【2AW】吉野コータローと笹村あやめが”暗いヤツと嫌なヤツ”からのタッグ王座奪取を宣言!「明るくキラキラとベルトを輝かせていきたい」

⑤無差別級王座戦(王者・佐藤耕平vs仁木琢郎)について両者の見解

――それではここで、今大会では無差別級の王座戦もありますけれども、王者の佐藤耕平選手が外的として非常に高い壁となってます。今回『ACTIVE ADVANCE TOURNAMENT2023』優勝した仁木選手が挑みます。まず、王座戦の前にこのトーナメント優勝についてどう思いますか。


©2AW

吉野:自分も出ていたのでもちろん悔しいですけれども。決勝が仁木と若松で、さらに悔しかったです。自分たちの後輩同士の決勝ということで。どちらが勝っても悔しいんですけれども、仁木が行ったということで。仁木も若松もやはりここ1年の成長率がすごくて、自分も負けてられないなと思いました。

――本当に若手2人が、若松選手も活躍していますね。

吉野:ここ1、2年ヤバイですね。

――大日本プロレスの最侠タッグリーグ2022も優勝しましたので、負けてられない、悔しいというところはあったんですか。

吉野:そうですね。でも、今ベルトが佐藤さんにいってるわけなので、2AWとしてはまずは団体に戻ってきてほしいというのがあるので、今回は仁木を応援したいとは思います。

――笹村選手は優勝についてどう思いますか。

笹村:自分はトーナメント2回戦で仁木と試合をして、本当に勝てると思ったら負けて。

――いけると思いましたか?

笹村:確実に押せ押せだったので「あ、これはいけるかも」と思っていたら、やはり力で負けてしまいました。仁木は本当にまっすぐで果てしなくまっすぐなプロレスをする選手なんですけれども。でも私のように少し癖がある人に対してもまっすぐ来て、なおかつ勝って優勝もしたので、成長しているんだなと思いました。

――ひしひしと感じたんですね。

笹村:これはずっと言ってるんですけれども、仁木が2AWに入団することになって合同練習に来た時から「仁木はすごいな」と思っていて、本当にいろいろ人に「本当に仁木ってすごいよ。仁木すごい」と言っていました。そんな中、ちょっと若松が少し上にいて、でも今回のトーナメントで仁木が超えて行ったという、この若松・仁木の同期ストーリーが熱いですよね。

――この王座戦についての見解としてはどうですか。

笹村:私、滝澤さんと佐藤耕平のタイトルマッチを見て佐藤耕平に挑戦したかったんです。1回ぐらい殴られてみたいなと思って。


©2AW

――あの強烈なエルボーを喰らってみたいですか?

笹村:はい。

吉野:あれはヤバイですよ。

笹村:私が2AWの看板を背負って無差別級チャンピオンに挑んで、勝つ可能性が0.1%ぐらいだとして、無様な試合をしたら2AWの看板がと思って「我慢」と思って見ていたんですけれども、試合をしてみたいです。でも、このタイトルは、この王座戦は仁木に頑張ってほしいです。気持ちとしては複雑です。

――後輩に負けたくないところもあるけれども、外敵も取られてるし。

笹村:はい。

――自分が行きたいと思ったけれども、厳しいと思ったんですね。

笹村:まだ看板を背負ってメインでタイトルマッチをする器では今はまだないと思っています。でも仁木が優勝して挑戦するというのがかっこよすぎて、いいなと思いました。

――トーナメント優勝して王座に挑戦するという王道のスタイルですよね。

笹村:そうなんですよね。私が2AWにいる時点で王道ではないので。男子団体の女子という部分で王道にいない分、女子団体で盛り上げて、いろんな人を2AWに連れて帰ってきたり、みんなにはできない部分をやっている自負があるからこそ、タッグでもシングルでどんどんタイトルに絡んでいきたい気持ちはあるのでもっと頑張ります。

――見解と言いながらも自分へ奮起を促すという感じですね。

笹村:はい(笑)

――しかし、2人とも悔しいけど取り返してほしいということですね。

2人:はい。

吉野:少し前に多分、佐藤vs仁木がやってるんです。

笹村:やってますね。


©2AW

吉野:その時はやはりすごく力の差を感じたので、このトーナメントといろいろと経験を積んだ仁木が、どうもう一度佐藤さんの前に立つのかという感じですね。

――ちなみに仁木選手が取った場合はガラっと団体の景色が変わると思いますけども。

吉野:そうですね。一気に若返るイメージはあります。

――仁木選手が取った後は想像がつきますか?

吉野:自分たちの代というか中堅を抜かされて行っているので、中堅が頑張らないとなとなると思います。

――笹村さんはどうですか?

笹村:どうなんですかね。あまり考えたこともなかったです。

――頑張ってほしいけれども考えたことはないということですね。

笹村:そうですね。後輩がベルトを取る…

――無差別級のベルト、象徴を取るわけです。

笹村:うわ、腹立ちますね。イヤですね。

――想像もつかないというところですね。

笹村:つきたくないですね(笑)

――想像したくないということですね(笑)でもここで佐藤選手に防衛されたらそのままの勢いで行かれそうですので、仁木選手に頑張ってもらいたいですね。

2人:はい。

笹村:でも、複雑です。

⑥大会に向けてメッセージ

吉野:このポスターもそうなんですけれども、チャレンジャーが赤いチャンピオンになるので。自分たちの形が変わるので、記念すべき大会になるのでぜひその姿をTKPまで見にきてほしいです。

笹村:暗くて嫌なヤツらからベルトをひっぺ返して、私も吉野さんもしっかりと変わったっていう姿をお客様に見せたいので、必ずベルトを取って、明るくキラキラとベルトを輝かせていきたいです。

――すごく楽しみですね。ありがとうございました。

 

有限会社 山﨑工業 プレゼンツ GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉
日時:2023年10月29日(日)開場時間12:15/開始時間13:00
会場:TKPガーデンシティ千葉 4F コンチェルト

全対戦カード

▼2AW 無差別級選手権試合
《王者》佐藤耕平(フリー)
vs
《挑戦者》仁木琢郎

▼2AW タッグ選手権試合
《王者組》
本田アユム
CHANGO(フリー)
vs
《挑戦者》
吉野コータロー
笹村あやめ

▼タッグマッチ
真霜拳號
花見達也
vs
吉田綾斗
ナカ・シュウマ

▼6人タッグマッチ
滝澤大志
若松大樹
中野貴人(プロレスリングBASARA)
vs
リッキー・フジ
超人勇者Gヴァリオン
ヤス・ウラノ(フリー)

▼シングルマッチ
最上九
vs
永尾颯樹(プロレスリングZERO1)

▼シングルマッチ
担々麺造
vs
植木嵩行(フリー)

◆大会詳細は公式サイトにて
https://www.2aw.jp/schedule/202301029_tkp/

⇒次ページ【写真】笹村がタッグ王座前哨戦で勝利し歓喜

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