【大阪プロレス】松房龍哉が『天王山2025』悲願の初優勝! 5年前のデビュー戦相手・三原との22分死闘制し、王者TORUに挑戦表明!

大阪プロレスは9月28日、大阪・アゼリア大正ホールにて「天王山2025」準決勝・優勝決定戦を開催した。観衆345名が詰めかけ、会場は超満員札止めの熱気に包まれた。

今年で19回目を迎える天王山は、若手からベテランまでの実力者たちが激突する大阪プロレス最大級の大会として知られる。今年も熾烈な戦いが繰り広げられた。

【準決勝第1試合】三原一晃がアルティメット・スパイダーJrを撃破

準決勝第1試合はアルティメット・スパイダーJrと三原一晃による30分1本勝負でスタート。

両者は若手時代から数々の因縁を積み重ねてきた因縁のカードで、序盤から激しい組み合いを見せた。

どん底から這い上がったスパイダーのテクニックと、久々の大阪マットで勲章を狙う荒熊三原のパワーがぶつかり合う。

三原は規格外のパワーを武器に圧倒的な攻勢を展開。

スパイダーも虎視眈々と反撃のチャンスを伺い、トぺコンやミサイルキック、スパイダーピストル、アメイジングカッター、ソバットと畳みかける。

最上段コーナーからの攻防も互角に進むが、最後は三原がコーナーポストでのラストライドやメガトンラリアット、そして必殺のエビルベアーボムでスパイダーをねじ伏せ、決勝進出を決めた。

 

【準決勝第2試合】松房龍哉、知略と力でTORUを下す

準決勝第2試合は松房龍哉対TORUの公式戦。試合序盤、TORUが奇襲を仕掛け松房を翻弄する場面もあった。

TORUはエプロン上でのDDTや急所攻撃、技のオンパレードでペースを握ろうとするが、松房はジョン・ウーや我龍天睛、変形三角締め、鳳飛龍舞といった多彩な技で反撃。

互いの必殺技の応酬で試合は目まぐるしく展開。TORUが急所を狙う場面もあったが、松房は膝で迎撃し、毒人教場から龍蟠虎距へつなぐ巧みな連携で丸め込み。

最後は劇的な形でTORUを下し、決勝進出を決めた。松房は冷静かつ執念の勝利で、悲願の初優勝に向け大きく前進した。

 

【バトルロイヤル】タコヤキーダーが制す

第3試合はバトルロイヤル30分勝負。ビリーケン・キッド、手塚基伸、くいしんぼう仮面、スペル・デルフィン&ツバサ、大坂丈一郎、ザ・ボディガー、えべっさん、タコヤキーダーの8人が入り乱れ、場内は笑いと興奮に包まれた。

手塚基伸はバトルロイヤル初体験ながらも順応し、場内の注目を集める。脱落者が次々と出る中、最後はタコヤキーダーとえべっさんの一騎打ち。

至近距離からのダイビングエルボードロップでタコヤキーダーが勝利を手にした。

試合後、タコヤキーダーは大阪名物ベルトへの挑戦を表明し、12月7日のエクスカリバーでの対戦が濃厚となった。

 

【第4試合】8人タッグマッチは正規軍が制す

タイガースマスク、佐野蒼嵐、入江茂弘、クワイエット・ストーム対ゴリアテ、大瀬良泰貴、浅川紫悠、TiiiDAの8人タッグ戦。天王山敗退組の両軍が主導権を握ろうと激突した。

ローグネイションの奇襲や場外乱闘に観客が沸く中、クワイエット・ストームが4人相手に奮闘。

最後は佐野が浅川に無双を決め、正規軍が劇的勝利を収めた。試合後、佐野はタイガースとのタッグ王座挑戦を表明し、年末のビッグマッチ開催が濃厚となった。

 

【優勝決定戦】松房龍哉、三原一晃を破り天王山初制覇

第5試合、天王山2025優勝決定戦は三原一晃と松房龍哉の時間無制限1本勝負。両者とも初優勝を狙う意気込みで全力のファイトを展開。

松房は三角飛びプランチャで先制し、コーナー攻防でも優勢に進める。

三原もラストライドや刀狩、メガトンラリアットで反撃を見せるが、松房はフライングフォーアームや膝技で反撃。

両者ダウンの消耗戦が続く中、松房が龍牙を凌ぎつつ龍胆で締め落とし、ついに悲願の初優勝を果たした。

【試合後コメント】松房龍哉「今年一番大阪で強いのは俺」

精魂尽き果てた姿で優勝トロフィーと認定書を授かった後に立つのがやっとの状態にもかかわらずマイクを握り、「勝ったぞ」と勝利の余韻に浸り「今日決勝を戦った三原さんは2020年デビュー戦を務めてくれた方です。あの頃はコロナ禍で声も出せない、観客も少ない散々な印象で歯もたたずボコボコにされました。5年たって子供のころから夢に見た大阪プロレスのリングで天王山に出て三原さんと決勝戦が出来たことを嬉しく思います。またやりましょう」と三原に感謝の意を表した。

「今年一番大阪で強いのは俺や。ここで止まれないよな、ヒーローの使命を果たそうか」と王者TORUを呼び込み、「俺はこの団体のてっぺんを獲った。もう一つのてっぺん、大阪プロレス王座に挑戦を表明させてもらう。エクスカリバーで挑戦させろ!」と熱い思いをぶつけた。

TORUは「遅いくらいや、待ってたよ。エクスカリバーのリングで待ってるぞ!」と挑戦を承諾し年末最大のビッグマッチで両者によるタイトルマッチの開催が濃厚となった。

「この団体のヒーローは俺や!」と最後は頼もしく発し、激動の天王山を見事に締めた。

<写真提供:大阪プロレス>

◆プロレスTODAY(LINEで友達追加)
友だち追加