【新日本】『WTL』後藤&YOSHI-HASHIがタイチ&ザックに逆転勝利！EVIL&裕二郎が内藤&SANADAから無法ファイトで勝利を強奪！優勝決定戦は後藤組vsEVIL組に！＜12.12広島：全試合結果＞
▼第4試合 30分1本勝負
『WORLD TAG LEAGUE 2021』公式戦
矢野 通
棚橋 弘至 〇
（7勝4敗＝14点）
vs
チェーズ・オーエンズ ×
バッドラック・ファレ
（6勝5敗＝12点）
9分53秒 ハイフライフロー→片エビ固め
■試合後バックステージコメント
矢野「（※バイクのハンドルを操縦する仕草をしながら現われて）パラリラパラリラ～」
棚橋「（※同じくバイクのハンドルを操縦する仕草をしながら）ウーーン、ウーーン……」
矢野「（※ヤンキー座りをして）タッグリーグは終わったかもしんねえけどな、第2章はここまで来てるよ、オマエら、オイ！」
棚橋「（※同じくヤンキー座りをして）まだまだ続くぞ、コラーッ！」
矢野「見とけ！ コノヤロー！ ヴァーンヴァーン……（※バイク音を口ずさみながら退場）」
棚橋「（※一度は矢野と一緒に引き上げながらもUターンして舞い戻り）ありがとう！ トオル、ありがとう！ 自分を見失いそうな時も強引に強引にプロレスに振り向かせてくれた。没頭させてくれた。『棚橋さん、オレたちが道場で昔夢見ていたプロレスって、まだこれからっすよ』って言われてるようで。
結果は振るわなかったけど、トオルから凄え大事なものを貰った。このエネルギーをドームに繋げるためにも、USヘビー、一言も言ってこなかったけど、やっぱりオレが巻いてたほうが活躍の幅も広がるんじゃないの？ KENTA、リマッチ……リマッチか。あんまその言い方好きじゃねえな。
もう一回！ でも、『挑戦させてくれ』、『ハイ、いいよ』って言ってこないのは分かってる。だから、条件をオレのほうから言うよ。KENTAが言う条件を何でも一つ、オレは受け入れます。なんでも。そんだけ有利な状況であれば受けてくれるんじゃないかな？ ただ、黒のショートタイツにしてこいっていうのだけはなしで」
ファレ「クソ…スランプから脱出できなかったか。いつになったら元通りになるんだ？誰にも分からないが、その時が来れば俺たちは新境地に達するだろう！」
チェーズ「（勝って）USヘビー級王座に挑戦するつもりだったのに！タナ、また邪魔された！お前が憎い！」
ファレ「お前もだぞ、ヤノ！」
▼第5試合 30分1本勝負
『WORLD TAG LEAGUE 2021』公式戦
アーロン・ヘナーレ ×
グレート-O-カーン
（7勝4敗＝14点）
vs
タンガ・ロア 〇
タマ・トンガ
（7勝4敗＝14点）
13分31秒 マジックキラー→片エビ固め
■試合後バックステージコメント
タマ「優勝決定戦進出には届かなかったとはいえ、俺たちは100％の力を出し切った。もう（優勝の）チャンスは残っていないが、最終日に”W”（Win、白星）で終えることができた。で……これからどうする？」
ロア「（このリーグ）良い滑り出しを切れたが中盤で少し躓いた。でも、タマが言うように、俺たちは最後まで全力を尽くした。それがG.o.Dというものだ。優勝決定戦進出は叶わなかったが、まぁ仕方ない。来年の俺たちを何が待ち構えているのか期待したい。
最後に、“Dem Boys”……ジェイ＆マーク (ブリスコ・ブラザーズ) にメッセージを送りたい。（今日のROH：FINAL BATTLEで）12回目のROH世界タッグ王座戴冠おめでとう。俺も嬉しいよ。そしてROHも今まで本当にありがとう」
オーカーン「ああ、これで15日のメインは途絶えたか。そして、これが例え負け犬の遠吠えだろうと、これでもし余の言葉に説得力がねえって愚民が言うならよ、30日に言った通りじゃねえか。ガタガタガタガタ会社や世間に我儘言うんじゃなくて、実力を示せってんだ。どの口が言ってんだって思うだろ？ それでいいんだよ」
