【新日本】“番狂わせ”タマがオカダの連勝をストップ!快進撃のコブがEVILを退け単独トップ!棚橋がYOSHI-HASHIに勝利!SANADAが後藤を制す!タイチはオーエンズに敗退し自信喪失!?<G1 CLIMAX31>10.14山形大会

新日本プロレスは10月14日(木)、山形・山形市総合スポーツセンターで『G1 CLIMAX 31』第16戦を開催。

今大会ではBブロック公式戦(8日目)を含む、全6試合が行われた。

メインでは『G1 CLIMAX 31』公式戦としてオカダ・カズチカ(7勝0敗)とタマ・トンガ(2勝5敗)が対戦。

そして無敗街道を走っているオカダの連勝をついにタマがストップをかけた。

大番狂わせで勝利を奪ったタマはマイクを手に取り「ヤマガター!タマ・トンガだ!今日、この俺がオカダに勝った!今夜はタマ・トンガの新たな幕開けだ!俺が歴史を動かした!」とアピール。

<全試合結果&試合後バックステージコメント全文掲載>

『G1 CLIMAX 31』
日時:2021年10月14日(木) 17:00開場 18:30開始
会場:山形・山形市総合スポーツセンター
観衆:861人

▼第1試合 20分1本勝負
藤田 晃生 ×
大岩 陵平
vs
BUSHI 〇
高橋 ヒロム
7分12秒  逆エビ固め

■試合後バックステージコメント

BUSHI「今日初めて、デビューしたてのヤングライオン、あいつらと試合で絡むことができたよ。まあ、別にやりたかったわけじゃないけどね。どんなもんなのか、見てみたかったよ。

今日まで、数えるほどしか(試合)やってないんじゃないの?タッグは……2戦目?まあ、何も感じることはなかったよ、彼らに。ただ、ひとつだけ言うなら、元気はあったね。元気だけは」

ヒロム「(※入れ替わりでコメントスペースに入ってきて)そう、そう、元気、元気、元気だ、元気だ、元気だ。今はいいんだ。今は元気だけでいいんだ。これから先、元気だけじゃ乗り越えられないこともあるけど、今はいいんだ。元気が一番だ。俺は面白かったぞ。

それから、(※ジャケットの胸元を広げて、赤く腫れあがった右胸を見せて)俺だって痛ぇんだよ。ああ、ヒロムちゃん、ほんとに、これマジで3日間、俺はチョップ食らい続けてた。俺だって痛いんだよ。これ、あれが出っちゃったよ。“ヒロムちゃんスーパーやせ我慢”が出っちゃったよ。

“ヒロムちゃんスーパーやせ我慢”を出させた君たちは、素晴らしいと思うよ。さあ、これで次は、日本武道館だな……。さらに元気がいいところを見してくれよ」

大岩「ああ、クソッ。また一昨日とおんなじだ。ほとんどチョップしか、チョップしか使わずに、ここまで追い込まれるなんて……。チョップひとつで、自分もこうやって追い込めるプロレスラーになりたいと、素直に思いました。ありがとうございました」

藤田「今日も負けてしまったんですけど、1ミリも、1ミリもあきらめてないです。絶対、勝ちます。試合前も、負けることなんて1ミリも考えてないし、昨日の借りを返すことしか考えてなかったです。でも、まだまだ自分の力が足りないです。もっともっとやります。ありがとうございました」

大岩「強くなります。ありがとうございました」

 

▼第2試合 30分1本勝負
『G1 CLIMAX 31』Bブロック公式戦
タイチ ×(2勝6敗=4点)
vs
チェーズ・オーエンズ 〇(2勝6敗=4点)
12分05秒  パッケージドライバー片エビ固め

■試合後バックステージコメント

オーエンズ「勝ち点が足りないのはわかってるよ。勝敗は……2勝6敗?2勝5敗?どっちだ?たぶん2勝6敗だろう。あぁ……。でも一つ、誰にも否定できないことがあるぞ。それはチェーズ・オーエンズが2年連続で来年の『G1 CLIMAX 32』にも出場するってことだ!

Aブロックの2人のチャンピオン、ヒロシ・タナハシとタイチ。この2人ともチェーズ・オーエンズに敗れた。やっぱり俺は、これからも先も、ずっとこのマットに上がり続けてくぞ」

タイチ「(※コメントスペースに入ってくるや、しばらく壁に手をつき背を向けている。振り返るとフロアに腰を落とし、片ヒジをついて横たわる。何度も深呼吸して)フゥフゥ。ああ、苦しい……。(※さらに深呼吸して)フゥ。ああ、苦しい……。俺はよ……、笑っちゃうな。俺、俺、こんなショボかったか?俺、こんな弱かったっけ?ヘッ、まあそうなんだろうな。あんなヤツにもやられて。うぬぼれてたわ、ハッ! 何が横綱だ?序二段からやり直しだ、こんなの。何がタッグ王者同士の決勝だ? ザックは約束守って、あと一個で(優勝決定戦に)行ける。片や俺はどうだ?情けねぇな。ザックのお荷物だな、このままじゃ。

もうあと、残り一個。出ても出なくても一緒だろ? もういいか、止めて?もういいか、休んで?もう止めていいか?出たって一緒だろ?何が残ってんだ? 何が残ってんだ、あと!俺には、何が残ってんだ?棚橋……最後、棚橋だろ?何が残ってる?やったとこで。止めたっていいんだぞ。止めるか?(※少し遠くからタイチに寄り添う意用に視線を投げかけているあべみほを見つめながら)こんなブザマな姿見せて、笑いたいか? 笑いたきゃ出てやるよ。笑えよ、好きなだけ。弱いって、情けねえ、ダセェって言えよ、じゃあ、好きなだけ。

(※立ち上がって)……俺に足りないものはなんだ?悲しみも苦しみも……棚橋が教えてくれる? ……俺に足りないのは“愛”か?愛が足りねぇのか?なんだよ。もう、俺にはわかんねーよ。何が足りねーか。(※控室に帰りながら)もう、止めたっていいよ、別に……(※タイチの後を追うあべみほの瞳から光るものが流れ落ちる)」

▼第3試合 30分1本勝負
『G1 CLIMAX 31』Bブロック公式戦
後藤 洋央紀 ×(2勝6敗=4点)
vs
SANADA 〇(4勝4敗=8点)
15分32秒  オコーナーブリッジ

■試合後バックステージコメント

SANADA「……………………………………(※カメラに向かって無言のまま、親指を上にしたり<サムズアップ>、下にしたり<サムズダウン>、顔をしかめたりして、控室に消えていく)」

後藤「ああ……クッソー。勝てねぇなぁ……。ああ、勝てねぇ……。はぁ……。コンディションは、例年になく、すごくいいのにね。はぁ……。もうラスト1戦。自分を信じるしかねぇな……。俺は、俺を信じる!」

➡次ページ(『G1 CLIMAX 31』Bブロック公式戦・後半戦)へ続く

<写真提供:新日本プロレス>

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