【PURE-J】“残酷プリンセス”中森華子の告白。欠場期間中に気づいた、リングこそが自分の居場所「プロレスは生きがい」

■ パートナー小林香萌選手について


<写真:本人提供>

―― パートナーの小林香萌選手は、ビルドアップした体つきで、着実に進化されていますよね。今のパートナーについて、どのような印象をお持ちですか?

中森:本当に「すごい」という言葉に尽きますね。試合が本当にすごいんです。色々な人に試合の感想を聞くと、みんな「小林香萌ちゃんは本当にすごかったね」って言うんですよ。隣にいると、本当に心強くて。私、リングに上がって震えることなんて、今までなかったんですよね。それが復帰戦の時、リングから降りたいと思うくらい緊張してしまって。「どうした!?」ってくらいだったんですけど、その時に香萌ちゃんがずっと近くにいてくれて。そういう精神面でもすごく頼れる存在です。

―― 精神的な支えが大きかったと。

中森:はい。絶対助けてくれるってわかるので、試合中でも安心して戦えます。

―― 意思疎通もかなり取りやすい相手だと?

中森:もう全部分かってくれているというか。やっぱり名字が同じだから、どこかで繋がっているんじゃないかなって思いますね(笑)。


<写真:本人提供>

―― 確かに、名字が同じだと親近感が湧きますよね。小林選手はメキシコに行ったり、様々な団体で経験を積んでこられたので百戦錬磨なところがありますよね。普段からコミュニケーションも密に取られているのでしょうか?

中森:それが、今まで対戦することも、組むこともそんなになかったんです。ここ2〜3年で無差別級のシングルで対戦した時に、「この選手ともっと色々と関わりたい」と思うようになったんですよね。でも、試合以外ではそんなにコミュニケーションを取っているわけではなくて、まだ飲みに行ったりもしたことはないんです。これからもっと仲を深めていきたいですね。

―― ちなみに、中森選手はお酒はどれくらい飲まれるんですか?

中森:毎日飲んでます。

―― 毎日ですか! 量はどれくらいでしょう?

中森:それが分からないんですよ(笑)。家では食器も洗いたくないので、コンビニで売っているロックアイスのカップに直接ウイスキーと炭酸を入れて飲んでいるので、どれくらい飲んでいるのか把握できないんです。

―― 氷がなくなるまで飲んでいると(笑)。かなりお好きなんですね。TikTok LIVEの話も後で伺いたいのですが、配信中も飲酒されていることが多いのでしょうか?

中森:前までは「飲み配信」だったんですけど、TikTokはお酒を映しちゃいけないっていうルールがあるので、今は配信が始まる前に飲んで(笑)。

 

■ タッグ王者として今後の展望

―― タッグ王者として、今後の展望についてお聞かせください。

中森:もう一回でも多く防衛していきたいですね。あとは、香萌ちゃんと組むのは今までそんなになかったので、多分誰と戦ってもすごく新鮮で面白いと思うんです。私が戦いたい選手ももちろんいますが、香萌ちゃんが倒したいタッグチームもいると思うので、香萌ちゃんの思いも一緒に聞いて、これからの防衛戦をやっていきたいです。タッグ名が「小林組」なんですけど、全国の小林を背負っているって私は思っています。

―― いいですね! 全国にいる小林さんたちにもっと応援してもらえるようにと。

中森:そうですね。名字のランキングだと、小林って確か8位くらいなんですよ。だから、たくさんいらっしゃると思うんですよね。

―― では今後は、最大派閥の「佐藤」を倒し、鈴木、高橋、田中……と全国ベスト10の名字の選手を倒していく、というのも面白いかもしれませんね。

中森:面白いですね!ちなみに、佐藤綾子は元タッグパートナーなんですけど、今はもう嫌いなので。仲悪いんで、絶交してるんですよ。だから、まず佐藤を倒さなきゃいけないですね!

