【DDT】クロちゃんが8・21川崎での電流爆破デスマッチに参戦決定！「大仁田から電流爆破の利権を奪ってやる！」

by プロレスTODAYの申し子投稿日 2021年7月9日カテゴリーニュース, 独自記事

　DDTプロレスが7月9日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を開き、団体史上初の野外でのビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2021」（8月21日、神奈川・富士通スタジアム川崎）での第0試合で行われる電流爆破デスマッチに安田大サーカス・クロちゃんが参戦し、大仁田厚と対戦することが電撃決定した。

　クロちゃんは昨年8月27日、としまえんでの路上電流爆破でどさくさ紛れに参戦させられて、大仁田にフォール負け。同12月23日、東京ソラマチでの「スカイツリー路上電流爆破」ではシングルマッチで大仁田と対戦し、セコンドのアシストもあって勝利。大仁田は再三にわたって雪辱戦を要求していた。

※クロちゃんに大仁田厚がまさかの惨敗！スカイツリー路上電流爆破で立会人ジャングルポケットにも火花が

　会見冒頭、CyberFight・高木三四郎社長は「昨年からとしまえん、スカイツリーと爆破の試合を行ってきました。そのなかで大仁田選手とクロちゃんの間に因縁が勃発して、スカイツリーではまさかのピンフォール負けで、大仁田さんから『リベンジマッチを組んでもらいたい』と言われてました。SNS上で、クロちゃんは『出たくない』『勝ち逃げだ』と言ってたんですが、このままではらちがあかない。松竹芸能所属のスーパー・ササダンゴ・マシン選手に間を取っていただいて会見することになりました」と経緯説明。

　クロちゃんと同じ事務所に所属するササダンゴは「基本的に芸能事務所に所属するタレントには一切決定権がございません。決定権を握っているのは、マネジメントしてる紀井（英顕）マネジャー。紀井さんはクロちゃんと二人三脚でやってまいりました。『水曜日のダウンタウン』に出演する度に、松竹芸能にはクレームの電話がたくさん入りました。その1本1本をていねいに対応したのが紀井さん。クロちゃんの成功の陰には紀井さんの努力があると認識しております。紀井さんに打診したところ、快く『せひやりましょう』ということで契約のサインをしていただきましょう」と発言。

　紀井マネジャーが参戦合意書にサインしようとしたところ、どこで聞きつけたのかクロちゃんが乱入し、「いない間に会見しようとしたでしょ。いかれてんな。大仁田は負けたんだからやる意味ない。わけわからないうちに、としまえんで3対4でやらされて負けて。シングル飲んで、闘って完全勝利したんだから」と断固拒否の構えを見せた。

　ここで、ササダンゴが「クロちゃんに会いたいという女子プロレスラーがいるんです。かわいいです。クロちゃんに紹介したい」と言うと、「アップアップガールズ（プロレス）」のメンバーでインターナショナル･プリンセス王者の乃蒼ヒカリ（東京女子プロレス）が現れた。

　突如態度が豹変したクロちゃんはマスクを取るよう要望。乃蒼がマスクを外すと、「そこそこだな」と女性心理を読めない発言。クロちゃんが「手取り足取り、こっそり教えてあげる」と言うや、乃蒼は張り手、蹴りを見舞って、「デスマッチ、私がやりたいんだから、オマエも覚悟決めろよ！」と叫んで、ボディブローを入れて、蹴りまくった。

　この騒乱のなかで、紀井マネジャーが合意書にサインを入れて参戦が正式に決定。紀井マネジャーは「死ぬ以外、NGはございません」とキッパリ断言した。

　対戦カードは、大仁田、高木、彰人、伊藤麻希（東京女子）組VSクロちゃん、ササダンゴ、黒田哲広、乃蒼の8人タッグマッチに決まった。電流爆破バットの火薬量は通常の3～5倍となり、そのほかのデスマッチアイテムも用意される予定。

　紀井マネジャーは「本人もどこかで『やってやる』と思ってるようで、朝から仕事があっても、5時にジムに行って、トレーニングをガシガシやってから現場に来てる。かなり仕上げてきてる。勝ち目はある」とコメント。

　もともとハードコア志向で、初の電流爆破参戦となる乃蒼は「デスマッチがやりたくてプロレスラーになったんで、準備は万端です。これ（高木）を爆破させますから」と物騒な発言。

　クロちゃんは「大仁田とはもうやりたくない。本当は女子プロレスラーハンターだから、ヒカリちゃんとか、上福ゆきちゃんとか。SKE48荒井優希ちゃんのカカト落としを足舐めFinallyで返してやりたかった」とコメント。それでも、開き直ったクロちゃんは「今度こそ人工関節をしっかり溶かして、2度とリングに戻ってこれない体にしてやるよ。アイツ、最近電流爆破が海外で受けて、味しめていろんなことやろうとしてるから、全部台無しにしてやる。電流爆破の利権をもらって、俺たちが好きなようにやってやる。全部奪って本当に引退させてやる」と意気込んだ。