【JTO】6周年記念大会でデビューする“プロレスリングロボット”ラブリカ・ヒナーノ「私は愛で動く戦闘兵器。大人の希望になるため、凡人から超人へ」

■対角線の“同期”に告ぐ。スタートラインは、譲らない
――練習を重ね、いよいよ迎えるデビュー戦。しかも、後楽園ホールという大舞台です。6人タッグマッチとなりましたが、現在の心境はいかがですか。
ヒナーノ:はい。この試合は、私と同じく、対角線に立つ枢夜佐季(くるやさき)のデビュー戦でもあります。彼女とは同期で、私がまだ人間だった頃から、道場でずっと一緒に汗を流し、練習を重ねてきた仲間です。
――共に苦しい練習を乗り越えてきた、戦友のような存在ですね。
ヒナーノ:だからこそ、彼女にだけは絶対に負けたくない。その思いが一番強いです。
――6人タッグでは、先輩レスラーとも肌を合わせることになります。
ヒナーノ:はい。先輩方の胸を借りて、思いっきり暴れてもいい、という最高の機会をいただいたと思っています。先輩方の力を借りつつ、自分の持てる力のすべてを出し切って、思う存分、このリングで暴れたいですね。
――ヒナーノ選手の得意技、ファイトスタイルはどのような形に?ロボットというと、パワーファイターを想像しますが。
ヒナーノ:実は、一時期レスリングを専門的に習っていました。なので、グラウンドでのテクニックには少し自信があります。
――それは意外です。本格的なレスリングのバックボーンが。
ヒナーノ:プロレスラーになろうと決意してから、すぐにレスリングの教室に通い始めました。レスリングの名門と言われるFFCというクラブで、基礎から学ばせていただきました。
――思い立ったらすぐ行動、ですね。猪突猛進タイプですか。
ヒナーノ:はい。「思い立ったら即行動」が、私のモットーなので。
――では、ロボットでいうところの「エキサイティングスイッチ」のようなものが入ると、もう誰にも止められない、と。
ヒナーノ:ふふっ、そうかもしれません。もし試合中に、誰かが間違えてそのスイッチを押してしまったら……どうなってしまうか、私にも分かりません。
――それは危険ですね(笑)。ぜひ、マックスボルテージで暴れ回ってほしいです。そして、やはり一番意識するのは、同期の枢夜選手。
ヒナーノ:はい。彼女にだけは、絶対に負けたくありません。私たちは、完全に同じスタートラインに立ちます。この7月11日の後楽園ホールが、ここからどちらが先に抜け出すかの、最初の競争になる。対戦相手はたくさんいますが、まずは彼女を倒すこと。その思いでいっぱいです。
――一生に一度しかないデビュー戦。お互いにとって、絶対に負けられない戦いですね。
ヒナーノ:はい。その覚悟で臨みます。

■私の動力は「愛」。社会で戦う、大人の希望になる
――そのデビュー戦を乗り越えた先、ヒナーノ選手はどのようなレスラーになっていきたいですか?
ヒナーノ:私の目標は、「大人の希望になる選手」です。
――大人の、希望。
ヒナーノ:はい。私自身が、子供の頃からではなく、大人になってからプロレスを知り、プロレスに救われ、プロレスラーになることを決意しました。だからこそ、今、社会という戦場で、必死に毎日を戦っている多くの社会人の皆さんにとって、希望になれるような、明日への活力になれるような選手になりたい、と強く思っています。
――ヒナーノ選手自身がそうであったように、非日常の世界に没頭することで、現実を生きる力が湧いてくる。プロレスの持つ、素晴らしい力ですね。
ヒナーノ:はい。その力を、今度は私が届ける側になりたいんです。
――最後に、リングネームの由来を伺っても?「ラブリカ・ヒナーノ」。非常にユニークな響きです。
ヒナーノ:はい。「ヒナーノ」は、人間だった頃の名前に由来しています。「ラブリカ」というのは、私が「皆さんの愛の力で動くプロレスリングロボット」だからです。
――愛の力、ですか。
ヒナーノ:はい。「ラブ」と、機械を意味する「メカ」。この二つを合わせて、「ラブメカ」で「ラブリカ」という名前になりました。
――なるほど! 皆さんの声援が、ヒナーノ選手のエネルギー源になるわけですね。
ヒナーノ:その通りです。皆さんの愛、声援をいただければいただくほど、私の動きは速くなり、パワーもアップします。今はまだ、性能が低くて弱いロボットかもしれません。でも、皆さんにたくさん応援してもらえるように、リングでたくさん動いて、戦って、どんどんバージョンアップしていきます。皆さんの愛の力で、もっともっと強くなっていく。そういうレスラーです。
――最後にファンの方々へメッセージをお願いします。
ヒナーノ:はい。7月11日、後楽園ホールでデビューいたします、ラブリカ・ヒナーノです。この日は、私が「凡人」から「超人」へと変わる、記念すべき第一歩になります。プロレスリングロボット、ラブリカ・ヒナーノの活躍、そしてその誕生の瞬間を、ぜひその目に焼き付けてください。
――ありがとうございました。
ヒナーノ:ありがとうございました。

【JTO 6周年記念後楽園大会】
日時: 7月11日(金) 18時30分開始
場所: 後楽園ホール
【全対戦カード】
『JTO 6周年記念後楽園大会』
日時:7月11日(金)17:30開場18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
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インタビュアー:山口義徳(プロレスTODAY総監督)