ヘナーレ「あともう一歩だった……負けてはしまったが、俺にとっては大きな成長となったシリーズだった。これでもう誰も一人として俺の力を見くびるヤツはいないだろう。それこそが開幕前からの俺のゴールだった。すべてがUNITED EMPIREのユニットとしての力に繋がっている。俺たちは上昇し続ける。だが、今日のところは（この結果は）仕方ないとしか言いようがない」
▼第6試合 30分1本勝負
『WORLD TAG LEAGUE 2021』公式戦
SANADA ×
内藤 哲也
（8勝3敗＝16点）
vs
高橋 裕二郎
“キング・オブ・ダークネス”EVIL 〇
（8勝3敗＝16点）
17分46秒 EVIL→片エビ固め
■試合後バックステージコメント
裕二郎「今日の試合？（※ニヤニヤしながらケインを見せつけ）これが何かやったの？ でもよ、反則じゃねえんだよ。オレとこのケインのコラボレーションだよ。いいか、反則じゃねえんだよ」
EVIL「（※東郷と一緒に現われて）今日の結果の通りだよ。オレと裕二郎があんな腐ったヤツらを見放したのは、いや見捨てたのはな、なんにも間違えてなかったな。これでオレら開幕から全戦全勝だよ。
もう両国で優勝決定戦なんてやるまでもねえな、オイ！ トロフィー持ってこいよ！ もうオレらがトロフィー持って優勝アピールしてやるからよ。持ってこい、コノヤロー！ いいか、それだけだ。よく覚えとけ」
内藤「今日の敗戦で8勝3敗勝ち点16。予選リーグ敗退が決定してしまったのかな？ ディック東郷の存在に文句を言うつもりはないよ。だって、あれが今のEVILのプロレスであり、高橋裕二郎のプロレスなんでしょ？ なら、自分の信じた道を突き進めばいいよ。それよりSANADAとのタッグで結果を残したかった。
特に今日はオレのホームである広島大会。10月の広島大会（G1公式戦）はメインイベントでシングルマッチをやるはずだったのに怪我で欠場になってしまい、そして今回の広島大会では負けて予選リーグ敗退が決定してしまった。悔しいな……悔しすぎるぜ、カブロン！」
※SANADAはノーコメント
▼第7試合 30分1本勝負
『WORLD TAG LEAGUE 2021』公式戦
YOSHI-HASHI
後藤 洋央紀 〇
（9勝2敗＝18点）
vs
ザック・セイバーJr. ×
タイチ
（8勝3敗＝16点）
24分44秒 後藤弐式
※後藤組（18点）が1位、EVIL組（16点）が2位で優勝決定戦へ進出
■後藤のマイク
後藤「優勝まであと一つ！ありがとうございます！」
※ここでEVIL&裕二郎が登場
※H.o.Tが退場し、再び後藤がマイク
後藤「俺たちのタッグリーグ、まだ終わってないので。ただ、これだけへ言わせてください。俺たちが！新日本プロレスのタッグの歴史を、動かします！両国、優勝決定戦に向けて、消灯ー！」
■試合後バックステージコメント
後藤「正直、厳しい戦いでしたよ。でも、ご覧の通り、勝ったのはオレたち。そして決勝で勝つのもオレたちだ。なあ、YOSHI-HASHI？」
YOSHI-HASHI「もちろん！ この前のUNITED EMPIRE戦でオレがちょっと足痛めちゃって、その分後藤さんに負担かけちゃったのは申し訳ないと思って」
後藤「とんでもない、とんでもない」
YOSHI-HASHI「でも、この2日オフがあったというのもオレたちにはラッキーだったから。2日で膝もだいぶ良くなったし、そういった部分では」
後藤「オレの膝もダメージあるけど、あと1日、2日あるからな。大丈夫だ、そんなもん。今まで何度も修羅場を潜り抜けてきたんだ、オレは。そうだろう、YOSHI-HASHI？ 獲ろうぜ、必ず！」
