【新日本】7.25IWGPジュニアタッグ前哨戦、シングル二番勝負は田口は石森に勝利、ロッキーvsファンタズモは30分フルタイムドロー!<7.17東京・後楽園大会:全試合結果>

新日本プロレスは7月17日(土)、東京・後楽園ホールで映画『ゴジラvsコング』Presents『SUMMER STRUGGLE 2021』第3戦を開催した。

7.25東京ドームでのIWGPジュニアタッグ王座戦に向けセミで田口は石森と、メインではロッキーvsファンタズモのシングル二番勝負が行われた。

各試合結果、試合後バックステージコメント全文掲載。

映画『ゴジラvsコング』Presents SUMMER STRUGGLE 2021
日時:2021年7月17日(土) 17:30開場 18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:687人

<試合結果>

▼第1試合 30分1本勝負
上村 優也
辻 陽太 ×
石井 智宏
棚橋 弘至
vs
ディック東郷
高橋 裕二郎 〇
 “キング・オブ・ダークネス”EVIL
KENTA
12分56秒  ピンプジュース→体固め

■試合後バックステージコメント

KENTA「(TVカメラに向かって)座ろうか(と言って、自身も座る)。何あれ?ヒロシ。じゃないほうのヒロシ。なんだあいつ。知ってる? あそこでシングルやんだよ。なんだ、あの、どこだっけ? 都会なんだか田舎なんだかわかんないとこ。どこだっけあそこ?名古屋!そう、あそこでやんだよ、シングル。

ほんで、なんかイマイチ向こうからこの試合に対する思いっていうのを感じねえんだよ。なんかやってんじゃん。ダイエットだかなんだか知らないけど、腹筋がこうだとか。そんなのマジどうでもいいよ。マジでリング上につながらないそういうのって、エンターテインメントでもなんでもないから。ただの自己満足だから。マジでリング上につなげてくれよ。

思いが全然伝わってこねえよ。やるのか? やんねえのか? 勝ちてえのか? 勝ちたくねえのか? 昔の話なんてどうでもいいよ。昔がどうだ、これからがとか、どうでもいいよ。今を生きようよ。俺は今を生きてるよ。(立ち上がって)で、なんかある? (誰も質問していないが勝手に)それはもう相手次第でしょう。(またも質問を聞いたフリをして)いやあ、犬派。

(続けて質問を聞いたフリをして)ああ、もちろん見たよ。シーズン1もシーズン2も見たし。『死にたくなったら下を見ろ。俺がいる』つって……。見たよ。結局、俺が今日、何が言いたいかって言うと、最近めっちゃ暑いけど、子供が外なのにマスクしてんの、あれ熱中症大丈夫かなってこと」

※EVIL、裕二郎、東郷はノーコメント

辻「そろそろ首がどうにかなりそうだ。ここのところ、高橋裕二郎、あなたにマットに突き刺さされている。だがな、俺がアメフトで鍛えた首はこんなもんじゃねえ! やられたら這い上がる。そしてあんたを倒してやる」

上村「クソッ! 今シリーズ中に先輩方に勝ってやる! ありがとうございました」

棚橋「自分自身に対する自信っていうのはどっから出てくると思う?自分で言うのもなんだけど、かつて棚橋弘至は自信に溢れていて、やること全部上手くいって、その記憶が俺を苦しめてる。けど、ここ何年かでしっかりと自分と向き合って、今できることは何か、今できる限りの最高の棚橋をリング上に“置き”続ける。

それがね、一つの目標であり、きっとゴールなんだと思うよ。なぜなら、それができたならば、結果は自ずとついてくるから。(全身に力を込めて筋肉を浮き上がらせながら)ついて、ついて、ついてくるからぁぁぁ」

※石井はノーコメント

 

▼第2試合 30分1本勝負
BUSHI ×
SANADA
内藤 哲也 
vs
鈴木 みのる
ザック・セイバーJr.
タイチ 〇
13分29秒  ザックメフィスト→体固め

■試合後バックステージコメント

ザック「(日本語で)ライシュウ、タノシミネ!」

タイチ「そうだ、タッグは大切だけど、そうだ、何故かシングルも組まれている。いやいいよ別に嫌じゃねーよ。久しぶりだ、やってやるよ。だけどシングル、シングル、すぐドーム。ちょっと待って、スケジュールが若干……イマイチだ。忙しくなる。まあいいや」

ザック「EAZY! (日本語で)ダイジョブ、ダイジョブ、ダイジョブ!」

タイチ「特に内藤、ああいやそんなのよりだな。誰も覚えてねーと思うけどな、去年の『NEW JAPAN CUP』、去年? 一昨年か? わかんなくなっちった。去年か? SANAやんに負けちまったな。覚えてるぞオレは。楽しみだな内藤、久しぶりだな。札幌じゃないのが残念だな。なあ、札幌のファンも見たがってたよ、内藤vsタイチは。残念だな。その前にシングルマッチ、楽しませてもらうよ。その状態で、タッグ。なあ? タッグばっかりみたいだけど、シングル、大事でしょう。2人で、シングル。ずっとタッグばっかりじゃな。また違うからリフレッシュだ。シングルやって」

