【新日本】ザックが内藤、鷹木に続き飯伏も撃破し『G1』三連勝!「今年の『G1 CLIMAX』は俺がもらった」

■試合後バックステージコメント

ザック「またしてもソイボーイの勝利だぞ! THE AL DENTE DESTROYER! STARCH SUBMISSION SOLUTION! うーん、どっちもあんまり響きが良くない。やっぱりソイボーイで行くか。チョット マッテ。アツイネ。アツイ キョウ。コータくん、ヒサシブリネ。君とは『NEW JAPAN CUP』に過去の『G1』と何度も対戦してきたけど……ヒサシブリネ。タノシイ。イツモタノシイ。今日はなんと俺がこの『G1 CLIMAX』の公式戦でとうとうイブシから勝った。これまで4連敗してたけど、今年の俺は一味違う!

誰が今年の『G1』を優勝するのか少しヒントをやろうか? 俺の開幕戦からの相手3人を振り返ってみろ。ナイトーは紛れもないバカだけど、2度の『G1』優勝者。DRAGON BOLLOCKSことタカギシンゴはIWGP世界ヘビー級王者。そしてコータくん、ダーリン、彼は『G1』2連覇を達成した。でも俺はまだまだ本気出してないぞ。この1年はタッグで役立たずのバカの相手ばっかりさせられてきた。こんなのまだまだウォームアップ程度だ。今日はストレッチもしないで試合に挑んだ(と言ってストレッチをする)

本当こんなのまだ俺にとって準備運動と変わらない。今の俺はオートパイロットモードだ。残りのAブロックはどうなるかな。でも3人続けてトップと当たったとはいえ、どれも楽勝だった。俺はやっぱり長いトーナメントの方が合うみたいだ。全員疲れが溜まって、ボロボロになっていくけど、俺は正反対だからな。俺はチョーゲンキ! ゲンキ! ゲンキ! ゲンキ! これぞ世界最高のテクニカルレスラーだ。もう誰も今の俺を止めることはできない。5年間このトーナメントでくすぶってきたけど、今年は違うぞ。この俺が史上初のイギリス人『G1』覇者となる。いい響きだろう?

(※カメラを見て)ハイ、ナイトー! ナイトーさん、ダイジョーブ? サビシイ? グッド! ツギハダレ? おい、そこのデブ……(※とスタッフを呼ぶ)
(※スタッフが「グレート-O-カーン選手」と返すと)

アイツの格好はひどいけど、実力は侮れない。アマチュアレスリングの実績もちゃんとあるんだよな? アラジンのパンツ履いてるとはいえ、侮ったら痛い目を見る事になる。アイツのテクニックは確かだ。でもやっぱりコスチュームはひどい。それにマジックカーペットなしで俺に勝てるのか? ジーニーを見つけて3つの願いを叶えてもらえ。願い事の1つ目は、賢くしてもらうこと。2つ目も同じ。3つ目は”テッカーズ”(テクニック)をくださいってとこかな。でもたとえジーニーでも今の俺は止められない。絶好調だ。ZACKY BIG TEKKERS! ZACKY BIG TEKKERS! ZACKY BLOODY BIG TEKKERS!」

飯伏「(※右ヒジを押さえながらインタビュースペースに来ると、床に座り込んで両足を投げ出し)クソォ……。やっぱり負けた……。あぁ~。

ずっと関係ないって言い続けてきたけど、今回は関係ある、正直。いや、次、次から絶対楽しみますよ。楽しんだら、勝てる。勝ちにつながる、絶対。

これが、これが『G1』ですね。久々ですね、懐かしい。この感覚、懐かしいよ。(※立ち上がり、控室に向かいながら)あー、いやぁ、これが『G1』……(※と、つぶやきながら控室へ)」

<写真提供:新日本プロレス>

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