【JTO】TAKAみちのくが語る、6周年で実現した『前代未聞の兄弟姉妹Wタイトル戦』の価値!聖地・後楽園で迎える“集大成”と“新時代”の幕開け

■全試合見どころ解説!「兄弟・姉妹対決は奇跡。でも、鈴木みのるにベルトは渡せない!」

――それでは、他の試合の見どころについても伺っていきたいと思います。まずは第2試合、新人二人のデビュー戦であり、ジャンボ井上選手の復帰戦でもあります。

TAKA:ジャンボはデビューしてすぐに怪我で長期離脱してしまったので、この一年間のうっぷんをリング上で爆発させてほしいですね。そして、この試合にはrhythmとAoiという、本来ならもっと上のカードにいてもおかしくない二人が入っている。rhythmは女王・稲葉ともかの同期で、Aoiは元QUEEN OF JTOのチャンピオン。彼女たちが第2試合にいるという意味を、本人たちがどう捉えているか。そこに注目しています。あとは、なかなか結果が出ずくすぶっているみず葉。デビュー戦の二人を相手に、何か一つでも爪痕を残してほしいですね。

――続いては「6周年記念6ドリームバトルロイヤル」。ルール説明に「6人勝ち抜けの選手の夢が叶う」とありますが、これは一体…?

TAKA:なんのこっちゃ、ですよね(笑)。正直に言うと、まだ確定してないです、そんなルールは。

――えっ、そうなんですか!?

TAKA:せっかくの周年記念大会だから、できる限り多くの選手を出してあげたいな、と。それでバトルロイヤルをやろう、と。6周年だから6人の夢が叶う、JTOは「夢が叶う団体」を謳っているんだから、じゃあ勝ち抜いた選手に夢を叶えさせてやろう、と。バトルロイヤルって、普通は最後に残った一人が優勝じゃないですか。でも、これは勝ち抜き方式にして、例えば5番目までに勝ち抜けた選手には、リング上で「俺はこれがやりたい!」ってアピールしてもらって、その夢を団体が叶えますよ、と。で、これはさっき思いついたんですけど、5人が抜けた後の最後の二人は、そこからシングルマッチで決着をつける、とか。

――なるほど。

TAKA:まあ、どうすれば一番面白くなるか、まだ試行錯誤中です。もしかしたら、当日にまたルールが変わるかもしれない(笑)。とりあえず言えるのは、「6人の夢が叶う、何が起こるか分からないバトルロイヤル」です。

――それは楽しみです。そしてJTO GIRLSタッグ選手権。王者組の柳川選手、神姫楽選手が今大会を最後にJTOを退団されるということで、これは防衛戦であり、送別試合にもなります。

TAKA:そうですね。そこに名乗りを上げたのが、ビッグ春華とホルスタインエンジュ。ビッグ春華はその名の通りデカいし、新人のエンジュも体格がある。この「でかい二人」が組んで、でかいことをやってやろう、と。僕としては、ここで一発でベルトを獲り返してほしい。もしここで王者組が勝ってベルトを持ったまま退団なんてことになったら、「ベルト流出」ですよ。そうなったら、他団体まで取り返しに行かなきゃいけなくなる。だから、春華とエンジュには、必ずJTOにベルトを残してもらいたいと思っています。

――続いては、カオスな状況となっているJTOタッグ選手権3wayマッチです。

TAKA:これは元々、JTO内の悪者軍団「名」の中で内紛が起こって、三派に分裂しちゃったことから始まったんです。その中の一派の親分格である夕張源太が、まさかの鈴木みのるをパートナーに連れてきた。わざわざ原宿まで行って、鈴木選手の店のTシャツを買って、お金を渡して「俺と組んでくれ」と。まあ、ウチの元ボス(鈴木みのる)は、そのお金に釣られて組んじゃったわけですけど(笑)。

――とんでもないジョーカーが参戦してきました。

TAKA:だからもう、めちゃくちゃカオスな3wayマッチになります。ただ、個人的に、そして代表として言わせてもらうと、ここで鈴木みのる&夕張源太組がチャンピオンになるのだけは避けたい。

――と、言いますと?

