【全日本】『最強タッグ2025開幕』ジュニアの逆襲か、巨人の蹂躙か!?序盤戦で見えた「混沌」の勢力図

▼名前なんていらない? 謎のチーム名論争


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一方で、リング外でも話題を振りまいているのが、現三冠ヘビー級王者・宮原健斗とデイビーボーイ・スミスJr.のコンビだ。

昨年準優勝の実績を持つこの強力タッグだが、開幕前からチーム名を巡って「サイキョウ・ブルドッグス」か「サイコウ・ブルドッグス」かで真っ向対立。

そして導き出された結論は、まさかの「両方でいく」。

「チーム名が2つって斬新で前代未聞でしょ。リング外でこうやって摩擦の起きる2人が、リングではバッチリかみ合うから」

宮原はそう胸を張るが、呼ぶ方としてはこれほど迷惑な話はない。「好き勝手呼んでください」と丸投げし、「去年、名前がない状態で準優勝。それが今年は名前が2つもあるんだから優勝間違いなし」という謎理論まで展開。

しかし、リング上では開幕戦、沼津大会と危なげなく2連勝。名前論争などどこ吹く風の強さを見せつけている。

この「個性」と「強さ」のアンバランスさが、なんとも宮原らしい。名前が2つあろうがなかろうが、彼らが優勝候補の筆頭であることに変わりはないのだ。

 

▼混沌の先に待つ栄光


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アツハヤの極彩色の華、巨人の絶望的な壁、豪腕の帰還、そして王者の謎理論。今年の最強タッグは、開幕から話題に事欠かない。

どのチームが勝ってもおかしくない、まさに群雄割拠の様相を呈している。

沼津大会では、ザイオン&オデッセイがアツハヤを下し、その規格外の実力を見せつけた。

一戦一戦が、優勝決定戦のような熱量で行われる公式戦。その先に待つのは、どのチームの栄光か。

全日本プロレスの冬は、熱い。寒さを吹き飛ばすほどの熱気と興奮が、全国の会場を包み込んでいく。

『世界最強タッグ』の称号を手にするのは、果たして――。闘いのゴングは、まだ鳴り響いたばかりだ。

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