【新日本】デスペラードがYOHとの激闘を制しIWGPジュニア初防衛に成功!試合後、石森が挑戦表明!!<6.7大阪城大会>

▼試合後バックステージコメント

デスペラード「(※コメントスペースに入ってきながら)痛え……。頭も痛い、ヒザも痛い……。ついでに言やあ(※用意されたイスに座って)、われわれジュニアのシングル……全員が今日だって見たろ、お前?石森がすぐ来てよ、血眼で(IWGPジュニアヘビー級のベルトを指して)コレのこと、狙ってるんだろ。なんだよ、セミ前ってよ。いやあ、それはそうだろうよ。セミの飯伏vsコブ……ウーン、1人はお前、神超えはたした超人と、1人はお前、オリンピアンで、見るからにちょっと、『えっと、どういう進化したんですか?』っていう体躯してるだろ? そりゃあそうだ、あの2人がやったらもう、常人が逆立ちしたってかなうわけねえよ。

だけどよ、(※テーブルに置いたベルトを何度も叩きながら)俺たちは! ジュニアはジュニアでよ、タイトル、これのために血眼になってんだろ! 試合順だ格だとか、そんなことを示してるとは思わん。そもそも挑戦者がお前、YOHじゃ、セミは……とかなるんだったらよ、そもそも挑戦……えーとなんだっけ、IWGP管理委員会? 実行委員会? なんかあっただろ? それが『お前ちょっと、今回なし』とか言うたらええじゃないか。お前らが組んだんだろ? それでお前、『アイツじゃセミは……』って。そんな失礼な話あるか、コノヤロー。タイトルが上だ、コノヤロー。

まあ、それはそれとして……(※テーブルに用意されていたZIMAに手を伸ばし)いいね、終わったとたんに……(※栓を抜いて一口、口に含む)ああ、うめえ。終わったとたんにああやって、タッグもシングルも挑戦者が出てくる。最高じゃない。こんな刺激的なこと、なかなかないぞ。な? まあ俺はグダグダ講釈垂れるタイプじゃないが、それでも根っこはいっしょなんだよ。伝統がどうたらこうたらいうのもいるけどな、ジュニアはジュニアで命張ってるんですよ。(※立ち上がって)あと自分がコロナになってるってね、知らない時にZIMA飲んだらね、すっげえ薄く感じたんだよ。やっぱりね……。気いつけろよ、お前ら。帰ったら手え洗えよ。死ぬほどキツイぞ。風邪とか言ってるヤツいるだろ。ああ、風邪だ。風邪のしんどいヤツで、薬もないし、めちゃめちゃうつるヤツな。ただの風邪だと思ってたらテメエら、痛い目みるぞ!」

YOH「(※おぼつかない足取りでコメントスペースにやって来て、たどり着くなり崩れ落ちるように座り込む)負けか……。でも、ここまで、ここまでして負けたんだったら、なにも文句は言いません。受け入れることで、成長できると、そう思うから。

いつかの、いつかの仙台大会でも言ったかな?『明日は明日の風が吹く』って。でも、そんなこと言えるのはさ、今日、今日一日を精いっぱい生きてきたヤツが言えることだから。たとえ、たとえ今日風が吹かなくても、いつか、この思いは芽吹くって。それまでひたすら、自分を磨いて、自分に期待して、自分を信じて、生きていきたいと思います。

(※ゆっくり立ち上がって)そして、次(のIWGPジュニアタッグの挑戦者チーム)は、BULLET CLUB。(※右手で拳銃を打つポーズを見せて)銃口はさ、人に向けるためのもんじゃない。俺は、俺たちは、明日に向かって、進む……」

SHO「(※YOHと入れ替わりで)今日、第1試合で、俺が流れをつないで、YOHさんにつなげたかったけど、仕方ない。でもね、今日のYOHさんの闘いを見てて、やっぱり感じたよ。俺たちなら、YOHさんを含め、そして解説席にいた高橋ヒロム、そして反対コーナーに立っていたデスペラード、そして、(※抱きかかえるように手にしていたIWGPジュニアタッグのベルトを軽く叩いて)新しい次の挑戦者名乗り出てくれた、石森、ファンタズモ。俺たちなら、もっともっと、この新日本ジュニアの世界を、もっともっと盛り上げれるんじゃないかって。そう感じた。

でも

やっぱり、今日、YOHさんには勝ってほしかったね。このジュニアタッグのベルト巻いた者同士の、ジュニアシングルのタイトルマッチも、いつか必ず成し遂げたい。そのためにも、このベルトは必ず、守ってやる」

ファンタズモ「(※2人、ZIMAを手に一口、二口、飲みながらコメントスペースにやって来て)見ろ、手に入れたぜ、ZIMAだ! 何で俺たちが持ってるのかって? それは俺たちが次のIWGPジュニアタッグチャンピオンって決まってるからだ! 次、獲ったら、(※石森に向かって)3回目だったか?」

石森「ああ、スリータイムズ」

ファンタズモ「3度目のベルト戴冠だ」

石森「(※ZIMAを飲みながら)前祝い、前祝いだ、ヘヘ」

ファンタズモ「座って話すか……。(※並んで座り込んで)ROPPONGI 3Kは最高の相手だし、あいつらとの対戦は毎回楽しいぜ。SHOとYOHはな。俺たちが初めてあのベルトを獲ったのは2年前の『KIZUNA ROAD』だ。(翌年の)『WRESTLE KINGDOM』ドームで王座から陥落してしまい、そのあと再び取り返したが惜しくもまた失ってしまった。だが今回は違う。ベルトを獲って永久に防衛する。カメラマン、ちゃんと俺を映してるか?答えろ。イエスか?イエスなんだな?そうか、OKだ。 いいか、ちゃんと俺たちとコミュニケーションを取れ。それでなくてもこんな何個もカメラがあったらコメントしづらいんだから。バカ野郎どもが。ZIMAって結構美味いじゃん? 次、イシモリがIWGPジュニアのベルトを獲った時もZIMAで乾杯だな。BULLET CLUBがジュニアのベルトを全制覇してやる」

石森「(ジュニアのタイトルは)すべていただくからよ。前祝いだ(※と言ってZIMAを飲む)。それとなんだっけ? なんちゃら3K? おめえらにちょっと言いたいことがあんだよ。なにーをしたいのか、俺はさっぱりわからない。小松に、やる気は見えるが挑戦者みたいなことばーっかり言ってるSHO。お前らは、チャンピオンの器じゃないんだよ。ただ守るだけがベルトじゃねえんだよ。

ほかのヤツらから、欲しくて、奪いたくて、たまらねえって思われるのが、チャンピオンのベルトだろ? お前らが持ってる間は、そのベルト、ただの飾りだ。ちょうど、俺もファンタズモもさ、ヒマしてるから。そこで、俺たちが、お前らのベルトに挑戦してやる。相手してやる。その飾りになっちまったベルト、すくってやるよ、俺たちが。それと、デスペ……に関しては、もういいだろ。わかるだろ?」

ファンタズモ「今、イシモリが言ったこと全てに同感だ。もう全部飲んじまった。俺って飲むのが早いからな。ちょっと酔っちまったかな。これを見てるバカなプロレスファン、俺たち2人の仲なら心配無用だ。何も問題ない。なんたって俺たちはBULLET CLUBイチかわいいチームだからな」

石森「前祝いだ」

ファンタズモ「(スタッフの1人に向かって)髪を切ったのか? ゴミみてえだ。BULLET CLUB IS FINE……」

<写真提供:新日本プロレス>

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