムでいくので、応援よろしくお願いします。」と語った。

◆第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
〇松屋うの (7分43秒 ギブアップ) テクラ×
※松屋スペシャル

5月3日横浜リボンでのトライアングルリボン王座戦の前哨戦シングルマッチ。Twitterでうのとのタイトル戦に敗れたらリングネームをココイチに変えると公言したテクラは、ココイチのロゴが入ったTシャツで入場すると、後から入場してきたうのを急襲し脱いだTシャツで首を絞める。これをしのいだうのは早くもテクラをグランドに引き込むが、これを逃れたテクラはストンピング、エルボースマッシュを連発。うのもカウンターのドロップキック、テクラの蹴り足をキャッチしての裏アキレス腱固め、膝十字固め、ロープに逃れたテクラにスピアーの2連発と一歩も退かない。

最後はうのがかつドンからの松屋スペシャルで勝利したが、試合後、テクラは「ヤバい~。ヤバい、ヤバい、ヤバい。もし月曜日に負けたら名前をココイチテクラにする。本当です、マジ、マジ。カレーが大好きなのは本当だけど、名前は絶対変えたくない。ダサすぎる。もし月曜日にココイチテクラになったら松屋うのと同じぐらいダサくなる。絶対負けられない。うの、クリーンファイトね(うのに「お前がだよ」と突っ込まれる)。」とうのをディスりながら必勝宣言。

これに対してうのは「テクラがココイチテクラになるとか言ってるんですけど、それほどココイチに愛を感じないですよね。テクラさん、本当にココイチ大好きなんですかね。そこに愛はあるんか?毎日ココイチに行ってカレーを食べてください。私は毎日牛飯を食べてますから。それくらいやって欲しいですね。そういう中途半端な気持ちでチェーン店の名前を名乗るなんて、失礼だと思いますよ。頭にきてます。やるんなら、とことんココイチテクラになりやがれ!」と、テクラに怒りをぶちまけると、リングを降り、控室へ戻ってしまった。

◆第3試合 タッグマッチ15分1本勝負
△藤本つかさ&雪妃真矢 (時間切れ引き分け) 春輝つくし&宮城もち△

5月16日仙台リボンでのシングル戦が決定している藤本ともちの前哨戦。藤本のパートナーは雪妃。この2人のタッグは昨年7月25日後楽園ホール大会での藤本のバースデースペシャルマッチ以来(=対戦相手は中島安里紗&つくし)、9ヵ月半ぶり。藤本とつくしは4月24日後楽園ホール大会でのICE×∞戦の熱そのままの攻防をみせ、雪妃もフォローしつつ、つくし、もち相手に真っ向勝負。そして中でも激しい攻防戦をみせたのが藤本ともち。藤本がサッカーキック、PKはもちろん、ダイビングローリング・ネックブリーカーを繰り出せば、もちは藤本、雪妃をまとめてドラゴンスクリューに決め、さらに藤本のビーナスシュートを切り返してのずんだ餅クラッチ、藤本に掟破りの極楽固めを決めていく。最後はもちがもっちりバディシザース2連発から藤本をメタボリックサンドの体勢に持ち上げたところでタイムアップとなったが、後半のもちの畳みかけに、もちの勢いが感じられた一戦だった。

試合後、もちが「今日はつっかさんが対角にいました。利府リボンが終わってベルト防衛して、どんなもんかなと様子を伺ったんですが、やっぱりつっかさん、ちょっと燃え尽き症候群になってますよね。戦ってみてそう思いました。アップデートしてる模様ですが、つっかさんのアップデートより、早いスピードで宮城もちというソフトウエアを更新してますので、仙台リボンでそのアップデート止めちゃいますよ。前哨戦、横浜でも組まれてますよね。なので、どういう展開になっていくのか楽しみです。」と語ると、藤本は「もちに、燃え尽き症候群ですかって言われたんですけど、その話は後楽園ホールで終わっていて、まだその話してるのかという感じです。なんだろうな…まあ3日(もちと)対戦なので、今日は決めきれなかった分、きっちり3つ獲りたいと思います。」とやや苛立った様子でもちの言葉に返した。またつくしは「もちさんとは組むより戦う方が多かったんですけど、久しぶりにタッグを組んで楽しかったです。GWつくしは5連戦。怪我のないように頑張ります。」と語り、雪妃は「今日は藤本さんと久しぶりに組ませて頂いて、対戦する方が多かったので、誰がパートナーなのか分かんなかったんですけど、それでも試合を決めきれなかったのがとっても悔しいですし、見ての通り私タッグのベルトを失いました。ICE×∞に挑戦したけどダメで、持ってたはずのインターナショナルリボンタッグを失って、次、狙うもの決めないといけないなと思ってます。GWを通してやっていく中で、私の次なる目標を確定したいと思ってますので、楽しみにしていてください。」と語った。

◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
世羅りさ&〇ドリュー・パーカー (10分20秒 体固め) 藤田あかね&鈴季すず×
※スワントーンボム

大日本プロレス所属のドリュー・パーカーがアイスリボン初参戦。世羅とのタッグでデスマッチ、ハードコア志向の強いあかね、すずとの一戦に臨んだ。試合前、なぜかすずとの握手を拒否したドリューは、先発に出るも、相手コーナーからすずが出ると、世羅にタッチを求めるなど、開始後もすずをすかす。これが逆にすずに火をつけた。先発にはあかねが出たが、すぐに交代したすずはコーナーにドリューを投げ串刺しタックルで先制攻撃に出る。ドリューのジャンピングダブルニーで応戦し世羅に交代。世羅はリバースカンパーナからジャイアントスイングを狙うが、ジャイアントスイングNGを公言しているすずはその場で直角土下座で世羅に「やめてくれ!」と嘆願。さすがにここはすずの願いを聞いた世羅に、すずはカウンターのスピアーで逆襲する。代わったあかねに背後からドリューがエルボーを放つと、世羅に高速英語でダブル攻撃の指示を出すが、まったく聞き取れない世羅は思わずドリューをロープに振ると、あかねとのダブルエルボーを打ち込んでいく。世羅と代わったドリューがあかねに蹴りを放つが、これをしのいだあかねは変形バックフリップでドリューを叩きつける。代わったすずがドリューをロープに詰めてのはりつけニー、ドロップキックの連打、ミサイルキック、竜巻旋風脚から投げ捨てジャーマンを決める。ここでリング下の世羅がドリューにパイプ椅子を渡そうとするが、これはレフェリーが止める。すると、すずが別のパイプ椅子を手にドリューに振り落とすが、これをキャッチしたドリューがその椅子ですずに攻撃を仕掛けようとする。しかし、これもレフェリーが制止。レフェリーとドリューがもみ合う隙にすずがドリューの股間に蹴りを放ちスクールボーイへ。ドリューがキックアウトすると、すずはカニカニクリップ、さらにグラン・マエストロ・デ・テキーラを決めるが、いずれもドリューがキックアウト。逆にカウンターの蹴りを決めたドリューが旋回式のブレーンバスター、ストマックニーからフォールに入るが、これはすずがキックアウト。コーナーに上がるドリュー。追いついたすずがコーナーに上がりヘッドバットから雪崩式ブレーンバスターを狙う。これをこらえたドリューはヘッドバットを決めてコーナーを降りると、すずを抱えて高くジャンプしてのランニング・ライガーボム。なんとかカウント2で返したすずだが、続くドリューのスワントーンボムにフォール負けを喫した。

試合後、ドリューは「すずちゃん、ホールでの竹田さんとの試合、すごい頑張ったでしょ?すごい頑張ったけど、次はもっともっと大変だと思います。葛西さんでしょ?すず。でも今日は勝ってないけど、今日のファイトぶりで試合すれば大丈夫だと思いますよ。」とすずにエール。

