【新日本】オカダがYOSHI-HASHIとのCHAOS同門対決を制し『G1』三連勝!<G1 CLIMAX31>

■試合後バックステージコメント

(※オカダはインタビュースペースに着くと、少し横の壁に手をついて)

オカダ「何かあれば」

──事前には「足元をすくわれるかもしれない」っておっしゃってて、ここ最近の全てをぶつけてくるようなYOSHI-HASHI選手の攻めでしたが。

オカダ「本当に、棚橋戦でもそうだけど、今日はね、ヤングライオンの時を思い出してしまったというか。後楽園で最初にシングルマッチやってたし、最初にレスリングやってただけで、何か、エモかった。ま、そんだけ。オレはもっと先見てるんで」

──YOSHI-HASHI選手は「間違いなく特別な存在」だと。

オカダ「ま(笑)、何言ってんのって。ボクからしたらね。オレからしても特別ですよ。ホントに、ヤングライオンの……ヤングライオンの前ですよ。新日本プロレスに入って、お互いがデビュー目指して頑張って、その中でやってるんでね。ま、でも別に、オカダvsYOSHI-HASHIのストーリーは『G1 CLIMAX』の公式戦がゴールだと思ってないんで。まだまだデカい舞台あるんで、そういうとこでやってもいいですし。ただね、まぁ『G1』……『G1』なんですよ。負けて、温かい拍手はボクはいらないんじゃないかと。あれでね、『あーよかった、いい試合できた』と、そんな失礼なこと、YOSHI-HASHIさんにやるのは、ボクはどうかと思うし。叱ってやってね、まだまだ上でやんなきゃダメなんだと、そういう風に思う舞台が、ボクは『G1』だと思うんで。ま、今日のあの温かい拍手、YOSHI-HASHIさんは悔しかったんじゃないかと思うんで、ホントに、公式戦だけじゃなくてですね、まだまだ、CHAOSなんでね、(普段は)やる機会がないですけど、やっていけたらと思います。

──浜松では、今度も同じCHAOSの後藤選手とですが。

オカダ「まぁ、後藤さんもホント、久しぶりにやるんで。まぁでも関係ない。久しぶりだからどうだとか、CHAOSだからどうだとか。ただ強い男を決めるリーグ戦の最中なんで。終わってみれば、『CHAOSの熱い戦いでした』と思うと思うんですけど、熱い戦いをしますっていうのももちろんあるけれども、そこはね、強いオカダ・カズチカ、レインメーカー・オカダ・カズチカを見せてく舞台なんで。後藤さんにも申し訳ないですけど、軽く先を見させてもらおうかなと思ってます(※と、歩いていこうとして、少しよろけて横の壁に手をつく。小声で「お、効いた~」とつぶやいて控室へ)」

YOSHI-HASHI「(※インタビュースペースにたどり着くと床に座り込んで)最後、チャンスあったと思ったけどね、まだまだあと一歩、及ばなかったよ。オカダは、オレがデビューする前、同じ期間に練習生やってたからね。新日本プロレスで、寮生活して。間違いなく、オレにとっては特別な存在の一人だし。

オレはデビュー戦、後楽園ホール、ここの第0試合、ダークマッチ。入門するまでに3回かかって、それでも落ちて、運よく新日本プロレスには入れて、第0試合でデビューした。今日、オレがやった試合、メインイベントだよ。メインイベント、シングルで。いろいろあったよ。いろいろ、ホントあった。

でも、まだこれが始まりであって、こんなところでくたばってたまるかって思ってるからね。まぁジェフ・コブとオカダ、規格外のヤツと試合して、次はタイチ。タイチはここ数年で、メチャメチャ、メチャメチャ、すごい勢いで上がってってる。

次、浜松、どうなるか分かんないっていう本音もあるけど、でも! オレは必ず、アイツから勝ちを取らないと始まんないから。今日のオカダ戦、負けたけど、すげぇ自信になったから。まだまだこれからだ。始まるのはここからだよ」

<写真提供:新日本プロレス>

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