【新日本】“東金の英雄”永田がついに『WTL』公式戦初勝利!蝶野も駆けつけサプライズでテンコジに30周年セレモニーを実施!内藤&SANADAが5連勝!<11.28東金:全試合結果>

新日本プロレスは 11月28日(日)、千葉・東金アリーナで『WORLD TAG LEAGUE 2021 & BEST OF THE SUPER Jr.28』第11戦を開催。

今大会は永田裕志による自主興行『BULUE JUSTICE』と銘打ち、『WTL』公式戦の5回戦を含む全7試合が行われた。

メインの公式戦は永田&タイガーマスク組(0勝4敗)と鈴木みのる&TAKAみちのく組(0勝4敗)が対戦。

両チーム激しい戦いとなったが最後は“東金の英雄”永田がTAKAにバックドロップホールドで勝利し、待望の公式戦初勝利を飾った。

試合を制した永田は試合後、第三世代として同じ時代を共に過ごした天山広吉&小島聡にサプライズで30周年セレモニーを実施し、会場に駆けつけた蝶野正洋もお祝いのメッセージを贈った。

試合後マイクを手に取り「来年は永田裕志デビュー30周年となります。その記念大会をまたこの東金アリーナでやりたいと思います。」と宣言。

※全試合結果&試合後バックステージコメント全文掲載

『WORLD TAG LEAGUE 2021 & BEST OF THE SUPER Jr.28』
日時:2021年11月28日(日) 14:30開場 16:00開始
会場:千葉・東金アリーナ 
観衆:1,103人

<試合結果>

▼第1試合 10分1本勝負
中島 佑斗 △
vs
藤田 晃生 △
10分00秒  時間切れ引き分け

■試合後バックステージコメント

藤田「リングに上がったら、体重とか年齢とかキャリアとかそんなの関係ないです。ただ、今日も自分が勝てなかったです。そして、もう一つ、ノアとの対抗戦についてです。自分のこの発言がどれだけの責任があって、どれだけ大事なことを言っているかももちろん分かっています。でも、何度でも言います。自分をノアとの対抗戦に出させてください!(深々と礼をしながら)お願いします!ありがとうございました」

中島「前も言ったけど、俺が最初に1勝をあげるのに一番危機感を覚えてんだ。時間を取り戻すには、あの二人が先に試合経験があって、自分はアイツらに比べたら全然やってなくて、それをまくるには最初に1勝するしかないんだよ。まだシリーズは続いていくけど、絶対俺が最初に獲ってやる。もう時間を巻き戻したりはしたくないんだ。絶対俺が勝ってやる。チクショウ!」

 

▼第2試合 30分1本勝負
『WORLD TAG LEAGUE 2021』公式戦
本間 朋晃 ×
真壁 刀義
(0勝5敗=0点)
vs
小島 聡 〇
天山 広吉
(2勝3敗=4点)
11分39秒  ラリアット→片エビ固め

■試合後バックステージコメント

天山「ヨッシャ! これで2勝目かな? やっぱり一つも星を落とせないからね。今日なんか特に真壁と本間、アイツら何回もタッグの頂点を獲ってるし、タッグリーグも制覇してるって聞いてるけど、そんなアイツらに比べたら、オレたちテンコジはどうなの? 何回も何回も獲って、タッグのトーナメント、リーグ戦、全部制覇してんのや。ソイツらに負けてたまるかって。コジとガッチリ組めば真壁も本間も朝飯前でしょう。しっかり勝利を獲れて、このまま突っ走っていきたいね。次は明後日かな? 後楽園。デイ・アフター・トゥモロー! タマ・トンガ、タンガ・ロアよ、アイツらも過去に何度もタッグのベルトを獲って、リーグ戦制覇もしてるかもしれんけど、オレたちに比べたらまだまだヒヨッコや。しっかりとトントントンと白星重ねていきますよ。テンコジ、ここにあり! 健在、しっかり見せるから。オマエら目を離すなって話よ。OK、カモーン!」

小島「天山、小島、略してテンコジとしてそれぞれ過ごした30年、その集大成を今年のタッグリーグで見せるって約束した。その約束に嘘なんかつきたくないぞ。そして今日は東金という永田裕志ゆかりの地で負けたくなかった。その意地だけだよ。オレたちが、少なくともオレを動かしているのは意地だ。最後、30周年と言われる時間の中で意地を最後まで貫き通してやる。プロレスラーとしての意地、小島聡としての意地、全て自分の中で飲み込んでタッグリーグ優勝してやる」

本間「(コメントブースに現れるなり倒れ込み)どうしようもねえよ、クソッ! 5連敗…。もう優勝の望みはねえかもしれない。でも、俺はこのシリーズに懸けてたんだよ。懸けて、この程度なんて思わせねえかんな!」

真壁「(後から入ってきて)オイ、こけし、オレたちこれで終わりか?」

本間「終わらねえ!」

真壁「終わりじゃねえよな?」

本間「終わらねえ! 終わってたまるか!」

真壁「オイ、やってやるぞ、オマエら! 必ず最後獲ってやるよ。残り全部獲ったら文句ねえだろう。やってやるよ、この野郎!」

本間「パートナーの真壁に、オレばっかり負けて申し訳ねえ気持ちしかねえけど、やってやるから。絶対やってやるから!」

 

