【ノア】AMAKUSA、元日武道館でヒロム撃破しGHCジュニア奪還!敗戦のヒロムは“黒幕”の存在を示唆、小田嶋大樹が次期挑戦へ「未来に期待しかありませぬ。いざ尋常に勝負!」
プロレスリング・ノアは2026年1月1日、東京・日本武道館にて「NOAH “THE NEW YEAR” 2026」を開催した。
6278人の観衆が詰めかけた新春ビッグマッチのセミファイナルでは、GHCジュニアヘビー級選手権試合が行われ、王者である新日本プロレス「無所属」の高橋ヒロムと挑戦者AMAKUSAが激突した。

ヒロムにとって3度目の防衛戦となったこの一戦は、武道館が沸騰する熱戦となった。互いの意地がぶつかり合う攻防の末、17分24秒、AMAKUSAが必殺の「解放」を炸裂させ劇的勝利。
悲願の王座奪還を果たした。
試合後、リング上では「GHCジュニアタッグ王者」の小田嶋大樹が姿を現し、新王者AMAKUSAへの挑戦を表明。
AMAKUSAもこれを受諾し、早くも次なる闘いへの幕が開いた。
ノアは大会終了後、1月11日の後楽園ホール大会にてAMAKUSA対小田嶋の初防衛戦を行うことを正式に発表している。

激闘を制したAMAKUSAはバックステージで、まずは旧友であり、自身を覚醒させたヒロムへの感謝を口にした。
「まずは何より、応援してくれた皆とヒロムに感謝申し上げたい。ヤツがいなければ我はここまで登ってくることはなかったかもしれん。ヒロムだからこそ、これだけ火がついた。いや、つけられたと言った方が正しいか」
その上で、AMAKUSAは王者としてノアジュニアを牽引していく覚悟を独自の言葉で語った。
「ノアジュニアはこの先、我がもっと、もっと、もっと!もっと!!おいしくしていく。ヒロム、またいつでも味わいに来い」
そして、次期挑戦者に決まった小田嶋大樹については「ノアジュニアの未来殿」と呼び、その資質を認めた上で迎撃を宣言した。
「次期挑戦者のノアジュニアの未来殿。他の者とは違う。やはりいい目をしておる。未来に期待しかありませぬ。いざ尋常に勝負!いたしましょう。あらためて、これまで我を愛してくれたすべての者を背負い、この先の時を歩んでまいりまする。我の名はAMAKUSAだ。他の何者でもない。以後お見知りおきを」
一方、王座から陥落した高橋ヒロムは、悔しさを露わにしつつもAMAKUSAの実力を認めた。かつてAMAKUSAの正体について言及していたヒロムだが、この敗戦をもって一つの答えを出したようだ。
「クソー。あいつの声が聞こえたよ、試合中。十分と『ヒロム、ヒロム、ヒロム』ってな。あの時と同じ答えになっちゃうかもしれないけど、俺の勘違いでした。彼はAMAKUSAでした。認めるよ。今日だけは認める。強かった。強かった、認める」
ヒロムはAMAKUSAに対し、王者としての矜持を持ち続けるよう檄を飛ばした。
「ただな、お前はGHCジュニアヘビー級チャンピオンになったんだ。高橋ヒロムよりか強いチャンピオンなんだ。普段から今日みたいなノアジュニアとしての意地みせてくれよ」
そしてヒロムは、自身のノア参戦が終わったわけではないことを強調するとともに、当初のノア参戦の経緯について触れ、不穏な言葉を残した。
「それから、でも気にくわねえな。何がありがとうだ。もう俺はNOAHに上がりません、みたいなこと言いやがって。負けたまんまで済むか。俺は上がるぜ、NOAHのリングに。まだまだやりたいことちょっと見つけたというかさ。一番最初に戻ろうか。俺がNOAHの後楽園に行ったときのこと。俺は何もなく、ただただまっすぐNOAHの花道、後楽園の花道を入場したか? 違うだろ。俺の前にはカメラがあっただろ。ということは、どういうことだ? 俺とNOAHの誰かが繋がってるのかもしれないね。NOAHには高橋ヒロムを呼んだ黒幕がいるかもしれないよ。分かんないけどね」
ヒロムをノアへ導いた「黒幕」とは一体誰なのか。謎を残しつつ、最後はヒロム流のエールで締めくくった。
「とにかく今日はボロ負けだ。AMAKUSA、ずっと今日の気持ちでいろよ。相手のことを全員、高橋ヒロムだと思ってやれ。分かったか? 最高級の負け惜しみでした」
AMAKUSAへの挑戦が決まった小田嶋大樹もまた、バックステージで熱い思いを吐露した。メインイベントの激闘に感動しつつも、それ以上の悔しさを感じたという小田嶋は、「未来」ではなく「今」のノアを背負う覚悟を示した。
「リング上で伝えさせていただいた通りです。素晴らしかった。感動した。でも、それ以上にやっぱり悔しかった。僕もあなた以上にNOAHを愛している自信があります。だからこそ、そのGHCジュニア、シングルのベルトが欲しいんです。僕が未来じゃなくて、今になってNOAHを引っ張っていきます!」
また、小田嶋はヒロムとの対戦経験や、ヒロムに関する記事が自身の成長と自信に繋がったことを明かした。
「そして高橋ヒロムさん、僕はあなたと戦えたおかげで成長することができた。新日本さんが書いてくださった記事、気になっちゃって課金して読ませていただきました。それが自信にもなりました。あなたとの約束、4年後とは言わず、すぐにでも叶えられるように精進してまいります」
最後に小田嶋は、1.11後楽園での王座奪取を力強く誓った。
「最後にAMAKUSAさんから必ずベルトを獲って、僕がNOAHを引っ張っていきます」
元日の日本武道館で動いたノアジュニアの勢力図。AMAKUSAの政権樹立、ヒロムが示唆した黒幕の影、そして小田嶋の台頭。2026年の闘いは、波乱含みでスタートした。
<写真提供:プロレスリング・ノア>
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