【JTO】稲葉あずさ、18歳の決意「“普通”じゃ面白くない」― 1日3試合と尾崎魔弓戦、そして宿命のカード<11.29新宿FACE>
■あずさ姫、3つの試練。その見どころ

――その3試合も、一つ一つが非常に濃い内容です。まず、スペシャルタッグマッチでは、TAKAみちのく代表とタッグを組み、黒潮TOKYOジャパン選手、花園桃花選手という、非常に個性的なタッグと対戦します。
あずさ: もう、このカードからして、すごいじゃないですか。はっちゃかめっちゃかですよね。まず、第1試合になる予感しかしない(笑)。一番の見どころは、「黒い稲葉あずさ」と「黒いTAKAみちのく」が組むところ。黒いあずさは、皆さん見てると思うんですけど、黒いTAKAみちのくなんて、何年ぶりですかね? 多分、鈴木軍が解散してから、初じゃないですかね。だから、そこは絶対に見どころです。
――TAKA代表からは、「あずさは、色が黒くなっただけ。本当のヒールを教えてやる」という言葉も出ているようですね。
あずさ: 言われました。それも楽しみにしつつ、私はもう、大暴れする気しかないので。相手も、相手じゃないですか。黒潮さんに、花園さん。もう、プロレスラーから見ても、あの人たちは“天才”なんですよ。個性の塊。その天才たちを、当日に、全部吸収して、私も“天才”になろうと思ってます。

――そして、2試合目は、対戦相手が「?」の、ミステリーマッチが組まれていますね。これは、どのような意図があるのでしょうか。
あずさ: これは、まだいつ発表するとかも、特に何も決めてないです。まずは、みんなの想像を、とにかく膨らませて。
――膨らませておいて。
あずさ: 膨らませてから、ドーン!って発表したいなって思ってます。
――ファンにとっては、ワクワクする時間ですね。もしかしたら、とんでもない大物かもしれないし、あるいは…。
あずさ: そうなんです。もしかしたら、期待外れかもしれないし(笑)。誰が来るかは、本当にまだわかんないです。そこも、楽しみにしてほしいですね。私自身も、まだわかんないんで。

■18歳への試練。「弱い稲葉あずさを捨てる」ための、尾崎魔弓戦
――そして、3試合目。OZアカデミーの尾崎魔弓選手とのシングルマッチが組まれました。1日の最後、最も過酷な試合になるかと思います。
あずさ: …これは、なんで自分でも組んだんだろうって、今でも思ってます。
――と、言いますと?
あずさ: 自分は、ずっと、気持ちが弱かったんですよ。メンタルも弱いし、痛いのも嫌いだし。こういう、すごいレジェンドの先輩方と戦うのも、ビビってて。ずっと、やりたくなかった。代表に「やりたくないです」って言って、断ってもらったこともあったし、ずっと、逃げてきたんです、今まで。
でも、今までの、その“弱い稲葉あずさ”を、もう捨てたい。18歳からは、本当に“強い稲葉あずさ”になるために、今までの自分を全部捨ててでも、このカードを組むしかないなと思いました。
――自分を変えるための、最大の荒療治、ということですね。
あずさ: 絶対、本当は嫌ですよ(笑)。こんな、レジェンド中のレジェンドで、すごい方と戦うのは、今でも嫌です。失礼ですけど。でも、自分を捨てて、ボコボコにされてでも、やるからには、勝って超える。その気持ちで、挑みます。
――ただでさえ過酷な相手なのに、3試合目です。コンディションも心配ですが、それ以上に、ご自身が今持っている二冠王座(QUEEN OF JTOとJTO GIRLS選手権)のチャンピオンとして、負けられない、というプレッシャーもあるのでは?
あずさ: それも、すごくあります。もし、私がここで無様に負けたら、JTOの価値も、ベルトの価値も、全部が落ちちゃうんじゃないか、って。その不安が、すごくある。だから、もう、この3試合は、全部負けられない。特に、この尾崎さんとの試合は、対抗戦とかではないですけど、団体を背負って、この二つのベルトも背負って、全部を背負って戦おうと思ってます。
(【後編】へ続く)

インタビュアー:山口義徳(プロレスTODAY総監督)
『あずさ姫お誕生日自主興行』
日時:2025年11月29日(土)開始12:00
会場:東京・新宿FACE
【決定対戦カード】
▼スペシャルタッグマッチ
TAKAみちのく&稲葉あずさ vs 黒潮TOKYOジャパン&花園桃花
▼スペシャルシングルマッチ
稲葉あずさ vs 尾崎魔弓(OZアカデミー)
▼スペシャルシングルマッチ
稲葉あずさ vs スペシャルX
▼スペシャルシングルマッチ
稲葉ともか vs MIRAI

















