【新日本】オカダ・カズチカ、安城に電撃来場! 棚橋弘至に衝撃の“引退相手”表明「2026年1月4日、良かったら僕がやりますよ」

新日本プロレスは11月8日、愛知・東祥アリーナ安城にて『NEW JAPAN ROAD in ANJO』を開催した。

メインイベントでは「棚橋弘至ファイナルロード~継(つなぐ)」と銘打たれた棚橋弘至とYuto-Iceのシングルマッチが行われ、棚橋が激闘の末に後輩を下した。

しかし、この日の主役は試合後のリングに現れた。棚橋が「愛してまーす!」で大会を締めくくろうとした瞬間、場内にコインの落ちる音が鳴り響き、AEWのオカダ・カズチカの入場曲が爆発。

外道を伴って登場したオカダがリングに上がり、来たる2026年1月4日の棚橋の引退試合の相手に、自ら名乗りを上げるという衝撃的なサプライズが巻き起こった。

棚橋がエアギターで安城のファンを熱狂させ、「愛してまーす!」を叫んだ直後であった。

聞き慣れた「カネの雨」が降り注ぎ、場内は驚愕と歓声に包まれる。オカダ・カズチカが、新日本プロレスのリングを離れて以来、初めて日本のファンの前に姿を現したのである。

外道を伴いリングインしたオカダは、困惑する棚橋を前にマイクを握った。

オカダ 「棚橋さん、引退おめでとうございます。そして、お疲れ様でした(場内拍手&どよめき)。2026年1月4日、良かったら僕がやりますよ(場内拍手&どよめき)。それまで疲れんじゃねえぞ、コノヤロー! というわけで、あとは外道さんに喋ってもらいます」

引退ロードを歩む棚橋に対し、最大のライバルであったオカダからの、最大の「はなむけ」とも言える挑戦表明。続いて外道もマイクを握り、その意味を強調した。

外道「レインメーカーが来た限りは、史上最高の引退試合になるぞ、オイ。なんでか分かるか、オイ! レェェェベルが違うんだよ、コノヤロー!(場内拍手&どよめき)。『WRESTLE KINGDOM 20』東京ドームに、カネの雨が降るぞォォ……」

 

オカダがレインメーカーポーズを決めると、棚橋も両手を広げてこれに応える。新日本プロレスの「暗黒期」を共に支え、幾多の名勝負を繰り広げた二人が、引退試合という最後の舞台で交錯することが事実上決定した瞬間であった。

オカダが去った後、呆然としながらもリングに残った棚橋は、再びマイクを握った。

棚橋 「『愛してまーす』を邪魔されたので、もう一回やります。じゃあ、最後に安城の皆さーん、愛してまーす!」

突然のレインメーカー来襲という衝撃を、最後は棚橋が「愛」で包み込み、大会は幕を閉じた。

【試合後バックステージコメント】

棚橋弘至「ありがとうございました。どっから話そうかな? まずはYutoか? タッグとしてチャンピオンで、力つけてきてる。で、今日、シングルで闘って、その実力が、以前と比べ物にならないと……。ウン、ほんとに頼もしい存在になったと。同じ中学校の先輩。これね、1年・3年とかだったら、ものすごい、ね、上下関係があるんかもしれないけど、自分が(卒業して)いなくなって(Yutoが)生まれてるから。

でもそうしてね……これは俺の物語ではないんだ。Yuto-Iceの物語なの。俺は登場人物(にすぎない)。ウン、でも……まだ終わりではないかもしれないけども、これからの物語はYuto自身が切り拓いてってくれると。ね。ヨシッ……そして、えー……どうなりますかね? ね? 明日の発表……明日なんかあんのかな? ウン……まあ、これからいろんなカードが出てくると思うけども、ま、柱になるっていうカードが僕としてはね、打ち出すし、打ち出すべきだと考えてますんで、ハイ。まあちょっと、今晩ひと晩、いろいろああでもないこうでもないと言ってもらって、ね……。ウン……。まあ、まあこの状況でね、どうもこうもないですけども、ハイ……はい……。

