【WAVE】宮崎&狐伯&田中が12.24かわさき決戦へ向け胸中を激白「最後はWAVEのみんなで大会を締めたい」

④WAVE認定タッグ王者・SAKI&世羅りさ戦への意気込み

▼DUALSHOCK WAVE~WAVE認定タッグ選手権試合(30分1本勝負)
<王者組>SAKI&世羅りさvs田中きずな&炎華<挑戦者組>
※第32代王者組初防衛戦
※17日の大会でチャレンジWAVEからタイトル戦へ変更

―― そしてきずな選手はWAVE認定タッグ王者のSAKI選手、世羅りさ選手との対戦が決定しました。同期の炎華選手とのタッグでの一戦ですが、この試合に向けての意気込みをお願いします。

田中 炎華と最近ずっと3大会ぐらい組んでいて、ずっとデビューしてから勝てなかったんですけど、この間やっと初勝利できました。そこから次の試合もリングアウトだったんですけど炎華と組んで勝てたりもして。まだ(タッグ王座挑戦になるかは)保留ですけど、保留が取れて欲しいなって思ってます。SAKIさんも世羅さんもデビューしてから何度か対戦させていただいていて、その度に本当に何もできずにボコボコになって終わりなので、今回はちゃんと結果を残したいですし、いつもみたいに終わらないように、いつもとは違う私を見せます。


⑤4月のデビューから現在まで振返り

―― そして4月にデビューしてから現在まで、あっという間だったのかなとは思いますがデビュー後、今年振り返ってみていかがですか?

田中 一瞬で、気付いたら1年経ったなって感じなんです。

宮崎 まだ経ってない(笑)

―― 今年が終わるという意味では、いかがですか?

田中 去年の今、練習生のときから見てもここまでがすごく短くて、この1年はデビューできたことが、最初は嬉しいとか楽しいとかがいっぱいだったんですけど。徐々に炎華だったり、他の団体の同期は結果残している中、自分は1回も勝てなくて、何の結果も残せてなかったのが続いてたので、ずっと悔しくて、どうしたらいいかなと思ってました。練習でも炎華はできるけど、自分はできないっていうので気持ちがいっぱいです。努力するしかないんですけど、ずっとあと何をしたらいいのかというのを考えています。

宮崎 お父さんからもらった技(HEATクラッチ)で勝てたりとか。それってすごいエモーショナルというか。

田中 やっぱり比べられることが怖かったりして、ずっと練習生のときも本当は、最初は、親の技を使いたくないってずっと思っていたんですけど、デビュー2戦目のときに宮崎さんと組ませていただいて、そのあとのバックステージのコメントのときに宮崎さんが「親を別に意識しなくていいんじゃない」みたいなそういうこと言ってくださって、そこからちょっとずつ自分の中で、あんまり親を逆に意識しすぎないようにしました。親のいいところは自分も尊敬してますし、別にいいのかなって思ってきて。でも技使うからにはやっぱりもっと頑張らなきゃとかそういうのもあります。お父さんに技をもらえて、勝てたのでこれからどんどんその技で勝てるように、練習していきたなと思います。

―― いいお話ですね。ありがとうございます。今回きずな選手が、タッグ王者にアタックしますけれども、狐伯選手から見たこの試合はどういう感じでしょうか?

狐伯 SAKIさん、世羅さんが組んで、カラミネンスはやっぱりユニットのトップ同士のタックだし、対するこちら側はデビューしたばっかりの子だから、今までボコボコにされてて、今回もボコボコにやられちゃうだろうと思います。昨日も、その前の試合もゴキゲンBBAから勝ったりとか、昨日は都さんから勝って、その2つともGAMIさんの耳打ちで、色々教えてもらったんだよね。だから、勝てるチャンスはいっぱいあると思うし、別に強さだけで勝てるわけじゃないと思うから、勝てるチャンスは色々あると思います。うっかりっていう言葉はあんまり自分は好きじゃないんですけど、もしタイトルマッチでうっかり勝ったら、全部WAVEにベルトが来るので、勝ってもらいたいです。自分はその次に対戦させてもらって、いただこうかなと思います。

―― 本当にプロレスって何が起こるかわかりません。宮崎選手は今回のこの一戦はどういうふうに思ってらっしゃいますか?

宮崎 そうですね。最初はGAMI(二上会長)さんが色々セコンドに付いて、この子たちにアドバイスをガンガンやっているっていうのを知らなくて。このカードが決まるかもみたいな、カラミネンス対きずな、炎華を聞いたときに、いやちょっと無謀だろうと思いました。けど、そこにはGAMIさんもいて、きずな、炎華プラスGAMIって結構強くて、あとは試合中にどれだけ冷静になってGAMIさんからのアドバイスを耳に入れるっていうのはすごく大事だと思っています。私なんか本当にうっかり忘れてて、この間の大阪大会で私、世羅と組んだんですけど、その日のあとのXでのやり取りが、『川崎でベルト戦だったら、ベルト守って、宮崎さんもベルト取ってまた2人でハードコア組みましょう』って言って。『それいいね、約束だよ』とか言ったけど、うっかりこの子たちだったから、気まずいと思って。どうしようと思って。なんだかんだ言いながらセコンドこっち側に付いたら、おい、お前ってなるし。もしこれが実現したらの話なんですけど。でも、この2人だけだったらちょっと無謀なのかな、無理だろうって思うけど。ゴキゲンBBAも、松本都も、キャリアは結構あるし、色々な修羅場くぐってきたやつだと思うんですよ。それと米山、チェリーね。キャリアもやっぱりすごい長い人に、リングアウト勝ちだろうが、デビューしてまだそうやって1年も経ってない子が勝てたっていうのは、結構すごいことなんじゃないかな。だから何か光が見えるんじゃないかなって思っています。もしかしたら、もしかしてがあるかもなってちょっと期待をさせるような感じになっていると思うとすごいなと思います。

