SKE48卒業でプロレス専念宣言の荒井優希からベルトを奪った鈴芽が、初の対外国人で初防衛戦へ!


「写真提供:東京女子プロレス」

 今後は王者時代の荒井と比較され、彼女が樹立した防衛記録が基準になっていくのだろう。レスラー専念の荒井にもさらなる進化が期待されるなか、鈴芽にはタイトルの性質から日本人はもちろん、外国人選手との闘いも求められる。初防衛戦は2・8後楽園ホール。挑戦者はアメリカからやってくるジェイダ・ストーンだ。いきなり外国人相手で、しかも外国人選手とのシングルマッチは意外にもこれが初めて。新王者の試練となるのは間違いない。

「そうですね。私にとってはホントに未知の世界に踏み込んでいくことになります。防衛ロードというよりも、チャレンジロードなんじゃないかなって感じてます」


「写真提供:東京女子プロレス」

 挑戦者のジェイダは、1・11神戸から東京女子に初参戦。すでに日本で4戦をこなしており、1・19品川では6人タッグマッチで鈴芽と対戦した。しかもこの試合でジェイダが鈴芽から直接フォール勝ち。試合後にはジェイダの方からIP王座挑戦をアピールした。いったん帰国となったが、タイトル挑戦のため再来日、2・8後楽園で鈴芽とベルトを懸けて対戦するのだ。

「ジェイダは昨年に中島(翔子)さんとアメリカで試合をしていて、そこで知りました。彼女が日本に来てくれてうれしかったし、ほかの子たちとの試合を見ていて、いいな、私もぶつかりたいなと思っていたんですよ。品川で直接闘うことができたんですけど、私が負けてしまいました。3カウントを取られたときは負けた悔しさと、それ以上に、私が肩を上げられなかったからもう彼女とはぶつかれないんだという思いが大きかったです。でも、そのあとでベルトがほしいとアピールしてくれて、また闘えるんだというワクワクな気持ちになりました。このベルトを見ててくれたんだというのがわかって、すごくうれしかったんです」

 王者になったことで、闘いたいと思ってくれる選手がいる。その思いが世界に伝わっていくことがうれしかった。だからこそ、シングル王者としてのさらなる飛躍が求められる。

まだまだ追いかける立場ではあるけれど、追われる立場にもなった。「4月のラスベガス遠征ではこのベルトを持っていきたいし、優希ちゃんがやっていない海外での防衛戦もやってみたい」と、鈴芽。また、海外と同時に団体の底上げも視野に入れている。

「後輩もすごく増えてきたし、みんなホントに個性的。向上心もあって目を離したすきにすぐ成長しちゃうんですよ(笑)。そんななかで私は誰かに一歩踏み出す勇気をあげられる、後輩に勇気をあげられるレスラーになりたいと思っていて、まだベルトに挑戦したことのない子にも勇気を出してもらえるような王者になりたいですね。そしていずれは、遠藤有栖とこのベルトを懸けてやりたいと思ってます!」

インタビュアー:新井宏

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