―― なるほど、では最大派閥「佐藤」の佐藤綾子選手から…。面白い展開になりそうです。

中森:あとの名字は探してみますね(笑)。

―― 小林選手が加わったことで、対戦カードのレパートリーも増えそうですね。PURE-Jの選手たちとの対戦はもちろん、小林選手が持つスピードと中森選手の相性で、新たなタッグ戦線が期待できそうです。

中森:はい、ありがとうございます。

 

■  2006年同期・中島安里紗引退について

―― そして、同じ2006年同期である中島安里紗選手が引退されました。我々からすると、まさかの引退だったのですが、長年対戦も繰り広げてきた間柄ですし、2006年の同期というのは女子プロレス界を支えているといえる選手が多いですよね。中島選手の引退を実際に経験されて、どのようなお気持ちでしたか?

中森:引退試合ですか……。まず、同期がたくさんいる中で、私より先に辞めると思わなかったんです。

―― そうですか!

中森:思わなかったし、私、中島安里紗がこの世で一番嫌いなんですよ。プロレス界とかじゃなくて、冗談じゃなくて、本当に。本当に嫌いで。

―― 以前から激しく争っていました。

中森:嘘じゃないんです。ネタだと思っている人もいるんですけど、本当に嫌いで、同じ団体でやってた時もあったんですけど……。でも、良くも悪くも私のプロレス人生には本当に必要な選手ではあったので、寂しいという気持ちもあったし、その引退試合に自分がいるのも不思議な感じでしたね。

―― 指名された時は驚かれていましたね。

中森:そうですね。でももう1年経つんですもんね、早いですね。でも引退したら、全然会う機会もなくなりましたね。だってプライベートで会うことがないんですから(笑)。

―― 確かに。同期の大畠(美咲)さんもそうですが、一人、二人と去っていく現状を考えた時に、ご自身としては何か考えたりすることはありますか?

中森:引退と聞くと一瞬頭をよぎるけど、もう少しやりたいなと思いますね。ただ、引退していく同期を見るのはやっぱり寂しいです。

―― 一般的な会社員生活であれば、引退は60歳や65歳ですが、プロスポーツ選手の場合は、コンディションや気持ちの問題、家庭の事情など、様々な理由やタイミングで引退されていきますよね。中森選手としては、まだまだ活躍し続けていただけると。

中森:続けたいですね。体が続く限り続けたいし、PURE-Jをもっと大きくしていきたいという思いがあるので、はい。まだやります。

―― PURE-Jのエースとして、今タッグ王座を持っていますが、また二冠王、三冠王を目指して活躍される姿を期待したいです。

中森:もちろん!頑張ります。

―― 同期という部分では、先日、松本浩代選手やDASH・チサコ選手のイベントにスペシャルゲストとしてご参加されたと伺いました。やはり同期の絆というのは特別ですか?

中森:違いますね、同期は。いつも近くにいるわけじゃないですけど、やっぱりあります。いつもどこかで考えるし、刺激はいつももらっていますね。

―― 中森さんたちの2006年組は、団体が違えど「同期」のメンバーがはっきり分かりますよね。それ以外の年はあまり「同期」として見せてはいないというか…。

中森:本当ですか?

―― はい。一番表立って同期としての絆を表に出されているのが、この2006年組だと感じます。ご自身としてはどう感じていますか?

中森:そんな、他の年の同期のことはあまり分からないですけど…。でも、そう言われると嬉しいですね。

―― これからも同期として、またライバルとして戦いが繰り広げられるんじゃないかと思います。同期の中でも、誰かがチャンピオンになっていると、皆さん刺激を受けますよね。

中森:そうですね。

―― 今、シードリングも松本選手がチャンピオンです。そういった様々な形で刺激し合える存在ですかね。

中森:そうですね。来年で二十周年ですし。

―― 二十周年について、何か考えていることはありますか?

中森:まだ全然考えていませんが、何かやりたいですね。

―― PURE-Jというか、2006年組というか、みんなが盛り上がるようなものができたらいいですよね。

中森:そうですね。

―― 普段、(同期と)あまりそういうコミュニケーションは取らないんですか?

中森:コミュ障なのでね(笑)。プロレス以外では何も……。

―― 中森選手が今一番仲の良い女子プロレスラーは誰ですか?

中森:だから、佐藤綾子だったんですけど……。もう仲悪いんで、いなくなっちゃいました(笑)。仲いい人いないです。

―― ちょっと寂しいですね。

中森:寂しいです。

―― でも、ファンの皆さんがついていますからね! そこは前向きにいきましょう。

中森:はい!

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