―― 今大会はクリスマスイブの日ですから、お客さんにサンタになって勝利をプレゼントしてあげたいですね。

宮崎 お父さんお母さんに感謝の気持ちを込めて、ベルト見たら泣いちゃうよ。

※12.17大会後、田中きずな&炎華 vs SAKI&世羅りさの一戦が正式にタッグ王座戦となる事が決定した。
https://proresu-today.com/archives/233120/


©プロレスリングWAVE

⑥桜花由美、限定復帰

▼参戦決定選手
 桜花由美(限定復帰)

―― そして今大会に参戦が決定した選手がもう1人、それは桜花由美選手が限定復帰です。桜花選手の限定復帰についてきずな選手いかがですか?

田中 今年、桜花さん、夏に2回試合されたと思うんですけど、1回が炎華で、もう1回は自分も対戦させていただいて、やっぱりずっとWAVEに憧れて、ずっとWAVEを見ていたので、桜花さんとやらせていただけたのはすごく嬉しかったですし、今回も久しぶりに桜花さんの試合が見られるので、試合で関わることはないと思うんですけど、楽しみです。

―― なるほどですね。狐伯選手いかがでしょうか?

狐伯 桜花さん、最近ストレスが溜まってるらしくて、人を蹴りたくてしょうがないとずっと言ってるので(笑)

―― ストレス発散マッチなんですね(笑)

狐伯 ここで日ごろのストレスを晴らしてもらって。誰かの顔面が犠牲になるっていう。

―― ビッグブーツくらう方は大変です。

狐伯 自分も対戦はないので、安心しています(笑)

―― カード的にはないですからね。宮崎選手はいかがでしょうか?

宮崎 桜花は色々様子を見ながら妊活しているので、大丈夫なときはずっと練習来ているんですよ。受身とかも取っていて、それがちょっとした運動になる、体にいいからって、来てて。受身とかは、あれから全然取ってないわけじゃなくて、週2、3で取っています。なので、練習のときには一緒に、忙しいから今日はいいよ、私見るからって言っても、いや、動きたいんでって言って来るんですよ。だから受身とかも全然問題ないんですけど。だからって受身とか取って、後は自分で体を動かして、基礎体とかやってるだけなので。蹴る動作とかは、自分が出るって決めてからちょっとずつやってきてます。でも久しぶりに桜花のビッグブーツが、もう16文キックって言ってもいいぐらいのでっかいキックが見れます。私も対戦しないんで(笑)

―― ここのメンバーの皆さんは対戦しませんから(笑)

宮崎 ガンガン蹴って。

狐伯 楽しみですよね。

宮崎 普通に見られるっていうのが。

―― こういう形でたまに限定復帰できた方が、心身ともにリラックスというかね、いい形になっていきそうな気がしますよね。

宮崎 24日と元日に出るので。

狐伯 ストレスが一番駄目って言いますもんね。

宮崎 そうですね。

―― 桜花選手の久しぶりの試合をファンの皆さんも、ぜひ楽しみにしていただきたいなと思います。

 

⑦大会に向けてメッセージ

―― 最後に大会に向けてのメッセージをきずな選手、お願いします。

田中 まだ自分のカードはタイトルマッチになるか未定なんですけど、あと残りの試合は次の17日しかないんですけど、そこで認めていただけるようにまずは頑張って、24日で挑戦して、いい結果を残せるように頑張りたいなと思います。

―― ありがとうございます。狐伯選手お願いします。

狐伯 自分はキッドさんとシングルマッチで、スピードもあるしテクニックもあるキッドさんなんですけど、自分もスピードは劣っていないと思うし、自分にはパワーがあるので、そのパワーとスピードを生かして、皆さんに勝つところをお見せしたいと思います。

―― ありがとうございます。宮崎選手お願いします。

宮崎 2023年最終興行、カルッツ川崎大会、1年、色々あろうが最後笑って終われば何でもいいと思っています。最後皆さんで笑って終わって、私がWAVEで大会を締めたいと思います。なので、そんな私の気合や本気を見に来ていただけると嬉しいです。

―― 本日はありがとうございました。

インタビュアー:山口義徳(プロレスTODAY総監督)

『CARNIVAL WAVE~CHRISTMAS DELUXE~』
日時:12月24日(日)14:00開場/15:00開始
会場:カルッツ川崎

▼変更前:対戦カード
■CHRISTMAS ・チャレンジwave(20分1本勝負)
田中きずな&炎華vsSAKI&世羅りさ

▼変更後:対戦カード
■DUALSHOCK WAVE~WAVE認定タッグ選手権試合(30分1本勝負)
<王者組>SAKI&世羅りさvs田中きずな&炎華<挑戦者組>
※第32代王者組初防衛戦

▼既報対戦カード
■Regina di WAVE~WAVE認定シングル選手権試合(30分1本勝負)
<王者>VENYvs宮崎有妃<挑戦者>
※第20代王者初防衛戦

■CHRISTMAS・プレミアムwave(30分1本勝負)
狐伯vsスターライト・キッド

■CHRISTMAS ・ジェネレーションwave(30分間勝負)
桜花由美&旧姓・広田さくら&藪下めぐみ&米山香織&チェリーvs青木いつ希&関口
翔&高瀬みゆき&梅咲遥&ななみ

■CHRISTMAS ・パワーwave(15分1本勝負)
伊藤薫vsZONES

■CHRISTMAS ・Future wave(15分1本勝負)
櫻井裕子vsChiChi

※全6試合。試合順は当日発表。

⇒次ページ【動画】田中きずなと炎華デビュー戦シングルマッチ

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