ザック「(先週の)日曜は最悪な日だったけど、何とか立て直した。俺たちがタッグのベルトを落とした上に、ユーロ2020でイングランドが優勝を逃した。全然”トランキーロ”な気分ではないけど、今はもう落ち着いてる。内藤、お前の狙いは分かってる、俺を焦らせようとしてるんだろ。でもお前の思い通りにはさせない。お前の戦略にさえ乗らなければ、お前を倒すのは容易いことだ。それから、SANADA…本当のところ、お前と試合ができるのは嬉しい。お前にはケチつけるところが見つからない。お前たちがベルトを巻いていられる時間もあと1週間だ。それまで思う存分楽しんでくれよ。でも実はお前たち2人には感謝してる。(日本語で)アリガトウ。事実、内藤が持つことでこのベルトに付加価値が付く。それにこの1年間俺たちはベルトの価値を高める目的でやってきた。とにかく楽しみにしてる。俺は全然イラついてない。(日本語で)タノシミダケ」

タイチ「そうそう、前回はちょっとな、ザック熱くなりすぎた。今回は大丈夫トランキーロだ」

ザック「確かに俺たちはタッグだけど、シングルプレーヤーでもあるからな。来週のシングルが楽しみだ」

タイチ「また元に、オレらに戻るよ。そうなるんだ。たまたまだアレは。ちょっとしたミスを犯しただけ。なあ、良かったじゃないか。表紙にもなれて。話題にもなって。最近、鷹木ブーに持っていかれてたもんな。良かったな内藤。2週間だけ話題を与えといてやるよ。(IWGPタッグベルトを)返してもらう。特に借り貸しだ。返してもらうから。シングルマッチ、あと2つ。もちろんその後は次チャンピオンだ」

ザック「ベルトが恋しいな。(日本語で)サミシイ」

タイチ「終わりだ、終わり」

※鈴木はノーコメント

内藤「ザックは、一体どっちなんだろうね? “ナイトー嫌い”って言ってみたり、今日は“ナイトー好き、ナイトー来い、ナイトーカモン”って言ってみたり。どっちなんだろうね。どっちか、よくわかんないけどさ。

オレはザック・セーバーJr.は……“大好き”だよ。次は、来週の月曜日、龍ケ崎。そして、来週の木曜日は大阪、来週の金曜日が大阪、そして、来週の日曜日、東京ドーム……。タイチと、ザックと来週、4試合戦えるわけでさー。いやぁ、非常に濃い1週間になりそうだぜ! 楽しみだね、カブロン!」

※SANADA、BUSHIはノーコメント

 

▼第3試合 30分1本勝負
SHO
YOH
ロビー・イーグルス 〇
vs
DOUKI ×
金丸 義信
エル・デスペラード
12分55秒  ロン・ミラー・スペシャル

■試合後バックステージコメント

ロビー「戻ってきたぞ! 一発目で勝利だ! 最高だ。しばらく試合に出ていなかったから、俺が何をしていたのかみんな気になってることだろう。でもこれだけは言わせてくれ。俺はただリラックスして休暇を楽しんでたわけじゃない。

去年の『SUPER Jr.』が終わってからはずっとトレーニングに集中してた。まあクリスマスの間はちょっと食べすぎて太っちゃったけど。でもそれ以降はもっとトレーニングを強化してた。なんで優勝できなかったのか、何が足りなかったのか振り返るいい時間にもなった。だから今まで以上にジュニアの試合をもっと細かく見るようにもなった。

そして思い切って行動に出た結果、ベルトの挑戦権を得た。これまで一度も手に届かなかったけど、自分はベルトに値する顔だって思ってる。だから挑戦表明をした。デスペラード、それとも”チャンピオン”と呼んだほうがいいだろうか? 俺の狙いはそのベルトだ。お前を倒し、そのベルトを腰に巻くまで俺は止まらない。それじゃあ、ドームでな」

YOH「戦いをどこに持っていくか。ロッキーさんもロビーさんも帰ってきたし、だから共存、共闘。その中で自分を磨いていきます」

SHO「今年2021年、俺もYOHさんもシングルのタイトル挑戦した。そして今回ロビー。いつぶりだ? もしかしたらCHAOSジュニアにベルトが戻ってくるかもしれない。それは喜ばしい。喜ばしいことだ。でも、俺も狙うものは狙ってるから。これはずっと変わらねえ。

もちろんYOHさんもそう、ロッキーさんもそうだと思う。CHAOSジュニアみんなで高め合って、もっともっとCHAOSジュニアはもちろん、この新日本ジュニアを盛り上げていきたいね。だからこそ、ロビーには今回東京ドームでベルトを獲ってもらいましょう。いや、彼なら必ずやってくれるでしょう」

デスペラード「ロビー、ロビー、ロビー! 久々に顔を出したと思ったら元気だなあ。どれだけいなかった、お前は。何カ月か数えんのも嫌だし、お前が最後に新日本に上がったのがいつなんて知らねえけどよ、客だってよ、何人がロビーのこと知ってんだ? お前、認知されてねえんだ。知ってっか? 認知されてねえイコール、言葉通りだよ、顔じゃねえんだ。なあ? やる気のある奴は大好きだぜ。それこそ第1試合で頑張ってる黒パン一丁のバカどもでもいいよ。ああ、あれだなジュニアじゃねえし。

(IWGPジュニアのベルトをパンと叩いて)ジュニアだったら誰でもいいって言ってんだよ。まさかお前とはって感じじゃない?何人が知ってた、ロビー・イーグルスの入場曲を? 誰が知ってんだ、お前のフィニッシュを? 前哨戦できっちり俺がお前に存在感っつうのを教えてやるよ。てめえ、何もせず、何の結果も残せず、印象も残せないまんま……あいつどこだ? オーストラリアか? ニュージランドか? 南の島に帰りなさい。そこでファレ道場でもいいから入ってよ、もう一回きっちり基礎からやってこい。そっからだよ、相手してやんのはよ」

※金丸、DOUKIはノーコメント

■次ページ(セミ・メイン)へ続く

<写真提供:新日本プロレス>

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