【新日本】ザックが内藤との激闘を制し『NJC』4年ぶり2度目の優勝!そしてIWGP世界王者オカダへの挑戦を表明!!

■試合後バックステージコメント

ザック「(※『NJC』優勝トロフィーを抱え、タイチと2人でコメントスペースにやってくる。タイチが『おめでとう』と拍手で迎えるが、報道陣から拍手が起こらないのを見て、『おめでとうねぇのか、お前ら!』と拍手を強要する。そんな様子を見ていて)ショッパイ……」
タイチ「ザック、おめでとう」
ザック「アリガトー」
タイチ「(※用意されていた缶ビールを手に)飲む? 飲もう」
ザック「タイチハ? クルマジャナイ?」
タイチ「ここ大阪だから。新幹線で帰るよ」
ザック「イッポン?」
タイチ「いや、全部。ザック、おめでとう!(※と叫んで乾杯する)」
ザック「(※ビールを一口飲んで)メズラシイ。(※隣りでタイチが一気に飲み干すのを見て)キヲツケテ。(※缶ビールが冷えているのを確認して)ビックリした。ツメタイ。ビックリ」
タイチ「(※ザックの傷を見て)痛いのここは!? 冷やしたほうがいいよ(※と言って傷にビールをあてる)。あとで俺が(傷に)キスしてあげるよ」
ザック「タイチ、2年間、俺を支え続けてくれてありがとう。ユー、マイファミリーネ」
タイチ「ハハハ。当たり前だよ。結婚しよ。来年、結婚する!?」
ザック「ドコ、キョート!?」
タイチ「いいよ(笑)。オッケー。じゃあ、俺は仕事戻るわ。あとでね、また。いっぱいしゃべっていいから」
ザック「マタネ」
タイチ「あとでね(※と言い残して立ち去る)」
ザック「(※タイチの後ろ姿を見送り)マダマダ。まだまだ頑張らないと。ナンネンマエ? 4年前か。そんなに経ったのか。パンデミックで2年間、まるまる国へ帰れなかったからそんな気がするのかな。今回は前回以上に特別感があるよ。ナイトー、いつまでもこんな闘いを続けてられないよ。特にオーサカでは。冗談じゃないよ。ナイトーと試合してたら俺のキャリアが削られて短命になってしまう。首は壊れる寸前だ。でも、オーサカは俺たちにとって思い入れのある場所だよな、ナイトー。ここでビッグマッチを何試合やったっけ!? 俺の中で少しばかり、ナイトーが優勝できなかったことを悲しんでる自分がいる。でも残りの99.1%はナイトーに勝って超ハッピーだ! デモ、チョットヤバイ。俺のセイバードライバーをかけようとしたらバレンティアで返された。あれは効いたよ。そこで意識が飛んで、気づいたらジョージ・マイケル(故人)が立っていた。
 
(※1人2役をして)
<ザック>『ハイ、ジョージ』
<ジョージ・マイケル>『おぉ…ハイ、ザック』
<ザック>『すみません、ジョージ。俺、お邪魔ですか?』
<マイケル>『そうだよ、ザック。これからプリンス(故人)とテニスするところなんだから』
<ザック>『ごめんなさい、ジョージ・マイケル。もうお邪魔はしません』
<マイケル>『ザック、今回は俺のアドバイスはいらないのか?』
<ザック>『もちろんジョージ・マイケル、あなたのアドバイスが死ぬほど欲しいです』
<マイケル>『テッカーズを使え』
<ザック>『ありがとうございます、ジョージ・マイケル。でもそのアドバイスは前回もらいました」
<マイケル>『よしわかった。じゃあ、セイバードライバーを使え!』
 
だから、ジョージ・マイケルに言われたとおりもう1度セイバードライバーで決めるぞって。もちろん幻覚だってわかってたよ。でも、俺はこの優勝を今世紀最高のポップスターの1人であるジョージ・マイケルに捧げたい。それはそうと……(※テーブルに両足を乗せ)コノアシ、ドーダ? ゴールド、イイネ。チャンピオンになる俺にピッタリの色であるゴールドを選んだんだ。それから、アディダスも欠かせない。黒とゴールドのシューズをオーダーしたんだけど、予定どおりに届かなかった! アディダスってどういう意味なんだっけ!? “All Day I Dream About”……『早くシューズが届かないかな』ってそればっかり考えてたんだ! でもショーガナイ。チャンピオンになったら次はゴールドのシューズを買おう。オカダ、4ガツ7カ、リョーゴクタイカイ、イソガシイデスカ? 俺は空いてるよ。IWGP世界ヘビー級チャンピオンになったらパーッと飲んでお祝いする。ジャーネ」
 
 
内藤「(※藤田に肩を担がれてコメントスペースに登場。用意してあったイスを投げ飛ばし、床へ倒れ込んでコメント)先月、(2.20)札幌大会でオカダに敗れ、この『NEW JAPAN CUP』、出場選手の中で最後尾からのスタートだと思って、このトーナメントに挑みましたよ。(※片膝立ちになり)決勝戦まで勝ち上がったけど、決勝で負けたら意味がないんでね。2位も、5位も、15位も、28位も、みんな一緒だよ。優勝しなきゃ意味がないからさ。(※うつむいて)悔しいな…。ここって場面で結果を残せないことが内藤らしいけどさ、でも悔しいよ。(※顔を上げ)けっきょく去年の『G1 CLIMAX』開幕戦、(9.18)大阪大会のリベンジはできなかった。でも、ああいう強い相手がいるのは、なんかさ、ワクワクしちゃうよ。ああいう強い相手がいるからこそ、俺ももっと頑張ろうって思えるからさ。2023年1月4日東京ドーム大会のメインイベントへの道が、また遠のいちゃったけどさ、この『NEW JAPAN CUP』、『内藤に優勝にしてほしい』『内藤が優勝する』と思って応援して下さった全国のお客様、そして大阪城ホールに駆けつけて下さったお客様、グラシアス・アミーゴス。(※立ち上がりつつ)次はどこかなぁ…!? わかんないけどさ。また、会場でお会いしましょう…。アディオス(※フラフラになりながら姿を消す)」

<写真提供:新日本プロレス>

◆プロレスTODAY(LINEで友達追加)
友だち追加

Pages 1 2