TAKA:まず、取り返すのがめちゃくちゃ大変になる。そして何より、防衛戦のたびに、あの人を呼ばなきゃいけなくなる。これは、ウチの懐事情が……ね(苦笑)。これは本当にぶっちゃけた本音ですけど、願わくば王者組のMIYAMASA&IBUKIが防衛するか、KEITA&塚本組にベルトが転がってくれるのが、一番ありがたいですね。

――代表としての切実な悩みですね(笑)。そして、セミファイナルとメインイベント。KINGとQUEENのダブルタイトルマッチが、史上初となる「兄弟対決」「姉妹対決」となりました。

TAKA:これはもう、本当に奇跡ですよ。日本プロレス界広しといえども、男子と女子のダブルタイトルマッチが、同日に、兄弟と姉妹の対決になるなんてことは、前代未聞でしょう。色んないろんな偶然が重なって、この最高のシチュエーションが生まれました。しかも、男女それぞれのランキング1位と2位が、この兄弟と姉妹だったという。もう、何も言うことはないです。

――試合内容への信頼も絶対的なものがあると。

TAKA:はい。この4人の技術レベルに関しては、絶対的な信頼を置いています。だから、あとは気持ちの問題。ファイヤーとサンダーからすれば、自分たちの兄弟対決がセミファイナルになってしまったことに、悔しい想いはあるはず。だからこそ、メインの姉妹対決を食ってやろう、というくらいの激しい試合を見せてほしい。僕個人としては、兄が勝とうが弟が勝とうが、姉が勝とうが妹が勝とうが、どっちでもいいんです。とにかく、歴史に残るようなすごい試合をしてくれれば、それでいい。試合が終わった後、世間が「兄、姉は強し」となるのか、それとも「弟、妹の下克上だ」となるのか。どちらに転んでも、絶対に外さない試合になるという自信があります。

――本当に、奇跡が重なったカードですね。

TAKA:この若さで、これだけの舞台のセミとメインを張れる選手が育ってくれたことが、何より嬉しい。ファイヤーが今24歳、サンダーが20歳になったばかり。そして、ともかが21か22で、あずさはまだ17歳ですからね。この4人は、JTOだけでなく、これからのプロレス界全体の宝だと思っています。

――ただ一つ、気になるのが、QUEEN王者である稲葉ともか選手が「この試合に勝ったら、重大発表がある」と予告しています。

TAKA:そうなんですよ。それが気がかりで。「何だよ、こっそり教えろよ」って聞いたんですけど、「それは絶対に言えません」の一点張り。こういうのって、大体嫌な予感しかしないんですよ。

――JTOは旗揚げ当初、選手が育てば他団体へ流出してしまうという傾向がありました。

TAKA:ええ。ただでさえ、今回の大会で柳川と神姫楽が退団するわけですからね。それは避けたい。でも、選手の想いを無理に縛り付けることはできない。だから、今はもう見守るしかない、と。まあ、だからこそ、まずはこの姉妹対決、どんな結末になろうとも、お互いのすべてをぶつけ合う壮大な戦いを見せてほしいですね。

■「フッ軽営業」で全国へ。目指すは「全選手がプロレスで食える団体」

――TAKA選手ご自身の今後の目標についてもお聞かせください。レスラーとしては、ご自身の立ち位置をどう考えていらっしゃいますか?

TAKA:自分自身で言えば、かつて率いていたユニット「ジャスト・フォー・ガイズ」も解散して、今はJTO本隊の一員という立場になりました。それに伴って、試合に出る機会も以前よりは減っています。でも、それはもう、そういう時代だから仕方ない。そう割り切っています。ただ、「タカタイチ」の縁はまだ切れていないので、今度大阪でタカタイチとして大会をやりますし、そういう活動は残しつつ、今はやはり、JTOの代表として、もっと本腰を入れていかないといけないな、と。

――具体的には、どのような活動に力を入れていくのでしょうか。

TAKA:営業ですね。今、全国でのツアーが少しずつ増えているんです。

――それは、各地にスポンサーが見つかったということですか?

