【新日本】遺恨の再戦はカラム・ニューマンのイス攻撃で反則裁定!帝国の若き獅子がドームでの5対5全面戦争を要求「HE・NA・REが戻って来る」
新日本プロレスは12月14日、熊本・グランメッセ熊本にて『WORLD TAG LEAGUE 2025』の最終戦を開催した。
第6試合ではデビッド・フィンレー&高橋ヒロム組とグレート-O-カーン&カラム・ニューマン組(UNITED EMPIRE)による因縁のタッグマッチが組まれた。
両チームは12月9日の福岡大会における公式戦で対戦し、フィンレー&ヒロム組が勝利。
しかし、試合後にオーカーンが報復を宣言し、続く13日の鹿児島大会での前哨戦後にはフィンレーが「再戦したいんだろ? クマモトで待ってろ!」と通告していた。

遺恨が渦巻く中での再戦となったが、試合は消化不良の結末を迎え、抗争はさらなる拡大の様相を呈した。
試合はゴングを待たずにフィンレーとヒロムが背後から奇襲を仕掛け、開始早々から場外での殴り合いに発展した。

オーカーンがフィンレーを、カラムがヒロムをそれぞれフェンスに叩きつけ、客席まで雪崩れ込む荒れた展開となる。
リングに戻ってからもカラムはヒロムに対し、フットスタンプから馬乗りになってエルボーを連打するなど感情をむき出しにして攻め立てた。

ヒロムもチョップや低空ドロップキックで応戦するが、カラムは執拗にヒロムを場外フェンスへ投げつけ、オーカーンも頭部へのパンチ連打で追い打ちをかけた。
中盤、代わったフィンレーがオーカーンに対し串刺しラリアットやショートレンジラリアットの乱れ打ちで攻勢に出る。

オーカーンもアイアンクローからの串刺し攻撃やエリミネーター狙いで対抗したが、フィンレーはラリアットで脱出するとパワーボムホイップを炸裂させた。
勝負あったかと思われたその時だ。
フィンレーがトドメのINTO OBLIVIONを狙った瞬間、カットに入ったカラムがパイプイスをリング内に投げつける暴挙に出た。

これを見た浅見レフェリーは即座にゴングを要請。
カラムの反則負けという裁定が下された。

決着がついたとは言い難い幕切れに、ヒロムの怒りは頂点に達した。
コメントスペースには姿を見せず、通路で壁やドアを蹴り飛ばしながら咆哮した。
「コラ!すぐぶっ潰してやる、オラ!出てこい、オラ!出てこい、オラ!来いよ、オラ!来い、オラ!オラ!出てこい、オラァァァ!」
荒れ狂うヒロムとは対照的に、反則負けを喫したUNITED EMPIRE陣営は不敵な態度を崩さなかった。オーカーンはヒロムの怒号を一蹴した。
「長ぇ講釈垂れやがって、負け犬の遠吠えなんかな、理解できねぇんだよ!オイ、分かったか、貴様?」

そして、この日の“主役”となったカラムは、BC WAR DOGSのリーダーであるフィンレーに対し、挑発的な言葉を投げかけた。
「ほら、きたぞ。ほらな、戻って来たじゃねぇか。SAVAGE KINGがな?アァ?どうやら、テメーのタマを取り戻したみてぇだな?ポケットにでもしまってたのか?アァ?オスプレイを追い出したのはお前に違いねぇ。お前のユニットが、UNITED EMPIREをメチャクチャにしたんだよ」
かつてのリーダー、ウィル・オスプレイの離脱を引き合いに出し、フィンレーへの敵意を露わにしたカラム。さらに、1月4日の東京ドーム大会に向け、驚くべき提案を口にした。
「だが今は、この俺が、ちょっと仕切ってんだ。俺も覚悟を決めたんだよ。どうやらお前の注意を引いたみてぇだな。お前のお仲間の注意もな。トーキョードームで俺らとやりたいだろ? じゃあこうしようぜ。そっちで5人選べ。俺らも5人選ぶ。どうだ?なぁ?」
5対5の全面対抗戦を要求したカラムは、さらに自身のパートナーとして強力な援軍の帰還を予告した。
「この俺、プリンスことカラム・ニューマン。世界でも屈指の支配力を誇るグレート-O-カーン。どうだ?他は?この時期、少し荒れそうだな?“HE・NA・RE”が、トーキョードームに戻って来るぞ!あとは!……我慢して待っとけ」
HE・NA・REの復帰を示唆し、不気味な笑みを残して去っていったUNITED EMPIRE。
反則決着は、東京ドームでの全面戦争への布石に過ぎなかったのか。
フィンレー率いるBC WAR DOGSと、復権を狙うUNITED EMPIREの抗争は、年明けの大舞台に向けてさらに激化の一途をたどることになりそうだ。
<写真提供:新日本プロレス>
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