【スターダム】3・26両国決戦に向けジュリア「どっちが勝っても、もう一緒にやっていくことは難しいんじゃないのかなって」王者・朱里も涙

女子プロレス・スターダムは3日、都内にて3・26&27両国国技館大会の全カード発表会見を行った。

26日のメインイベントで行われるワールド・オブ・スターダム選手権試合では、ドンナ・デル・モンドの同門対決となる王者・朱里にジュリアが挑戦。そして、その勝者が翌27日に岩谷麻優との防衛戦に挑む。

会見に登場した、朱里とジュリアが調印書にサインをした後にコメント。

ジュリアは話し出そうとするもなかなか言葉が出ずに自ら落ち着かせて「はい。この試合は…単にベルトがかかってるだけの試合ではない。今後のドンナ・デル・モンド(以降、DDM)がどうなっていくのかっていうこともかかっているのかなと思ってます。たぶん、朱里も実は感じてると思う。どっちが勝っても…もう…もう一緒にやっていくことは難しいんじゃないのかなって、私はそう感じてます。(ジュリアと朱里が涙ぐむ)

DDMはジュリアが作りました。そして、朱里はずっとそばで一生懸命支えてきてくれた。そんな朱里とはいつか全てをかけて戦う日がくると私は思ってました。それが3月26日、この日。これからどうなるかわかんないけど、ハッキリさせましょう。そのベルト、必ず奪い取ってみせます!」とタイトル戦への覚悟を語る。

続けて朱里は「ジュリア、DDMが結成して約2年ちょい経った。ホント、いろいろあったね。ドンナ・デル・モンドで仲間として、アリカバ(アルト・リヴェッロ・カバリワン)でパートナーとして…私がこの試合に勝利したら、私の道をいく。決別するのか、より結束を強くするのか、私は朱世界を拡大する。そして、岩谷麻優、スターダム、最強を決める闘いをしよう」とDDMへの思いと、防衛後の岩谷戦を見据えていた。

そして、27日に挑戦する岩谷は「両国大会、1日目はDDM、赤いベルトをかけたDDMの闘いで、すごく複雑ないろいろな感情があるんだなって、こっちまでしんみりしちゃいそうになったんですけども。2日目、3月27日の両国大会は必ず自分が赤いベルトを取って主役に戻りたいなと思います。自分は一昨年の11月に赤いベルトを落としてから、1年4ヶ月ぐらいベルトを持ってない状態で試合をしてたんですけども。STARS飯田沙耶が復帰して全員揃って、いまホントに勢いがあると思うので、自分がSTARSのリーダーとして団体を、ユニットメンバーを引っ張っていかなきゃいけないなと思っているので、必ず主役はアイコン・岩谷麻優です。応援よろしくお願いします」と赤いベルトの奪還と主役に返り咲くことを宣言。

果たして、26日のタイトル戦後にDDMはどうなるのか、そして27日のタイトル戦後に誰が赤いベルトの王者となるのか注目である。

LECクリンぱっ!Presents
STARDOM WORLD CLIMAX 2022 ~The Best~
日時:2022年3月26日(土)開場16:00試合開始 17:00
会場:東京・両国国技館

◆第7試合 ワールド・オブ・スターダム選手権試合
《王者》朱里(Donna del Mondo)
vs
《挑戦者》ジュリア(Donna del Mondo)

LECクリンぱっ!Presents
STARDOM WORLD CLIMAX 2022 ~The Top~
日時:2022年3月27日(日)開場13:00試合開始 14:00
会場:東京・両国国技館

◆第7試合 ワールド・オブ・スターダム選手権試合
《王者》3/26勝者(朱里orジュリア)
vs
《挑戦者》岩谷麻優(STARS)

▼3・26&27両国国技館大会の全対戦カードはこちら
https://proresu-today.com/archives/183145

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