【東京女子】インターナショナル王者・乃蒼ヒカリ“同志”のらくを破りV2に成功「トーナメントで優勝してチャンピオンとしてDDTのリングにお邪魔したい」

 東京女子プロレスが7月10日、東京・両国KFCホールで「Don’t miss the signs」を開催。インターナショナル・プリンセス王者の乃蒼ヒカリは、同じアイドルグループ「アップアップガールズ(プロレス)」に所属するらくを退けて2度目の防衛に成功。7月22日に東京・新木場1stRINGで開幕する最強決定トーナメント「Ameba presents第8回東京プリンセスカップ」での優勝を宣言した。

 6月26日、両国大会でのタッグ戦でらくが乃蒼に勝利して王座挑戦を表明。乃蒼は同じ場所での雪辱を期して、7・10両国でのタイトル戦が決まった。

 この日も、オープニングではふだん通り、「アプガ(プロレス)」として一緒に歌とダンスを披露した2人だが、いざリングに上がれば話は別。

乃蒼がグラウンドコブラ、ミサイルキックなどで攻め立てれば、らくも胴絞めスリーパー、ドロップキック連発で応戦。

乃蒼の裏投げをカウント2で返したらくは、前回のタッグ戦でフォールを奪ったハリケーンリターン(クロスアーム式逆さ押さえ込み)を繰り出すも、3カウントは奪えず。

ここで、乃蒼はトラースキック連発からブリザード・スープレックス・ホールドを決めてベルトを死守した。

 乃蒼は「東京女子で一番怖い存在。何を出してくれるか分からないので。らくちゃんとは5年くらい一緒にいる。ベルトを懸けてシングルができてうれしかった」と感慨深く語った。

「東京プリンセスカップ」には、王者として出場することが濃厚になったが、「8月には電流爆破も決まってるので、このままトーナメントで優勝して、チャンピオンとして、DDTのリング(8月21日、富士通スタジアム川崎)におじゃましたい」と優勝を口にし、初体験の電流爆破デスマッチに向け意気込んでいた。

 王座奪取がならなかったらくは「負けたけど、ファンの皆さんからいただいた言葉と共に成長したい。インターナショナルはずっと狙ってるベルトなので、またチャンスがあったら獲りに行きたい」と再チャレンジを期していた。

Don’t miss the signs
【日時】2021年7月10日(土)
【会場】東京・両国KFCホール
【観衆】202人(超満員札止め)

▼オープニングマッチ 20分一本勝負
●鈴芽&遠藤有栖 vs 猫はるな○&鳥喰かや
10分14秒
※ネコードブレイカー

▼第二試合 15分一本勝負
○天満のどか vs 桐生真弥●
8分20秒 体固め
※キルスイッチ

▼第三試合 15分一本勝負
●宮本もか vs 荒井優希○
7分26秒 片エビ固め
※Finally

▼セミファイナル インターナショナル・プリンセス選手権試合 30分一本勝負
<王者>○乃蒼ヒカリ vs らく●<挑戦者>
7分59秒 ブリザード・スープレックス・ホールド
※第6代王者が2度目の防衛に成功。

▼メインイベント Ameba presents 第8回東京プリンセスカップ・プレバトル~スペシャル10人タッグマッチ 30分一本勝負
中島翔子&ハイパーミサヲ&瑞希&○辰巳リカ&渡辺未詩 vs 伊藤麻希&上福ゆき&角田奈穂&小橋マリカ●&舞海魅星
22分48秒 片エビ固め
※ミサイルヒップ

(写真提供:東京女子プロレス)

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