【石川修司選手インタビュー】蘇る大巨人、全日本プロレス「チャンピオン・カーニバル」に挑む!

 

<王道と挑戦。大日本プロレスとDDT>

――石川選手はDDTにも参戦されています。DAMNATIONで、なんとも面白いポジションにいらっしゃる。石川さんがしゃべろうとすると邪魔される。DAMNATION入りのきっかけは何だったんですか?

石川:佐々木大輔選手のところにパートナーがいないということで、パートナー探しの中で、自分が呼ばれました。


※2016年8月28日DDTプロレスリング『両国ピーターパン2016~世界でいちばん熱い夏~』

――仲がいいというか、微妙な空気感が、いい雰囲気のチームなんだろうなという感じがします。

石川:僕がいつも大日本で戦っているのが基本スタイル。DAMNATIONはユニットとしてはヒールですけど、素直な気持ちをリングで発言していたらカリスマに蹴られ始めて、こういう感じになりました。

――DAMNATIONのおかげで、石川さんの幅が広くなった気がします。無骨な戦いを主戦場とされる石川さんがDAMNATION入りすることで、人間味が出てきているんじゃないかと思います。それがお客さんに伝わるのが、いいですね。

石川:主となる戦いやスタイルはぶれたくないですけど、そこがしっかりしているならば、いろいろなことをできたほうがいい。せっかくプロレスをやっているなら、デスマッチもやってきたので、いろいろなことも体験したいです。

――大日本プロレスでは佐藤耕平選手とのツインタワーズで参戦されています。素晴らしいですね。

石川:自分としては大切なパートナーですね。


※2016年12月18日大日本プロレス「BIGJAPAN DEATH VEGAS」

――お互いが厳しい攻めをやっています。

石川:はじめて組んだ時が岡林選手が欠場した時で、そこで急きょ六人タッグで組んで、ビビビと来ました。松田聖子的な(笑)やってみてすぐ、これは凄いと思いました。初めてタッグを組んだ時に、とてもやりやすくて、本当にビビビときた(笑)。会社もそう感じたと思う。そこからタッグが組まれたんですよ。

――ふたりがハードヒットな攻めを若手に見せたり、(橋本)大地君や神谷君に思いっきり入れたりするじゃないですか。向こうも挑発的にやってくる場合も多いから、それがメチャクチャ面白い。

石川:神谷選手なんかは、最初ボッコボコにして、息も絶え絶えにしたと思ったら、若さと猛練習で力をつけてきて、心も折れず激しい攻撃を返してきた。戦っていながら成長を感じます。今でいえば野村選手とか、ボコボコにしても向かってくるので、大日本の若手は凄いなと思います。

――野村君は驚異の新人です。あれだけ相手に向かっていくのは凄い。

石川:キャリアも一年くらいですよね。大日本プロレスの宝だと思いますよ。本人はこのまま戦っていけばいいんですけど、向かっていく意思に惹きつけられる。ああいうのは天性のもので、教えられるものではない。本人の気持ちや表情、負けん気とかを含めて、ほかの人にはないものを持っていますね。


※2016年12月18日大日本プロレス「BIGJAPAN DEATH VEGAS」

――初めて見た人でも応援したくなるような何かを持ってます。

石川:ツインタワーズと野村との戦いが多くて、これは野村のための試合だと(笑)腹が立つけど、しょうがないからボコボコにする(笑)

――耕平さんもボコボコにしてますね。ボコボコにするから光ると思うんですよ。

石川:ボコボコにして、向かってきて……大日本の若手は向かってきますね。心折れずに向かってくるのが、楽しいです。

――耕平さんとの阿吽の呼吸を感じることはありますか?

石川:組んでて長いんで、ここが決め時だとか、もっといたぶろうかとか、そういうのは伝わります。だけど、あまりに耕平さんの蹴りがエグいと、これ以上やったら死んでしまうと思って、僕は優しくしたり(笑)

――激しい攻撃やられたら、普通は耐えられないですよ。

石川:耕平さんの攻撃を見て、パートナーでよかったと思いますね。

――今度はDAMNATIONで当たりますね。

石川:楽しみです。

――信頼できるパートナーがいるから、関本選手・岡林選手とベストバウト級の戦いができるのでしょうね。

石川:関本・岡林と対面するときは、隣には耕平さんがいてほしい。この四人でしかできない戦いをしたいです。

――この四人は凄くハイレベルになってる気がします。昔、鶴龍コンビで天龍さんとジャンボ鶴田さんが組んでいた時と、長州さんと谷津さんが組んでいるときの試合を見ているかのような、インターナショナルタッグ選手権を賭けて戦っているときのような気持ちになりましたね。でかい人たちが、無駄を排除して、内容だけでプロレスしている。肉体と肉体のぶつかり合いだけで後楽園ホールを熱狂させているのは凄い。ファン目線ですけど、後楽園ホールが揺れて、みんなが燃えている。単純にプロレスだけであそこまで興奮させられるのは凄いと思います。これからもそういう試合を見続けていきたい。

石川:できるように頑張ります。

――実際、大日本プロレスの石川さんはすごくいいです。関本さん・岡林さんの戦いがマッチしています。

石川:やってて楽しいです。凄い二人なので、彼らと戦っているとレスラーってすごいと思います。大日本プロレスのアットホーム感、一致団結感は、中に混ざるとすごく心地いいんです。何も考えず、ただ激しくぶつかっていられるのがすごく幸せな時間だと思う。自分がいらないと言われるまで関わっていきたいです(笑)

――日本人のヘビー級としてトップクラスの体格なので、需要はいくらでもあるはずですから、いろいろな団体にどんどん出ていってほしいです。

 

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山口 義徳(プロレスTODAY総監督)
『プロレスTODAY』総監督。
その素顔は運営会社(株)リアルクロス代表取締役社長。
プロレスTODAYの企画・進行・管理を行い、会場ではカメラマンも兼務。
またプロレスとビジネスの融合を行い、会場でのクライアントとのタイアップも実施。

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