【高瀬みゆき】《第2弾》“落ち込むのは5秒間”超前向きな高瀬が今後の展望を語る!そして今最も気になる選手は?

【元気の源は何?】

ーーそして高瀬選手の元気の源は何ですか?例えば落ち込んだ時どうやって復活しているのか、その辺りはいかがですか?

高瀬:まず大前提として、私はある決め事をしていまして、「落ち込むのは5秒間」と。

――めっちゃ短いですね(笑)

高瀬:はい(笑) 落ち込むのは5秒間と決めてる。

――5秒しかないんですね?

高瀬:5秒です。でも、決めたらできるんです。

――できます!?

高瀬:決めたらできます。ただ、これは私1人で決めたんじゃなくて、香川県で役者の活動をしていた時…。

――2013年ですかね。

高瀬:はい、そうです。その時に、私の仲良かった相方にキャサリンという役者さんがいまして、その子がよく言ってたことなんですけれども。その子といつも活動していて、やっぱり失敗したりとか落ち込むことがあるんですけど、そうした時には「今から5秒間だけ落ち込む。5秒経ったら引き上げて」って言って…(落ち込む)ってなって、5秒経ったらピッて起こしてもらうってことをやってたんですよ(笑) でも、そしたら本当に、もう5秒落ち込んだから落ち込む時間は終わりだと。だから、これからは落ち込むんじゃなくて、反省したり前を向いて進もうっていうふうに気持ちが切り替えられるようになっていったっていうのは大きいと思います。

――そういう習慣づけみたいなものを自分の中で見つけ出したってことですね。

高瀬:そうですね。

――他の人も自分なりの習慣を見つけるっていうことはやっぱり大事なんですね。

高瀬:大事だと思います。例えば、私みたいに決めるっていうのもそうですし、それまでは私はやっぱりお笑いをよく見てたので、どれだけつらいことがあっても、お笑いを見てフッて笑ってる瞬間って忘れてるんです。その一瞬だけだけど。なので、そうやって無意識に忘れられるものを見つけて、そこに集中するっていうのもいいと思いますし。

――じゃあ、メンタルはわりと強い方ですか?

高瀬:って言われるんですけど、自分では弱いと(笑) 自分ではか弱いと思って、一応生きてはいるんです(笑)

――でも、5秒で回復するっていうと、超回復だと思うんですよね(笑)ビックリするぐらいのスピード回復だなと思うんで(笑)

高瀬:それは決めてるだけなんです。それ以上落ち込んだらいけないんです。

――食欲不振とかっていうのはどうですか?

高瀬:なったことないです(笑)

――(笑)すごい! さっきもやっぱり「元気があふれちゃう」っていうふうに言ってたから。それをファンの皆さんに、そのあふれた分を…。

高瀬:そうです。ちょっと持って行ってもらう(笑)

――それは本当にすごいことだと思うんですよね。尊敬します、本当に(笑)

高瀬:いやいや(笑)

――これからもそのパワーをいろんなファンに届けていってもらいたいなと思ってます。

高瀬:はい、分かりました。

【気になる選手は?】

――今現在ご自身が気になってる選手って、どなたかいらっしゃいますか?

高瀬:私は常におりまして。でも、挙げだすときりがないんですけれども(笑)私の周りの人は知ってるんですけど、いろんな好きな選手がいる中での、毎年というか、その時の一番のブームの選手っていうのがいるんですよ。その選手を堪能しまくったら殿堂入りしていくんですけども…。

――殿堂入りして、また次の…(笑)

高瀬:はい、ブームが来るんですけれども。

――今のブームは誰なんですか?

高瀬:今、今年のブームは…言っていいんですかね。

――お願いします。

高瀬:岩田美香選手が。

――これはなぜ今ブームなんでしょうか?(笑)

高瀬:いや、もう…かっこよくないですか? あのライオンのような。おきれいじゃないですか。おきれいだしスタイリッシュだし。

―“美仙女”と呼ばれてましたから。

高瀬:本当にその通りで。私は初めて知ったのが、橋本さんとのタッグで試合をされてる時に岩田美香さんを初めて知りまして、すごい美しい選手がいるんだなと。たしか新潟かどこかで、同じ興行に出ていらっしゃったんです。試合も見て「うわっ!きれい。かっこいい」みたいなイメージがあったんですね。その後から…。その時はその時の推しの選手がいたので、その選手の試合を特に見ていました。でも復帰されてからの試合を、改めて見たりとか。配信も最近されてるので、いつでもどこでも見られるじゃないですか。そうやって見てる中で、あの美しい選手がリングの上での男気あふれる試合、ガ―ッて叫んでる時の…。

――闘志が前面に出てますよね。

高瀬:髪がライオンみたいになって。眉毛、カッてなってる時のかっこよさ。私とはちょっと違うんですよね。私はどっちかというと獣のような。獣というか、野生感があるんです、私は。「かっこいい」って言ってくれる人も多いんですけど、どっちかというと見た目とか気にせず、もうがむしゃらに戦っていくみたいな、泥を這いずりながら戦うみたいなイメージなんですけど、岩田さんは(どんなにがむしゃらでも)かっこいいんですよ。何か主人公っぽいんですよ。分かりますか? 

――なんとなく分かります。当時は、まだか弱さみたいなものが少し残ってましたけど、今はもう完全に強い女性が前面に出てるなというふうに思いますね。

高瀬:はい。あれがかっこいいと思って。

――あとは、やっぱり気が強いですよね。

高瀬:そうですね。

――ストロングハート。

高瀬:そう!ストロングハート。

――ハートが本当にすごい強い。強さが前面に出てるなっていうのが。それはすごく感じますね。

高瀬:いや、最高ですね。

――やっぱりああいうあふれる闘志みたいなものに対するシンパシーみたいなものが湧いているって感じなんですか?

高瀬:湧いております。「ワーッ!キター!」って、試合を見ててテンションが上がるんです。「キタぞー、ライオンか!?」みたいな。

――今、推しなんですね。

高瀬:今、推しです。

――戦う機会とかはこれからどんどんまたあると思いますし。

高瀬:はい、そうです。仙女さんにも参戦させていただけるようになりましたので。どれだけうれしかったか。

――そういう自分が推しの選手と対戦できるようになると、よりパワーが出まくるみたいな感じなんですかね。

高瀬:やはりそういう選手たちとしっかりいい試合ができるように、自分ももっとスキルアップしようっていう刺激になります。

⇒次ページ(理想のレスラー像、高瀬みゆきにとってプロレスとは?、今後の目標)

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