【WAVE】宮崎&狐伯&田中が12.24かわさき決戦へ向け胸中を激白「最後はWAVEのみんなで大会を締めたい」

プロレスリングWAVEより宮崎有妃・狐伯・田中きずなの3選手が、12月24日(日)カルッツかわさきにて開催する『CARNIVAL WAVE～CHRISTMAS DELUXE～』大会PRにプロレスTODAY編集部へ来社。

年内ラストの大会で宮崎は王者VENYが保持するシングル王座への挑戦が決定、狐伯はスターライト・キッド（スターダム）との注目の一騎打ちが実現、そして田中きずなは同期の炎華とのタッグで現タッグ王者のSAKI＆世羅りさとのチャレンジマッチが決定していたが、17日千葉大会の結果を受け、チャレンジマッチがタッグ王座戦に変更。
※インタビューは12月15日

それぞれの試合への意気込みや、欠場中の桜花由美の限定復帰についてなど、3選手から現在の想いを聞いた。

『CARNIVAL WAVE～CHRISTMAS DELUXE～』
日時：12月24日(日) 開場 14：00　開始 15:00
場所：カルッツかわさき

①王者・VENYとのタイトル戦への意気込み

▼Regina di WAVE～WAVE認定シングル選手権試合（30分１本勝負）
　<王者>VENY vs <挑戦者>宮崎有妃
　※第20代王者初防衛戦

――今回は12月24日(日)カルッツ川崎大会で『CARNIVAL WAVE～CHRISTMAS DELUXE～』が開催されます。まずは宮崎選手は王者VENY選手とのシングル王座挑戦にかける意気込みをお願いします。

宮崎　VENYとは、まだシングル2回目ですが、前回負けて。その時の悔しさとか、最近のWAVEで起こった悔しい出来事とか、色々な気持ちを込めて、全部VENYにぶつけて、最後は笑って終わりたいなと思っているので、私が勝つしかないと思っています。

――　VENY選手は各団体でも色々と引っ張りだこの存在になっていますし、やはり今年の『Catch the WAVE2023』の優勝、そして志田光（AEW）選手からベルトを取ったというところがすごく大きな自信になっていると思いますが、そのあたりはいかがですか？

宮崎　VENYは日本でも、海外でも、例えば日本の男子にも引けを取らない選手になっていると思いますが、そういうところは本当にすごいと思っています。私も後輩ながら、すごく尊敬しています。でも、私の今の勢いも負けてないと思います。実は16日に、乱丸フェスタで、男子の入江君とシングルが決まっていて、私はそれもVENYと対戦する前の試練だと思っていて、その試合に勝って、カルッツは私が最後締めたいと。WAVEの選手で締めて、WAVEがハッピーエンドで終われればいいと思っています。

――　2023年、ここで本当にWAVEのハッピーが訪れるのかどうか、大一番ですよね。という部分で、狐伯選手、この一騎打ちに対する印象みたいなものはいかがでしょうか？

狐伯　VENYさんも強いんですけど、やっぱり自分は宮崎さんの方が強いと思っているので、久しぶりにWAVEにベルトを持って帰ってきていただけたら嬉しいなと思います。自分はNEXTで初戦敗退しちゃっているので、やっぱりVENYさんから、今の王者からベルト、タイトルを宮崎さんには獲って欲しいです。NEXT自分は初戦で敗退してしまって、やっぱりWAVEで自分がチャンピオンになりたい、チャンピオンに挑戦したいって気持ちもあったんですけど、やっぱりWAVEに所属したからにはWAVEにベルトを戻したいと思っていたので、宮崎さんに絶対取ってほしいなと思っています。

――　ありがとうございます。きずな選手はいかがでしょうか？

田中　VENYさんも宮崎さんも2人ともすごい最強みたいな印象なんですけど、やっぱり所属としてベルトを取り戻してほしいと思います。いつもお世話になっている宮崎さんと最後はWAVEのみんなで大会を締めたいです。