TAKA:いや、全部自分で直接行って、交渉しています。営業です。今度は福岡のラーメン屋さんと組んで、そのお店の駐車場で試合をやりますよ。

――駐車場プロレス!

TAKA:はい。昔ながらの、パチンコ屋さんの駐車場とか、そういう場所での興行もどんどん増やしていこうと。いろんな地方の、いろんな場所でプロレスをやる。そうやって、JTOの名前を広げていきたいんです。

――そのフットワークの軽さがTAKA選手の真骨頂ですね。

TAKA:もう「フッ軽」で、どこにでも行くようにしています。そうやって、いろんな場所でいろんな経験を積んで、選手たちにもっともっと大きくなってもらいたいですね。

――それが、そのままJTOという団体としての今後の目標にも繋がっていくわけですね。

TAKA:そうです。最終的な目標は、まだ全選手がプロレスだけで生活できているわけではないので、全員がプロレスの収入だけで食える、本当の意味での「プロフェッショナル集団」にすること。そのためには、他の団体がやっていることと同じことをやっても仕方がない。他がやっていないこと、誰も行かないような場所を見つけて、そこを開拓していく。日本の、まだ誰もプロレスの興行を打ったことがないような前人未到の地に、JTOが一番最初に足跡を刻む。そういう団体でありたいですね。

――JTOは「夢が叶う団体」であると同時に、若者にとってはプロレスラーになるという夢への扉が、他のどこよりも近くにある場所だと感じます。

TAKA:まさに、そのための団体ですから。夢を叶えるための場所なんです。

――最後に、改めて6周年記念大会への意気込みをお願いします。

TAKA:去年、5周年という節目の大会で、あれだけの豪華メンバーを集めても、1000人の壁は超えられなかった。でも、今回は現時点で、すでに去年のチケットの売上を上回っているんです。鈴木みのる選手というビッグゲストはいますけど、それ以外は、ほぼ全員がJTOの生え抜きの選手たち。そのメンバーで去年を超えられているという事実は、この一年間の選手たちの頑張りの証だと思っています。あと数日、この勢いをさらに加速させて、必ず1000人の大台に乗せたい。そして、未来のプロレス界を担う「宝」たちが繰り広げる、この奇跡の一夜を、ぜひその目で確かめに来てください。絶対に、損はさせません。

【JTO 6周年記念後楽園大会】
日時: 7月11日(金) 18時30分開始
場所: 後楽園ホール

【全対戦カード】

『JTO 6周年記念後楽園大会』
日時:7月11日(金)17:30開場18:30開始
会場:東京・後楽園ホール

▼ジュエル・バートデビュー戦
TAKAみちのくvsジュエル・バード

▼ジャンボ井上 復帰戦&枢夜佐季、ラブリカ・ヒナーノ デビュー戦』
Aoi&みず葉&枢夜佐季(くるやさき)vs rhythm&ジャンボ井上&ラブリカ・ヒナーノ

▼6周年記念6ドリームバトルロイヤル』
6人勝ち抜けの選手の夢が叶う

▼JTO GIRLS タッグ選手権
〈王者チーム〉柳川澄樺&神姫楽ミサvs〈挑戦者チーム〉ビッグ春華&ホルスタインエンジュ

▼JTOタッグ選手権3WAYマッチ
MIYAMASA&IBUKIvsKEITA&塚本竜馬vs鈴木みのる&夕張源太

▼KING OF JTO
ファイヤー勝巳vsサンダー誠己

▼QUEEN OF JTO 』
稲葉ともかvs稲葉あずさ

インタビュアー:山口義徳(プロレスTODAY総監督)

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