▼第3試合 30分1本勝負
『WORLD TAG LEAGUE 2021』公式戦
SANADA 〇
内藤 哲也
(5勝0敗=10点)
vs
チェーズ・オーエンズ ×
バッドラック・ファレ
(3勝2敗=6点)
10分22秒  オコーナーブリッジ

■試合後バックステージコメント

内藤「今日の勝利で5連勝。オレとSANADAが目指しているのはただの優勝じゃない。全勝優勝なんでね。全勝優勝に向けて今のところいい感じなんじゃない?次戦は明後日の後楽園ホール大会、オーカーン&ヘナーレ組?オーカーン…いや失礼しました。UNITED EMPIREの広報さん!広報さんは人の靴を舐めるのが好きなんでしょ?舐めさせるのが好きなのかな?

それとも自分も舐めるのが好きなのかな?どっちか分からないけどさ、広報さんに勝って是非靴を舐めていただきたいね。でも、オレは自分の靴を舐められるのが好きじゃないからな。そうだなあ?試合がメインイベントだから、レッドシューズ海野レフェリーの靴でも舐めていただこうか。

それともちょっと離れたところから、(片目を見開くポーズをして)目を開いて見ておくよ。そんな後楽園ホール大会、え~と明日、明後日か?ではでは、皆様、次はまた明後日、後楽園ホールでお会いしましょう。アスタ・マルテス!アディオス!」

※SANADAはノーコメント

チェーズ「なんだあれは!」

ファレ「信じ難い!」

チェーズ「カウント2で返しただろ!」

ファレ「さすがに今回ばかりは陰謀は関係ないと思うが、間違いなくあのレフェリーは頭がおかしいぞ!」

チェーズ「てか、アイツ誰だよ? 見たことない顔だ」

ファレ「チクショー! オレもあのチビは今日初めて見た!」

チェーズ「SANADA、いいぜ、得点はくれてやる。だけどな、パラダイスロックでオマエを追い詰め、あとほんの数センチでオレが勝ってたぞ!だけどナイトーの野郎が邪魔しやがった! (内藤の目を見開くポーズを真似る)あれさえなければパラダイスロックでこのオレが勝利を獲ってたのに!クソッ!これからオフィスに行って抗議だ。あのレフェリーをクビにさせる!」

ファレ「オフィスに直行だ!」

 

▼第4試合 30分1本勝負
『WORLD TAG LEAGUE 2021』公式戦
矢野 通 〇
棚橋 弘至
(4勝1敗=8点)
vs
アーロン・ヘナーレ ×
グレート-O-カーン
(3勝2敗=6点)
11分49秒  横入り式エビ固め

■試合後バックステージコメント

矢野「(バイクのハンドルを握るジェスチャーをしながら)ヴンヴンンヴンヴンヴン!」

棚橋「(同じくバイクのハンドルを握るジェスチャーをしながら)ブンブンブンブンブン!」

矢野「オイオイオイオイ、よく聞け! オイオイオイオイオイオイ、よく聞け、よく聞け、よく聞け、オイ! (うんこ座りをして)テメエらみたいなな与太郎がな、何人集まっても一緒なんだよ! こういうのを役者が違うって言うんだよ、オイ!」

棚橋「いいこと言うねえ、通は! 通、今日、リングサイドに蝶野先輩がいたぞ」

矢野「蝶野パイセンが!」

棚橋「蝶野パイセンがいた! 気合い入るに決まってんだろ、この野郎!」

矢野「キタキタキタ!」

オーカーン「アッハッハッハ! 次だ、次! 次はいよいよこのシリーズで一番楽な相手だな。だが、全勝なんだろ、アイツら。いいカモだ。

出汁の出るカモにしてやるよ(と言いながら、ズルズルと音を立てて舌舐めずり)。思い出すな。『どんたく』だったか? どれほどUNITED EMPIREがロスインゴを蹂躙したか、忘れた愚民はおるか? おるなら思い出させてやろう。(恍惚の表情を浮かべながら)あああ……楽しみだなあ……! しかも後楽園のメインか。

(またも舌舐めずりをしながら)思いついたぞ(ニヤリ)。“余興”を思いついた」

ヘナーレ「(自分の股間を押さえながら)ヤノ!オマエ、あれがどれだけの痛みなのか分からないのか!? 今月はNo Nut November(ノ・ナット・ノベンバー)にチャレンジしてるから特にひどい痛みだった!クソッ!こんなんならタナハシに負けるほうがよっぽどマシだ!

だが次のコーラクエンホールでは絶対に同じ結果にはならない!ノー、ノー、ノー、ノー、コーラクエンホールではオレたちUNITED EMPIREが勝利を獲る!でも今はまずアイスで冷やさないと…」

➡次ページ(後半戦)へ続く

<写真提供:新日本プロレス>

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