【東京女子】マジラビが“最強の挑戦者”白昼夢を退けプリンセスタッグ王座V2!「両国国技館で取ったのはデカい。今はもう最高です」

東京女子プロレスが3月19日、東京・両国国技館で年間最大の祭典「GRAND PRINCESS ’22」を開催。

セミファイナルではプリンセスタッグ王者のマジカルシュガーラビッツ(マジラビ=坂崎ユカ、瑞希)が“最強の挑戦者”白昼夢(辰巳リカ、渡辺未詩)を退け、2度目の防衛に成功した。

先に行われた「“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント」で、マジラビは享楽共鳴(中島翔子、ハイパーミサヲ)に敗れて、よもやの1回戦敗退。白昼夢は同トーナメントを制して、タッグ王座への挑戦権を力でもぎ取った。

東京女子きっての実力者チーム同士とあって、試合は一進一退の白熱の攻防となった。

マジラビの合体技が次々にさく裂すれば、負けじと白昼夢の連係技が決まり、両軍とも一歩も引かず。

パワー自慢の渡辺はマジラビの2人をまとめてボディスラムで投げ、2人まとめてジャイアント・スイングでぶん回す荒技も披露。

15分過ぎ、瑞希はここ一番にしか出さない“秘技”渦飴を繰り出して渡辺を場外に排除。

ここで坂崎がTea timeを辰巳に決めると、瑞希がダイビング・フットスタンプを投下。

続けて、坂崎が魔法少女にわとり野郎を見舞って辰巳から3カウントを奪った。

 ベルトを守った坂崎は「両国国技館で取ったのはデカい。これはたぶん作戦勝ち。全然余裕の勝利じゃなかったけど、あんなに一進一退の、本当に紙一重で勝てた。今はもう最高です」、瑞希は「トーナメントで負けて悔しい思いをして、優勝したチームに勝てて。今回はいっぱい攻めて攻めてできたから」と笑み。

 2020年11月以来、1年5ヵ月ぶりのタッグ王座返り咲きがならなかった辰巳は「ダメだったけど、やることはやったんで。夢の舞台で。マジラビと戦えて、現実だったから。またこういう夢の舞台の現実を積み重ねてスタートしよう。また新しい夢を見つけていけたらいい」と敗戦ショックを垣間見せながらも、気持ちを切り替えていた。

【大会名】GRAND PRINCESS ’22
【日時】2022年3月19日
【会場】東京・両国国技館
【観衆】1714人

▼セミファイナル プリンセスタッグ選手権試合 30分一本勝負
<王者組>○坂崎ユカ&瑞希 vs 辰巳リカ●&渡辺未詩<挑戦者組>
17分2秒 片エビ固め
※魔法少女にわとり野郎。第9代王者組が2度目の防衛に成功。

<写真提供:東京女子プロレス>

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