【魔界(MAKAI)】新ブランドのMAKAI「iZANAGI(イザナギ)」4.24(月)開演!新たな世界を魔界三人衆が語る

<魔界の新たな挑戦。新ブランド「iZanagi」>

――4月24日は魔界ブランドの「iZANAGI」が始まります。

吉野:魔界は歴史もの、史実に基づいたフィクションだけど、iZANAGIは完全に未来版ですね。『北斗の拳』みたいなイメージで、一度地球が崩壊したような状態のところで繰り広げられるロマンです。今回はEPISODE 1なので、「途中から入るのはイヤだな」と魔界に敷居の高さを感じていた人も、ぜひ見に来てもらいたいです。それと、iZANAGIは最初からカードを発表しています。シングルマッチが五本、ポスターにある番号はそのまま役名なんです。

――新納さんは4098、志田さんがY-0001。

吉野:そして、魔界よりもプロレスの要素が強いから、ものすごく見やすいはずです。今まで、プロレスじゃないと魔界を敬遠していた人にも入ってきてほしい。

――「世紀末を舞台としてプロレス」……?

吉野:世紀末というよりは……

志田:未来のお話です。魔界ともちょっとつながっていて、ポスターに「最強のHitogataこそ未来を救う」と書いてますけど、「ヒトガタ」は魔界のレスラーのことです。

吉野:つながっているような、つながっていないような……。レディビアードさんの役名も「レイン・フロイス」。魔界では「ルイス・フロイス」でした。

――多くはまだ語れないけど、絶対面白いよ、と。

新納:面白いですよ!

吉野:あまり言える要素がない(笑) 言える情報だと、レスラーとして、久しぶりの田中将斗さん、ジェームス・ライディーンさん、SAGATさん、新井健一郎さんが参加します。魔界でお芝居をしそうにない人がごっそり出てくるので、どう映えるか、楽しみです。

――言葉じゃなくて、第一回はまず見てほしい、と。

志田:その方がわかりやすいですよ(笑)

吉野:言葉だとややこしく思われるので。

志田:魔界よりは肉体的なぶつかり合いが多いですね。

新納:多少、魔界よりは理解しやすいはずです。

――魔界はプロレスに音楽と演劇を加えた「ファイティングミュージカル」で、iZANAGIは「スーパーエンタテイメントプロレス」ということで。

吉野:音楽の要素は、魔界よりは控えめで……。

志田:KAO=Sさんは出ますね。

吉野:劇中にギターがバリバリ絡んではこないです。

――お芝居とプロレス。

志田:プロレスの比率を上げています。

――それに、近未来要素を入れたんですね。ポスターも魔界とは雰囲気が変わって、だいぶスタイリッシュです。

志田:ポスターもそうなんですけど、台本読んだ感想は、スタイリッシュな感じです。ポスターには映ってませんが、衣装もスタイリッシュですよ。

――4098さん的には、魔界ブランドのiZANAGI、いかがですか?

新納:魔界では、狂言回しを役者さんがやっていますが、iZANAGIでは演技も含めてレスラー一人一人の割り振りが多く、魔界よりは少人数ですから、ひとりひとりの負担は増えています。プロレス要素が強くなるので、本職のレスラーはやりやすいかなと思いますが、やってみないとわからないですね。……実は、まだ一回も稽古をやっていないんです(笑)

――Y001さんはいかがですか?

志田:魔界は、役者にとっては既に完成されたゆうしゃ(眞邉さん))の世界ですけど、iZANAGIは初期段階からみんなで意見を出し合いました。所属になったメンバーが、本当に一から作り上げた作品です。企画段階から携わって、全員でどの選手を呼ぶかを決めました。

吉野:TARUさんもAKIRAさんも集まって、みんなでミーティングして……。

新納:一度、原案からゴロッと変わりましたね。全く違うものになりました。

志田:眞邉さん(魔界の作者)から原案をもらって、それに意見を出していくうちに、大きく変わりました。

吉野:最初は和風で、魔界のアレンジ版みたいな感じでしたね。

新納:全然変わりましたね。洋画と邦画くらい。

志田:株式会社MAKAIが、一から作り上げた作品です。

――新しいテイストにチャレンジすることで、新たな層を開拓できますね。

吉野:プロレスラーの所属が増えたので、プロレスファンに一からリーチできるように届けたいです。

――同じプロレスラーが違うキャラを演じて、違う魅力を出してゆくことで、ファン層が拡大していくことを期待しています。

吉野:魔界って基本月一のイメージがありますが、34回目の魔界が終わったら、10日後には別のブランドがあります!

新納!その三日前にTABLEという演劇イベントもあります!

――最近はすごくブランドが増えましたね……。

吉野:魔界ブランドはこれから物量が増えていきますので、そこはお忘れなく!

(撮影:二瓶隆弘)

 

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