【新日本】HENAREが鷹木を撃破し執念のNEVER初戴冠!「HENARE、強かったよ。またやろうな。初のシングル王座、おめでとよ」

新日本プロレスは6月16日 (日)、北海道立総合体育センター 北海きたえーるにて『NEW JAPAN SOUL 2024』を開催した。

『NEW JAPAN SOUL 2024』
日時:2024年6月16日 (日) 12:30開場14:00開始
会場:北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
観衆:2,370人

第7試合では「NEVER無差別級選手権試合」が行われ、6.9大阪城で両者ノックアウトで決着がつかなかったHENAREが王者鷹木信悟に再び挑戦。

試合は両者気力の真っ向勝負を展開し、最後は挑戦者HENAREが鷹木の両腕をつかんだ状態でヘッドバット(技名=UENUKU)をたたき込み執念の勝利を。

HENAREが遂にNEVER無差別級王座奪取に成功した。

<試合結果>

▼第7試合 60分1本勝負
NEVER無差別級選手権試合
<第44代チャンピオン>
鷹木信悟 ×
vs
<チャレンジャー>
HENARE 〇
18分46秒 UENUKU→片エビ固め
※鷹木が4度目の防衛に失敗。HENAREが新チャンピオンとなる

■試合後バックステージコメント

HENARE「(※祝勝席に座り)NEVER、NEVER、NEVER無差別級王座! ついに、ついにだ。10年の長い時を経て。ついに、ついに。イシイvsマカベ、『WRESTLE KINGDOM』。最初の試合だった。何回も観た。そして世界で最強の無差別級の王者になるという目標を立てた! 世界最強の無差別級王者になるだけじゃない! (※ここからマオリ語で話した後、英語に戻して)歴史上初のマオリの無差別級王者だ! (※再びマオリ語で話してから英語に戻して)俺が初だ……。(※またもマオリ語で話してから英語に戻して)俺が初……。(※拳で涙を拭って)俺の日本でのイメージとは異なるが、俺の文化では男が泣くことが許されている。……俺の対戦相手、タカギ・シンゴ! お前は名誉ある男であり、“マナ”の男だ。先祖もリスペクトする男だ。今日と、大阪城と、『G1』、『NEW JAPAN CUP』、KOPW。お前が新日本プロレスへ初めて参戦した時の初シングルマッチ。お前の“マナ”を俺に見せてくれた。お前は慈悲深く、とても親切なことに、俺に再戦のチャンスを与えてくれた。お前はただ俺のことを放っておいて、『オイ、若者よ。最後尾へ戻って最初からやり直せ』と言うこともできただろう。だがお前は俺にチャンスをくれた。そのことにシンゴ、俺たちはリング上ではライバルだとはわかっているが、人生において、男として、戦士として、俺は常にお前のことを尊敬する! もしもう1戦やりたかったら、あの発表を見ただろう、あの告知を? 残念ながら俺たちは同じブロックにはいない。残念だ。Bブロックのターゲットになることはわかっている。俺が楽しみにしている男は、ジェフ・コブ、兄弟よ! カメラよ、こっちだ。遠慮するな。『G1』では俺たちUNITED EMPIREが優勝することを確実にする! UNITED EMPIREだ! 今日から始まる! NEVER無差別王者! KOPW王者! NJPW TV王者! UNITED EMPIREは俺たちの道へと戻った。カラム! 全員やっちまえ。TJ! お前も全員やっちまえ。俺たちは帝国だ。帝国が全てを支配する(※と言った後、マオリ語で締めの言葉を述べてから退出)」

鷹木「(※床に座り込み、首を冷やしながら)へへへ、へへへ、敵ながら天晴よ。HENARE、欠場して、長期欠場して、復帰早々、簡単にタイトル獲れるほど、鷹木信悟もNEVERも新日本プロレスも甘くねえって、そう言ってたけど、別になんもミスはしてねえや。わかんない。見てる人がどう思ったか知らないけど、単純に強かった。アァ、やられたー! (※東スポ岡本記者に向かって)オイ、どうすんだ、岡本! オイ、オイ、先週、AEW出場のな、ムービー流れて、NEVERオープンウェイトチャンピオンなんて言ってるのによ、まさか俺、AEWの遠征なくなるんじゃないか? へっ、どう思うよ?」

──オーエン・ハート杯の出場は決まっているので。

鷹木「オォ、そうか。NEVERのベルトはなくてもいいのか。アァ仕方ねえ。俺の最終目的は、悪いな、1.4じゃねえんだ、今のところは。一番大事な大会は、『Forbidden Door』でも、『G1』でもない。神戸の『DESTRUCTION』でもない。9.7鷹木信悟デビュー20周年記念大会。山梨で凱旋する大会にベルトがなかったら、カッコつかねえだろう。残念ながらNEVERは獲られちまった。どうする? だが今、岡本がいいこと言ったな。オーエン・ハートか。オーエン・ハート杯優勝すれば、ウェンブリー・スタジアムでAEWの世界王座か? 挑戦できんだろ? だったらやったろうじゃねえか。ちょうどいいタイミングじゃねえか。一度負けたぐらいで、ヘコんでたまるかって。次だ、次。『G1』もあるけど、しっかりそのオーエン・ハート杯トーナメント勝ち進んで、アメリカで勝ち進んで、イギリスのウェンブリー・スタジアムで、AEWの王座獲って、おまけに『G1』も獲って、『G1』のデッカいトロフィーとAEWの王座を持って、9.7山梨に帰ってやるからな。(※立ち上がりながら)オイ、辰年、20周年記念、ナメんなよ。オイ、HENARE! HENARE、強かったよ。またやろうな。初のシングル王座、おめでとよ」

<写真提供:新日本プロレス>

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