すずは「ドリューさん、今日は参戦してくださってありがとうございました。試合してくださってありがとうございました。(涙を浮かべながら)あんまり泣きたくないんですけど、ちょっと…この間後楽園で竹田さんと七番勝負3戦目やらせてもらって、賛否両論、もちろん良いお言葉も悪いお言葉もいっぱいありました。だけど、自分は自分のやっているこの七番勝負に誇りを持っているし、自分が届けていること、自分がやっていることは間違ってないって自信を持って言えます。イジメでもないし、DVでもない。今はボコボコにやられる鈴季すずしかまだみなさんにお届け出来ていない。今日だって負けて泣いている鈴季すずしか届けられてないけど、アイスリボンのリングでこういうことを、デスマッチを、ハードコアをやって欲しくないっていう言葉もあって、このまま七番勝負を続けていいのかとか、お客さんは本当に望んでいるのかとか、そうやって悲しい気持ちになることもありましたけど、鈴季すずはこういう時こそ輝ける人だって自分で信じてるので、今日ここでこうやって試合が出来て、励まされました。七番勝負駆け抜けて、絶対に勝って、涙を流すすずをみなさんにお届けするので、それまで応援してください。」と語った。

また藤本が補足として「ドリューが私宛にメッセージをくれて、すずがプチ炎上している時に、竹田戦をニコプロで課金して見ましたよって。彼なりのエールをすずに送りたかったのかなと思って、今日オファーをさせて頂きました。またすずと、よかったら対戦してください。松本都とばかり試合していて大変と言ってたので、これからアイスリボンもよろしくお願いします。」とドリューの参戦した経緯を明かした。

そして、あかねは「いや~、いてぇですね。久しぶりに男子と試合をしました。久しぶりにやってみて、力も強いし、痛いし、でも、自分はそれがやりたかったんだなと、今日改めて思いました。今すずが男子と七番勝負をやっていて、ハードコアで自分のやりたいことを今すずがやっていて、正直すごく羨ましいなって思うこともあったんですけど、こうやってすずも悩んでいて、だから、楽しいだけじゃないいんだろうけど、それでもわしもやりたいから、今はすずの七番勝負を応援して、全然力になれないかもしれんけど、サポートして、七番勝負が終わったら、ドリュ-、ハードコア、デスマッチ、やってください。

(ドリューに握手を求める。ドリューが驚いた表情で「マジ?」と尋ねるが、あかねの表情を見て「いいよ」とガッチリ握手)ありがとう。(世羅の方を見て)そしてジャン(=世羅)。二度も(ナックルで)ぶったね。さすがにお父さんにもグーで殴られたことはないんよ。二度もやったね。前回と今回。でも、やっぱり当たってみて思ったのは、ジャンといると楽しいなと。色々あったけど、3日は仲良くタッグ組みましょう。」と語り、世羅は「人をグーで殴ることに慣れて来てしまっている自分がいます。次は、3日から始まる横浜プロレス祭りでは、チームしまなみ、そして、獅子舞ポテト。すごく私の中の好きなタッグチームとして舞台に立てるので、とてもとても楽しみにしております。チームしまなみ、頑張ろう!」と語った。

【エンディング】


座談会終了後、4月24日生まれのいぶきと4月30日生まれのテクラの誕生日を選手が祝福。いぶきは18歳になった抱負を「今年最後の高校生活なので、学校にベルトを持って行って、登下校したいなと思ってます。」と語った後、うのがココイチカレー(なぜかカツカレー)にロウソクを立てて、テクラにプレゼント。「テクラ、誕生日おめでとう。あなたはトライアングルリボンチャンピオンシップに負けて、ココイチテクラになる。もうそれを着ている時点であなたは負けてる。ベルトが獲れなかった悲しいお誕生日おめでとう。」と言いながら、カレーをテクラに渡したうのはテクラに食べるように促す。受け取ったテクラは苦笑いを浮かべながら、リング上でカレーを食すと「おいしい!おいしい!」と言いながらうのに近づく。うのに「食べる?」と迫るが、うのがこれを拒否すると、うのが着ているうのTシャツを引き上げると、カレーのついた口をゴシゴシと拭いてニヤリ。これに怒ったうのを蹴散らして、先にリングを降りたテクラだが、うのの怒りは収まらない。すぐにテクラを追いかけ、2人はもみ合いながら花道奥に消えていった。

(写真提供:アイスリボン)

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