②スターライト・キッドとのシングルマッチの率直な気持ちは？

▼CHRISTMAS・プレミアムwave（30分1本勝負）
   狐伯 vs スターライト・キッド

――　次に狐伯選手はスターライト・キッド選手とのシングルマッチが決定しました。今の率直な感想はいかがでしょうか？

狐伯　今の感想は嬉しいです。対戦はなくて、もちろんシングルもなくて。だから決まったことはすごく嬉しいですけど、最初言われたときは、なんで自分なんだろうって思ってました。去年の終わりから、すごいアピールっていうんですか、キッドさんがすごくSNSでもやられていたので、それで今回組まれたと思っています。色々参戦をアピールをしていていたからってGAMIさんがラジオで言っていました。対戦相手がなんで自分なんだろうと思ったんですけど、自分は勝手に、これはWAVEの選手の中から自分が選ばれたと思っています。「なんでだろう」というのも、嫌な意味じゃなくて、自分は勝手に選ばれたと思っているので、だから今はとても嬉しいですし、対戦は初めてなので嬉しいです。

――　2人はすごくいい感じでスイングする試合になるだろうなって思います。

狐伯　確かに、他のWAVEの選手にはできないこと、やっぱりお客さんみんなが求めているだろうことの1個上を、自分たちはいけるかなと思っています。

――　色々と経験されているキッド選手なので、ハイスピードマッチみたいなもので、スピードに対抗する面白い試合っていうのは、ファンの皆さんも期待しているんじゃないかなと思います。

③スターダムに参戦した感想

――　スターダムに参戦した感想はいかがでしたか？

狐伯　スターダムの選手の試合は、会場はもちろん行ったことないですし、SNSでしか見たことなくて。色々なことをすごくSNSで言われていて、スターダム見に行かない人の批判的なコメントがすごく多いなっていうイメージだったんですけど、全くそんなことなかったです。対戦してめっちゃみんな強いし。めっちゃみんなすごいし、裏方の仕事もめっちゃやっているし、別にどこの団体とも変わらないと思っています。なんでそんな批判的なコメントがあるんだろうとすごく思ったぐらい、みんなアップも一生懸命やっているし。やっぱりスタッフさんがいっぱいいるから、気持ちとかもすごく試合に向けての集中力とか、スターダムの方がすごいなと思っていました。参戦してからすごい尊敬の気持ちが大きくなりました。

――　他団体の色々なところを見ることによって自分の団体に、またそれを持ち帰ることができるっていうところではすごくいい経験になったという感じでしょうか。

狐伯　試合前のことだったりとか、試合後のことだったりとか、試合中のことだったりとか、その選手目線であったり、周りの子と雑用のことだったりもすごい勉強になることもいっぱいありました。だからそのスターダムの事、こういうことがありました、こんな感じでしたよとかは会社に言ったりとかもしましたし、すごい尊敬するようになりました。やっぱり女子プロレスって言ったら、今は外から見たら絶対的にスターダムだと思うので、すごく憧れみたいな感じで今までは思っていました。テレビも出ているし、すごいなと思っていたんですけど、自分はやっぱり憧れから尊敬になりました。

――なるほど。そういうのはやはりいい経験ですよね。ということで、キッド選手とのシングルマッチはすごくみんなが楽しみにしていますが、宮崎選手は、この一騎打ちについての感想はいかがでしょうか？

宮崎　私もすごく楽しみです。動画とかではもちろん見たことがあるし、私がスターライトキッドを見たのは、ディアナに上がっているのを1回見たのと、あと後楽園の60周年還暦祭でしか生ではないですし。シングルマッチっていうのは、まだ今まで見たことないんですけど、やっぱりみんなが期待する通り、速さだとか、テクニックだとか、そういうのはおっしゃった通りスイングするんじゃないかなと思ってすごく楽しみしています。

――　有難うございます。きずな選手はいかがですか？

田中　楽しみです。やっぱり先輩だから勝って欲しいので、もちろん狐伯さんを応援します。

宮崎　きずなもスターダム出てるし。NEW BLOOD。

――　どうでした？NEW BLOOD出た時の感想は？

田中　昔、スターダムにお客さんとして見に行ったりしていて、キッドさんもそういうときにずっと見ていたので、ひめかさんの『ＪＵＭＢＯ　ＦＯＲＥＶＥＲ』でキッドさんと1回試合させていただけたり、自分がNEW BLOODに上がらせてもらったりして、めちゃめちゃ嬉しかったんですね。

狐伯　WAVEにもスターダムの選手がどんどん出てくるようになったらいいですよね。面白そう。

――　それは、すごくいいことだと思います。

⇒次ページ（田中きずなWAVE認定タッグ王者・SAKI＆世羅りさ戦への意気込み、デビューからこれまで、桜花由美限定復帰）へ続く