【新日本】『G1』制覇を夢見た男達!後楽園で見た覚悟と未練、有明で最終決戦へ
【頂上決戦、宣戦布告。投げ捨てられたIWGPの権威】

準決勝を前に、両ブロックの頂点に立つ男たちが、その憎悪を剥き出しにした。Aブロック1位のEVILと、Bブロック1位のザック・セイバーJr.。
前哨戦となったタッグマッチは、試合後、後楽園ホール全体を巻き込む大乱闘へと発展した。
EVILは、IWGP世界ヘ-ビー級王者であるザックからベルトを奪い取ると、あろうことか、その至宝をリングに投げ捨てるという暴挙に出た。

それは、新日本プロレスの権威そのものに対する、最大級の侮辱行為であった。
バックステージで、EVILは高笑いを響かせた。

「オイ、オイ!ハッハッハーッ!ザックよ、オイ、見たか、オイ! 俺がよ、このニュージャパンのナンバー1だ、ボケがオイ!」
対するザックの怒りも、頂点に達していた。

「オゥ!お前の目玉を引っこ抜いてスープを作ってやる!来いよ!大文字のTAKESHITAか、“ワンワン野郎”か。ヤツらは俺のワンワン野郎どもだぜ。ドッチデモイイヨ。アホども」
修復不可能な亀裂が生じた、両ブロックの王者。そして、準決勝へと駒を進めた辻とTAKESHITA。辻はEVILの闇を打ち破ることができるのか。
TAKESHITAは、リーグ戦で敗れたザックへのリベンジを果たせるのか。
聖地・後楽園での死闘は、有明での最終決戦へ向けた、血塗られた序章に過ぎない。
真の夏の王者が決まるまで、この戦場から一瞬たりとも目を離すことはできない!
<写真提供:新日本プロレス>















