【新日本】『WTL』内藤&SANADAが棚橋&矢野を下し4連勝で首位!タッグ王者タイチ&ザックがUNITED EMPIREに敗退!G.o.Dが鈴木&TAKAに快勝!<11.23川崎:全試合結果>

新日本プロレスは11月23日(火・祝)、神奈川・カルッツかわさきで『WORLD TAG LEAGUE 2021 & BEST OF THE SUPER Jr.28』第8戦を開催。

今大会では『WTL』の公式戦の4回戦を含む全7試合が行われた。

メインの公式戦は棚橋弘至&矢野通(3勝0敗)vs内藤哲也&SANADA(3勝0敗)が対戦。

試合を制したSANADAは試合後マイクを手に取り「今日はみなさんの前で、ちゃんと宣言します。SANADAと内藤哲っちゃんで、今年の『WORLD TAG』、ちょっくら優勝してきます」と優勝宣言を行った。

※全試合結果&試合後バックステージコメント全文掲載

『WORLD TAG LEAGUE 2021 & BEST OF THE SUPER Jr.28』
日時:2021年11月23日(火) 16:30開場 18:00開始
会場:神奈川・カルッツかわさき
観衆:715人

<試合結果>

▼第1試合 10分1本勝負
中島 佑斗 △
vs
藤田 晃生 △
10分00秒  時間切れ引き分け

■試合後バックステージコメント

中島「あークソッ! あークソッ! オレはどんなに攻められてもタップだけはしねぇぞコノヤロー! あぁ!?

腕が折れてもよぉ、腰の骨が折れてもオレはタップしねぇぞ、クソッ! このままじゃ終わらねぇよ。オレが最初に1勝してやるんだ、クソッ!」

藤田「毎回言ってますが、引き分けは当たり前じゃないっす。中島さんの以前のコメントで、『藤田は18・19でこの世界一のリングに上がってすごい』って言ってましたけど、自分はすごいなんて1ミリも思ってないし、自分で選んだ道なので、自信を持ってます。

それと、あと一つ、どうしても言いたいことがあって。自分を、プロレスリング・ノアとの対抗戦に出していただきたいです。『BEST OF THE SUPER Jr』と『WORLD TAG LEAGUE』をしている最中にこんなことを言うのは先輩方に失礼というのは、もちろん分かってます。でも! 新日本プロレスのプロレスラーとして、自分もノアとの対抗戦に出させてください。お願いします!(※と、深々と頭を下げる)ありがとうございました!」

 

▼第2試合 30分1本勝負
『WORLD TAG LEAGUE 2021』公式戦
タイガーマスク ×
永田 裕志
(0勝4敗=0点)
vs
YOSHI-HASHI 〇
後藤 洋央紀
(3勝1敗=6点)
10分59秒  消灯→エビ固め

■試合後バックステージコメント

YOSHI-HASHI「よし! 2連勝!」

後藤「いい形で、頭でイメージしたことが、実際にリングでできてるんで、このままの勢いで、次。EVIL、忘れてねぇよ。6人タッグの借りは、タッグで返してやるよ。なぁ、YOSHI-HASHI!」

YOSHI-HASHI「もちろん! あの日、かかされた恥は、次、倍にして返してやるから」

後藤「倍以上だ! 覚えとけ、EVIL!」

※永田とタイガーは口々に「クソッ!」と言いながらインタビュースペースへ。

永田「いい流れは作ってるんだよな。勝ちにいくところが……」

タイガー「すみません(※と、頭を下げる)」

永田「いやぁ、とんでもない。いやもう、ヘビー級じゃ十分な活躍というかね、タイガーと組んで良かったと思う。すごく意思の疎通が合うし、コンビネーションも、全部うまくいってる。ただ、勝ち星が取れない! 星一つ取れないまま東金大会に上陸しなきゃいけないなんて、市民の皆さんにホント申し訳ないけど、でも諦めない。オレたちの力ってもんを、こうなりゃぶっつけ本番で東金アリーナで見せてやる。タイガーと最高のコンビネーションできてるんだよ。意思の疎通も全て。あとは勝ち星だけなんだ。それだけだよ。その一つが、今のとこどうしても取れない。絶対取らなきゃ、タイガーにヘビー級線戦に来てもらった意味がない。絶対タイガーには男になってもらう。ごめん、今日は。今日は申し訳ない(※と、タイガーと握手)」

