【GLEAT】永田裕志がUWFルールで伊藤貴則から快勝!「自分の中の闘志みたいなものを湧かせてくれた」

GLEATは7月1日、TOKYO DOME CITY HALLにて『GLEAT Ver.3 -旗揚げ1周年記念大会-』を開催。新日本プロレスの永田裕志がLIDET UWF ルールにて伊藤貴則との対戦に快勝した。

伊藤は1年前に同会場で行われた旗揚げ戦メインにて新日本のSHOに敗戦しているだけに負けられない戦いは、グラウンドの攻防や張り手合戦では気合いを見せ、三角絞めで攻め込むが永田が抜け出すとナガタロックⅡで締め上げレフェリーストップで勝利した。

伊藤と握手を交わした永田はコーナーに登り勝利をアピール。一方の伊藤はエンディングにて2年連続のメインでの敗戦に悔しさを語るも、「結果を出してリンダマンの持つベルト(G-REX)へ挑戦する」と前を向いていた。

試合後の永田は「いや~効きましたね。30年以上前に、プロレスラーになる前に、UWFというものに凄く憧れを持って、自分なりに思いを描いていたわけだから。キャリア30年で、ほぼほぼかな、UWFスタイルというものを初めてやって。まあ、自分の鈍くささとか(苦笑)そういうものを感じてしまったような。せっかくUWFスタイルという、そういうものを期待していただいた皆様には大変申し訳ないなと」と述べたが「ただ、そういう技術的なことを含めて、伊藤選手ですか。技術的なことを全て忘れさせるようなビンタのやり合いとか。掌底って言わなきゃいけないんだろうけど僕はビンタで。それは自分の中の闘志みたいなものを湧かせてくれましたね。彼がそれに応戦して、より強烈な張り手というか、掌底と言っておきましょうか。UWFルールとか、技術とか超越した彼の闘争本能を引き出せたというか、感じ取れて。それで試合自体はUスタイルとしては無様だったかもしれませんけど、僕としては非常に試合した感じが凄くあってよかったですね」と試合を振り返った。

また初参戦となるGLEATについては「非常にオシャレですね。入場の仕方。皆さん揃ったジャージを着て帰るところとか、演出とか非常にいいし、若い選手たちも素晴らしい試合をしていた」と感想を語り、伊藤については「まだまだ鍛えれば光る宝石だと思いますよ」と称賛。

敗れた伊藤は改めて2年連続のメイン敗戦に「ホンマにこの2つは取り返しのつかないことやと思ってます。でも、この2つを取り返すのは結果しか、結果しかないから! 」するとT-Hawkが現れ「俺たちによ、下向いてる暇なんかねえんだ」と喝を入れると「(7月)17日、お前の地元、大阪梅田ステラホールで、GLEAT大阪大会あるよな?そこで俺たち2人でタッグを組もうぜ」と促すと伊藤もこれを受け入れ「GLEAT1周年、2周年もまだまだまだまだどんどん突き進むからよ。大阪大会も俺とT-Hawk、俺らのタッグを見とけオラ!」と力を込めた。

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