YOSHI-HASHI「何度倒れても起き上がってきた。最後、一瞬の意思疎通、まさに変わる時は一瞬だったとオレは思うから。この勢い、ついてきてると思うから」
後藤「今、コロナ、コロナでね、新日本プロレスも底から這い上がろうとしてるけど、今日来てるお客さんも気持ちは同じだと思うよ。そんな人たちの希望の光にね、オレたちがなってやるよ。裕二郎？ EVIL？ オマエらじゃまた暗闇に落とされるだけだ。オレたちが光を見せてやる。それだけだ！」
YOSHI-HASHI「アイツらは消灯だけじゃない。地獄に落としてやるよ」
ザック「（日本語で）ホント、ゴメンネ」
タイチ「いいんだ。どっちかの責任じゃねえ。タッグってそんなもんだ。直接負けたヤツのせいじゃねえんだ。ただタッグなんだよ。負ければ二人の責任なんだ。どっちかが悪いわけじゃねえんだ。オレらそうやって何年もやってきてんだ。なんで、なんでベルトは3回も獲って、トロフィーは獲れねえんだよ。オレらの絆が足りない？ それはない。それないな。オレらのチームワークはベストだ。何が足りない？ 後藤、YOSHI-HASHIがそれを上回ってきたのか？ 信じられねえ。あんなヤツらに負ける日が来るとは。完全にノーマークだった。てっきり内藤、サナヤンが上がってきて、そのままやると思ってた。内藤、サナヤンも負けたんだろ？ 何が起こるか分かんねえな。優勝候補2チームが脱落、ノーマークの2チームが行くとはな。何が起こるか分かんねえ」
ザック「ソーリー」
タイチ「もう今日は悪夢だった。ナイトメア」
ザック「ゴトーは見た目通りのバカじゃなかったってことか。流石のオレも最後のは予想できなかったな。やりやがったな、ゴトー。もう寝る時間じゃないのか？ 今日のオマエは凄かったよ。オレたちが今日勝って、優勝決定戦に進出するとばかり思ってた、ホントに。3回タッグのベルトを巻いてきたのに、一度も『（WORLD） TAG LEAGUE』を制覇できてない。なんでだ？ （日本語で）ドウシテ？ ホント ワカラナイ。なんでEVILとユージローなんだよ！ ショッパイ！（と言って、肩を冷やしていた氷嚢を叩きつける）」
タイチ「ちょっとしたミスで……。なんであんなヤツらが……。いいのか、新日本？ あんなヤツら決勝に行かせて。何が面白いんだよ、アイツら。何が面白い、あんなことやって？ 面白いか、アレ見てて。客は喜んでのか、アイツらが勝って。まあいい。オレらは負けちまったから何も言えねえ。後藤、YOSHI-HASHI、決勝でやるんだろう、アイツらと？ しっかりと、オレらの分までしっかりとケリつけて、東京ドームでオレらの前に立ってこい。もう一回挑戦受けてやるよ、オマエらの。必ずオマエらが勝ち上がってこい。なんとかの館？ あんなヤツら、クソみてえだ。後藤、YOSHI-HASHI、必ず優勝して上がってこい」
ザック「絶対に勝ってくれよ。自分がYOSHI-HASHIを応援することになるなんて生まれて初めてのことだ！ クソ！ YOSHI-HASHIとゴトーの優勝を願って今年を締めくくることになるとは信じられないぜ。でもユージローとEVILよりは何倍も良い。トーキョードームでアイツら（HOUSE OF TORTURE）と対戦なんて考えられるか？ 静まり返ったドームしか想像できない。そんなのオレたちだけじゃなく、みんなにとって無意味な試合だ。YOSHI-HASHI、ゴトー、ガンバロ」
タイチ「今日はもう早く寝よ。消灯だ。早く寝ても今日は悪夢しか見られなさそうだ。行こう、ザック。次は東京ドームだ。（※IWGPタッグのベルトを手に持って）これさえ持ってれば、これさえ持ってればまだどうにでもなるんだよ。これが一番大事だよ。気にすることない。寝よう。さっさと寝よう」
＜写真提供：新日本プロレス＞
