【東京女子】赤井沙希&荒井優希の夢タッグが初合体で快勝!「今後私たちの運命が絡み合うのか楽しみ」

 東京女子プロレスが4月9日、東京・後楽園ホールで「Still Incomplete ’22」を開催。初めてタッグを組んだ赤井沙希(DDT)、SKE48荒井優希の夢コンビが快勝した。

 同7日の公開練習で“入場”を特訓した2人はコラボしたテーマ曲で姿を見せ、練習通り、荒井がコーナーに上って鮮やかにポースを決めると、赤井がキュートなウインクを決めて最高の入場シーンを演出。

 この日は辰巳リカ、桐生真弥組と対戦したが、2人は開始早々ダブルのビッグブーツを桐生に敢行。

 赤井はダイビング・ボディアタック、三角絞めで辰巳を攻め立てたが、辰巳も執ような足攻撃で逆襲。荒井は桐生にビッグブーツを連発すると、激しいエルボー合戦に発展。

 桐生もスパインバスターを繰り出すもフォールは奪えず。赤井と荒井が桐生に串刺し式のダブル・ビッグブーツを見舞うと、赤井がケツァル・コアトルで辰巳を排除。

 最後は荒井がフルネルソンバスターからFinally(カカト落とし)をさく裂させて、先輩の桐生から3カウントを奪取した。

 赤井は「彼女がデビューしたとき、自分と似た部分を感じで、心配なところもありました。リングでタッグを組んでみて、私の心配なんかないように思いました。目立つからこそ、いろんな人からいろんなことを言われると思うんで。今日たくさん助けようと思ったんですけど、見守ることが成長につながると思うんで、やりたいことをやりたいだけやらしてあげて。プロレス界全体で見守ってあげたらなって思います。違う団体なんで隣の家のお姉ちゃんくらいの距離感で見守っていけたらなと思います」と話し、今後については、「タイミングとか流れとかあるんで、組んでもみたいし、戦ってもみたい。私たちの運命がまた絡み合うのか楽しみ」と含みを持たせた。

 荒井は「東京女子以外の先輩と組むのは初めてで緊張するし、不安な部分も大きかったんですけど、始まってみると心強い存在で。自分ももっと強くなって、また機会があれば、赤井さんと戦っていきたいと思いました」と笑みを見せた。

【大会名】Still Incomplete ’22
【日時】2022年4月9日(土)
【会場】東京・後楽園ホール
【観衆】509人

▼オープニングマッチ 20分一本勝負
○原宿ぽむ&宮本もか vs 猫はるな&鳥喰かや●
8分52秒 片エビ固め
※ぽむ・ど・じゃすてぃす

▼第二試合 15分一本勝負
○山下実優 vs 長野じゅりあ●
4分12秒 片エビ固め
※Skull Kick

▼第三試合 15分一本勝負
○小橋マリカ vs らく●
6分43秒 片エビ固め
※駆け上がり式ブルドッキング・ヘッドロック

▼第四試合 20分一本勝負
伊藤麻希&●上福ゆき vs 乃蒼ヒカリ&角田奈穂○
11分31秒 片エビ固め
※紫電改

▼第五試合 15分一本勝負
○ハイパーミサヲ vs 渡辺未詩●
11分1秒 体固め
※ヴァニタス

▼第六試合 20分一本勝負
赤井沙希&○荒井優希 vs 辰巳リカ&桐生真弥●
13分20秒 片エビ固め
※Finally

▼セミファイナル プリンセスタッグ選手権試合 30分一本勝負
<王者組>坂崎ユカ&○瑞希 vs 鈴芽&遠藤有栖●<挑戦者組>
16分5秒 片エビ固め
※ダイビング・フットスタンプ。第9代王者組が3度目の防衛に成功。

▼メインイベント プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合 30分一本勝負
<王者>○中島翔子 vs 愛野ユキ●<挑戦者>
15分49秒 片エビ固め
※ダイビング・セントーン。第10代王者が初防衛に

〈写真提供:東京女子プロレス〉

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