【ガンプロ】DDT・渡瀬瑞基がガンプロに円満移籍!「リング、お客さんの熱さが自分の温度とマッチしてる」

 ガンバレ☆プロレスが11月25日、東京・後楽園ホールで記者会見を開き、DDTの渡瀬瑞基が同日付で移籍することを発表した。渡瀬は同23日の東京・成増アクトホールで、大家健代表にガンプロ入りを直訴していた。

 会見に同席した今林久弥GMによると、成増大会終了後に話し合いの場をもったが、渡瀬の意思が固く、快く送り出すことにしたという。12月5日、後楽園での岡田佑介戦がDDTでの壮行試合になる。

 渡瀬は「リング、お客さんの熱さが自分の温度とマッチしてる。もともと何回か参戦させていただいて、すごい熱いリングだなとずっと思っていて。今回のトーナメントで、さらにその気持ちが強くなり、ガンプロで闘っていきたいという思いになりました。DDTには両国という素晴らしい会場でデビューさせていただき、6年間さまざまな経験をさせていただき感謝しております。どんどん大きくなって、いつかまたDDTのリングに上がるときがあれば、恩返しをしたいと思います」とコメント。

 大家は「ガンプロに移籍したいと言ってくれたときはうれしかった。やっぱり恩返しなんです。恩を返すという気持ちが大切。我々みんながプロレスに救われてきた。だからプロレスに恩返ししたいという気持ちが大きい。渡瀬とはともに手を取り合って、試合だから、プロレスだから。殴り合って、プロレスをメジャースポーツにするために頑張っていこうぜ!」とエールを送った。

 今後の目標について、渡瀬は「自分の熱さを最大限に出していければ。あと、先日、天龍プロジェクトさんに出させていただいたときにも思ったんですけど、いろんな選手と闘いたい。いろんな国で闘いたいとの思いがあります。他団体、外国、いろんなとこに行って、いろんな経験をしたい、いろんな人と試合をしたい」と話した。

 DDTからガンプロへの移籍で試合数が減る可能性もあるが、「DDTと違って、ガンプロ自体の試合数は少ないかもしれないですけど、他団体とかに出られるのであれば、どんどん参戦していきたいし、自分の頑張り次第で試合数は増えていくと思います」と語った。

 渡瀬が所属していたユニット準烈が先に解散し、それが転機になったのかとの問いには、「いろんなタイミングが重なって、今動く時期じゃないかというのが強くなって。コロナ禍もあって、いつ海外に行けるとか分からないし、いつプロレスがなくなるか分からない怖さもあって。そういうのが重なって動くべきじゃないか、体が動くうちに何かしたいなという気持ちになりました」と述べた。

〈写真提供:ガンバレ☆プロレス〉

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