【東京女子】プリプリ&プリンセスタッグのダブル前哨戦は坂崎が制す!「心配な要素は一個もない」

4日、静岡・浜松市えんてつホールにて東京女子プロレスが『TJPW CITY CIRCUIT~浜松公演~』を開催。サイバーファイトフェス(6月12日、さいたまスーパーアリーナ)でのプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合(王者・中島翔子vs挑戦者・坂崎ユカ)、同19日の後楽園ホールでのプリンセスタッグ選手権試合(王者組・坂崎&瑞希vs挑戦者組・中島&ハイパーミサヲ)のダブル前哨戦で両軍が火花を散らした。

 この日、坂崎は瑞希、遠藤有栖と組み、中島、ミサヲ、宮本もか組と対戦。アメリカ遠征から1ヵ月ぶりに帰国した坂崎に、ミサヲがプレゼントを贈呈すると見せかけて、スプレー噴射で奇襲をかけて開戦。

 試合中盤に瑞希がミサヲにフェースロックを極めれば、ミサヲがチキンウイング・フェースロックで切り返し、中島と坂崎が対峙すると場内に緊張が走る。

 中島がコルバタから場外の坂崎にトペ・コンヒーロを放てば、坂崎は強烈なローリング・エルボーでやり返し、中島もくるくるエルボーで応戦するなど一進一退。

 最後は坂崎が中島から替わった宮本をマジカルメリーゴーランドで下して、ダブル前哨戦を制した。

試合後、坂崎は中島に対して「向かい合うとピリッとする気持ちが出てくる。最高の相手」と称え、プリンセスタッグ戦に向けては「タッグで負けるわけがない。心配な要素は一個もない」と強気のコメント。対する中島は「まだ隠し持った手を引っ張り出すことができなかった」と反省の弁。それでも「私は引っ張ってきたものをブラッシュアップして、最高の状態で臨みたい」と前を向いた。ミサヲも6・19後楽園に向けて、「瑞希さんにもユカさんにも、勝機を見出したような気がするので、つなげていきたい」と必勝を期した。

【大会名】TJPW CITY CIRCUIT~浜松公演~
【日時】2022年6月4日(土)
【会場】静岡・えんてつホール
【観衆】219人(超満員)

▼オープニングマッチ 15分一本勝負
○渡辺未詩 vs 鳥喰かや●
8分46秒 カナディアン・バックブリーカー

▼第二試合 20分一本勝負
○愛野ユキ&らく vs 上福ゆき&猫はるな●
9分47秒 片エビ固め
※ヴィーナスDDT

▼第三試合 15分一本勝負
○角田奈穂 vs 桐生真弥●
8分40秒 片エビ固め
※紫電改

▼第四試合 20分一本勝負
○辰巳リカ&鈴芽 vs 乃蒼ヒカリ&原宿ぽむ●
12分13秒 片エビ固め
※ツイスト・オブ・フェイト

▼セミファイナル 20分一本勝負
中島翔子&ハイパーミサヲ&●宮本もか vs 坂崎ユカ○&瑞希&遠藤有栖
12分33秒 片エビ固め
※マジカルメリーゴーランド

▼メインイベント インターナショナル・プリンセス選手権試合 30分一本勝負
<王者>○伊藤麻希 vs “ジ・アンブレイカブル”リオ●<挑戦者>
13分22秒 片エビ固め
※フライング・ビッグヘッド。第7代王者が4度目の防衛に成功。

〈写真提供:東京女子プロレス〉

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