タイガー「(※握手しながら)とんでもないです。すみません。いやもう、僕も永田さんと組ませてもらって、『BEST OF THE SUPER Jr』じゃなくてこちらの『WORLD TAG LEAGUE』に出るということを自分で言ったんだから、やはりその結果を出さなきゃいけないと思ってます。ただ、ヘビーの戦い方っていうのは、僕自身常にやってるわけじゃないから、なかなか難しい部分があるけども、さっきも永田さんが言ってくれたけども、いいコンビネーションはできてる。何か一つ、何か一つここで、スイッチが入れば、絶対取れるはずだと思ってるんで。全っ然諦めてないし、全然へこたれてない。どんどんどんどんオレに牙をむいてこいと言いたいですね。受けてやる、全部!(※永田に握手を求めて)すみません」

永田「(※握手しながら)とんでもない。また頑張りましょう。どうもありがとう!」

タイガー「ありがとうございました!」

 

▼第3試合 30分1本勝負
『WORLD TAG LEAGUE 2021』公式戦
小島 聡
天山 広吉 ×
(1勝3敗=2点)
vs
高橋 裕二郎 〇
 “キング・オブ・ダークネス”EVIL
(1勝3敗=2点)
11分24秒  BIG JUICE→体固め

■試合後バックステージコメント

裕二郎「(※ラップ調で)テンコジ! オマエらの偉大な過去をよみがえる しょせんオマエらはオールドスクール 博物館に飾ってあるような 化石のような タッグチーム オマエらが今夜見るのはコレ悪夢 これ、マジ!」

EVIL「(※拍手をしながら入ってきて)『WORLD TAG LEAGUE』初日! 見たか、白星発進だよ! ここから全勝優勝だ、全部勝っていくからよ、よく見とけ!」

東郷「全勝だ、全勝!」

EVIL「(※ビデオクルーに)何か文句あんのかよ? オレが法律だ、よく覚えとけ!」

 

小島「(※下腹部を押さえながら)急所とか、セコンドの介入とか、それがいつの時代のプロレスか知らねぇけどさ、オマエたちのやってることが正しいと思ってるなら、それでいいよ。ただ、オレと天山は、そういう試合には絶対にしたくないと思ってるんだ。

どんなことがあったって。ただ勝たなきゃ意味がないってこと、それがリーグ戦ではとても大事なこと、それは分かってるよ。だけど、オマエたちのやり方、それでいいと思ってるんだったら、それを勝手に貫けばいいじゃないか。オレはその上でまた、次、オマエを真っ正面からぶちのめしてやるよ! EVILと、裕二郎を!」

※天山はノーコメント

 

▼第4試合 30分1本勝負
『WORLD TAG LEAGUE 2021』公式戦
本間 朋晃 ×
真壁 刀義
(0勝4敗=0点)
vs
チェーズ・オーエンズ 〇
バッドラック・ファレ
(3勝1敗=6点)
10分34秒  パッケージドライバー→片エビ固め

■試合後バックステージコメント

オーエンズ「どうだ? オレたち生まれ変わっただろ? 確かにオレは『G1』では負け越しで終わってしまったが、タナハシとタイチに勝ち、オカダとも接戦でやり合った。おかげでこれまでないくらいの自信がみなぎってる! それからこのビッグマン(ファレ)もしばらく休んでパワー満タンで戻ってきた。でも、オレたちの勝利の最大の鍵は何だと思う? それはオレたち2人ともトンガ人だからだ」

ファレ「…トンガンズ」

チェーズ「いつだって完璧にシンクロしてる」

ファレ「完璧にシンクロ…」

チェーズ「あぁそうだ! これで3勝1敗。順調な成績だろ? 誰が予想できた?」

ファレ「オレたちが優勝した暁には、クリプトで賞金を用意しろ! あんなクソみたいなトロフィーも現金もいらない! あんなものに価値はない!」

チェーズ「全くだ。(価値があるのは)クリプトだけだ」

ファレ「賞金はクリプトでくれよな。オレたちはもう新次元に達した。オレたちトンガンズがニュージャパンを乗っ取る」

チェーズ「(※テキサス・ヘビー級のベルトを見せて)やっぱりこのベルトを”クリプト王座”に変える方向で考えてる」

ファレ「じゃあオマエは”クリプトチャンピオン”だな!」

チェーズ「あぁ、そうなるな」

※本間は肩を借りてインタビュースペースにたどり着くと、床に倒れ込み、仰向けになって首筋を押さえてうめく。そこに後から真壁も到着。

本間「アーッ! アーッ! クソォ……。(※泣き出しそうな顔で)出口が見つかんねぇよ、もう。もう、勝つっていうのが何だか分かんなくなっちまった……。クソォ……」

真壁「バーカヤロー、こけしぃ! オイ、これからだ、バカヤロー!

本間「(※起き上がりながら)ふざけやがって!」

真壁「おう、これからだ! 見せてやるよ、オレたちが“雑草”と呼ばれたのがどういう意味か分からせてやる!」

本間「絶対諦めねぇからな!」

➡次ページ(後半戦)へ続く

<写真提供:新日本プロレス>

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