あと僕は、僕自身問題ですね。もう精いっぱいやってきて、“悔いはないか?”って言われたら、悔いはありますよ。ね。その部分も、残り2カ月で、全部チャラにして。もうむしろ、プラスにして、いい思い出だけにして、ね……しますんで。そうしないと、辞めれらなく……そうしないと、辞められなくなっちゃうんでね。ヨシッ……」

--改めてオカダ選手が会場に来て、引退試合の相手に名乗りをあげてくれたことに関して、どのようにお考えですか?

棚橋「ま、確かに、ウン……若い選手を迎え撃つっていうのも(候補に)あったけど、やっぱり僕のプロレス人生の中で、深くかかわった……深くね、関わり合いを盛ったレスラーってのはね、(※指を折って)数えるほどしかいないから。その中でも……レインメーカーショックから始まってね。ものすごい、あの時はショックだったけども、ね……あそこからまた新日本プロレスが上昇気流に乗り始めたっていうのはあるから……。

まあでも、本当に、僕自身の引退試合なんで。ね。ヨシッ……。全力でいくだけです。ありがとうございます。ヨシッ……。(※控室に向かいながら小声で)あとは、あとは腹筋だな……」

▼Yuto-Ice&OSKAR

Ice「(※フロアに大の字になり)はあ……久々に全部出した。全部だ、全部さらけ出した。でも負けた。はあ……はあ……棚橋弘至、強いな。強い。かっけえな。ここまで来るのに15年かかった(※すすり泣くような声が聞こえる)はあ、クソッ……。ああ……俺は弱い。ああ……棚橋弘至とタイマンして勝つ。それが自分の野望だった。野望ってのは、自分自身に誓ったことだよな。

要するに自分との約束、それを俺は破った。中坊(中学生)の時の俺が、今の俺だ。今のオレの姿、情けねえ……。でもな、この絶望、力に、自分の強さに変えねえと……。俺は、もっとクソヤ郎に、クソ野郎どもになり果てたくない。あん時のようにな……。こっからよ、まくってやる。クソッ……」

OSKAR「(※Iceがコメントしている最後の方に入ってきて、慰めるように肩に手を置いた。Iceが控室に向かった後ろを姿を目で追ってそのまま残り)ニュージャパンのトライアウト(入門テスト)4回挑戦して、Iceは4回とも不合格だった。別の国へと渡り、戻ってきてトライアウトを受けて、コロナ禍の中、厳しいトレーニングに耐えた。そしてようやくデビューしたと思ったら、腕を負傷。(欠場して)6カ月後に戻ってきた。

皆が彼のことを最悪のヤングライオンだと考えていた。でもIceは決してあきらめない。俺たちが初めて出会った2019年、一緒にやると、一緒にやり遂げると互いに誓ったんだ。そしてついに俺たちは、華々しく帰還した。あいつは向こうで一番人気の選手の一人だ。彼はドン底から、ここまで昇り詰めたんだ。今回のタッグリーグも変わらない。俺たちが出場して優勝する。俺たちには、ほかのヤツらと違うところがある。

タッグリーグが始まるからということでパートナーを選ぶヤツらが多い。『一緒にベストを尽くそう』と言いつつ、頭の中では、“俺”がトップに立つ、“俺”が最高だ、“俺”が王者になる、“俺”がこのクラスの顔となる、と考えている。でも俺とIceは互いにこう言い合ってる。“俺たち”が一緒にやる、“俺たち”がトップに立つ、“俺たち”が王者になる、“俺たち”がこのクラスの顔となる。それが俺たちなんだ。2人そろえば、誰も止められないんだからな。俺があいつを支える。どのシングル戦でもあいつを支える。タッグリーグで彼には、またタナハシと闘う機会もあるだろう。だからIce、俺が支えるからな。タナハシから勝ちを取ろうぜ」

<写真提供:新日本プロレス>

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