【GLEAT】”XXスタイル”の中嶋勝彦がLIDET UWF新王者に!「諏訪魔、UWFのベルト獲りにこいよ」

GLEATは7月1日、TOKYO DOME CITY HALLにて『GLEAT Ver.12』を開催した。


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今大会ではG-REX選手権試合、カズ・ハヤシ引退試合、飯塚優 vs ジョシュ・バーネット、エル・リンダマン vs 青木真也の特別試合、飯伏幸太プロレスラー20周年プレミアムエキシビションなど注目のカードが並んだ。

『GLEAT Ver.12』
日時:2024年7月1日(月)開始:18:00
会場:TOKYO DOME CITY HALL
観衆:1.511人

第10試合では王者・フジタ”Jr”ハヤト(みちのくプロレス)が闘病の為にLIDET UWF世界王座を返上したため、王座決定戦が伊藤貴則と中嶋勝彦で行われた。


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試合前にはハヤトがベルトを返上にリングへ松葉杖で登場すると「1月の半ばにガンの再発の手術をして、左足が触られてる感覚も分からなければ、地面に足がついていることすらも分からない状態で。ちょっと頑張ったんですけど、普通の日常生活をするためのリハビリしかまだできてないので」と現状を説明。

そして「こういう形で返上という、ホントに情けない形になってしまいまして、ホントすみませんでした」とファンへ挨拶をした。


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試合は打撃戦を展開、中嶋が中盤にコーナーに伊藤を追いやり得意のシャッターチャンスを見せるとイエローカードをもらう場面も。


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お互いにダウンするなどの攻防が続いたが、終盤に中嶋が張り手からノーザンライトボムを見舞うと腕固めでレフェリーストップで勝利した。


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<試合結果>

▼LIDET UWFメインイベント【シングルバウト】
世界王座決定戦
●伊藤貴則 vs ◯中嶋勝彦
11分2秒 腕固め→レフェリーストップ
※中嶋が新王者となる。


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中嶋はマイクを持つと鈴木社長へリングへ上げてくれた感謝を伝え、社長との約束の若手の底上げとして、「俺も忙しいから若手3人と闘ってやる、3対1か」と発言するとリンダマンがくってかかるも田中稔が止めに入る。中嶋はさらに煽り、ベルトをアピールして退場した。


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■試合後のバックステージコメント

中嶋「リング上で言った通りだ。(ベルトを叩きながら)一発で獲ったからな、ちょっとせっかくだから使わせてもらおうかな。俺は忘れてねえぞ。あの時、俺の逆指名を断っておきながら、最近挑戦表明したらしいじゃねえか、なあ諏訪魔。なんであの時、三冠王者だった俺の逆指名をお前は断ったんだ。(ベルトをアピールして)あるぞ、諏訪魔。このUWFの中立なリングで俺が逆指名してやる。諏訪魔、UWFのベルト獲りにこいよ。かかってこい、俺は忘れてねえ。あの時の清算を俺はしたい。俺もこのあとやることがいっぱいあるからな。そしてリング上で言った通り、鈴木社長、干された俺をリングに立たせてくれてありがとうございます。これから若手の底上げ、1対3でやってやるよ」と控室へ戻っていった。

伊藤は悔しさを述べるも「こんなところで下を向かず、しっかり胸を張って、またメインでいけるかわからへんけど、しっかり胸を張って、前を向いて、上を向いて、あのLIDET UWFのベルトを取り戻す」と力強く語った。

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