【新日本】TJPに敗れたデスペラード『BOSJ』制覇へ向け「絶対決勝行って俺が優勝するんだ。今年は俺なんだ、絶対に!」

新日本プロレスは5月26日 (日)、東京・国立代々木競技場・第二体育館にて『BEST OF THE SUPER Jr.31』を開催した。

『BEST OF THE SUPER Jr.31』
日時:2024年5月26日 (日) 17:00開場18:00開始
会場:東京・国立代々木競技場・第二体育館
観衆:1,520人

メインイベント(第9試合)ではAブロック公式戦が行われ、エル・デスペラード(5勝2敗)とTJP(3勝4敗)が対戦し、21分10秒 マンバスプラッシュでTJPが勝利した。

悪夢の開幕4連敗から猛追して来たTJPは次戦のティタン戦に向け「TJPには何か変化が必要だ」と観衆に向けて語った。

<試合結果>

▼メインイベント(第9試合) 30分1本勝負
『BEST OF THE SUPER Jr.31』Aブロック公式戦
エル・デスペラード×(5勝3敗=10点)
vs
TJP〇(4勝4敗=8点)
21分10秒 マンバスプラッシュ→片エビ固め

この結果、Aブロックはデスペラード、HAYATA、ティタン、クリスチャンの4人が10点で並んだ。

■試合後バックステージコメント

デスペラード「(※床に突っ伏して)クソ…クソ…アァ…クソ…チクショー! まだ、まだ終わってねえから。まだ終わってねえから。もう1個あんだろ? 条件は知らん。他の人間が勝つとか負けるとか、どうでもいいよ。もう1個勝って、絶対決勝行って、俺が優勝するんだ。今年は俺なんだ、絶対に!」

TJP「俺は、ただこの勝利を求めていたんだ。この勝利を取りたかった。ああ、デスペラードはニュージャパンを率いる存在だ。デスペラード、俺はお前がこの団体の最高のレスラーだと思っている。本気だ。俺はヘビー級とジュニアヘビー級を比べる考えを支持していない。ヘビー級の方が優れているとは思っていない。 
事実、世界最高のレスラーの何人かは、ジュニアヘビー級の選手だ。彼らの一部は、まさにここ日本のジュニアヘビー級から輩出されている。デスペラード、お前の番が来たんだ。俺はそれを邪魔するためにここにいる。何もなかった所から、ここで突然、ライバル関係だなんて言うほど、俺は自己中心的な人間じゃない。脈絡なくそんな関係を作るつもりはない。
なぜなら俺は、お前を大きな獲物だと考えているからだ。俺は狩りに出る。今日は、ナンバー1の熊を仕留めた。それは俺にとって必要なものだった。得点も、勝利も、俺には必要だった。だが何よりも、俺にはお前を仕留めることが必要だった。それはただ、『BEST OF THE SUPER Jr.』優勝のためだけじゃない。このシリーズで駒を進め、プレーオフに進むためだけじゃない。
俺は、UNITED EMPIREを前へと導くことを証明するために、ここにいるんだ。アン・カピタンの俺が導くだけじゃない。俺たち各員が導くんだ。俺は手本を示す。
そのためにこの勝利が必要だった。お前の名前を同じブロックに見つけた時、俺は心の中で、こいつを仕留めなければと思った。そしてお前はかなり勝ち点を重ねているから、俺たちにはもう一度闘うチャンスがある。それこそまさに俺が望んでいるものだ。そのためには、この世代でニュージャパンに所属する俺の存在を脅かす奴を倒さなければならない。ティタンだ。
リング上でも言ったが、ティタン、2年前の『BEST OF THE SUPER Jr.』でお前と俺は闘い、お前が勝った。2年前の『SUPER Jr. TAG LEAGUE』でL・I・JとCatch 2/2は闘い、お前たちが勝った。Catch 2/2のタイトル戦前、ベルトこそ失いはしなかったものの、1対1の前哨戦では、お前が勝った。去年の結果も同じ。お前が勝った。
Catch2/2がタッグリーグを制覇したが、直接対決ではお前たちが勝った。だから変化が必要だ。同じことを繰り返して違う成果を上げられると思うほど、俺はバカじゃない。だから変化が必要なんだ。お前がしなくていいように、俺がやると自分で決めたんだ。……何かが邪魔をしそうな気がしているが、それが全てを変えるかもしてない。コーラクエンホールで会おう」

<写真提供:新日本プロレス>

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