【新日本】ジェイク・リー、WAR DOGSを背信! 衝撃のUE入り&ヒロムKOでドーム騒然「地獄のバカンスから帰ってきた」
新日本プロレスは1月4日(日)、東京ドームにて年間最大のビッグイベント『サンセイアールアンドディ presents WRESTLE KINGDOM 20 in 東京ドーム 棚橋弘至引退』を開催した。
棚橋弘至の引退試合に沸くドームで、ユニット抗争の勢力図を塗り替える衝撃的な裏切り劇が幕を開けた。
第4試合に組まれた「スペシャル10人タッグマッチ」。
鷹木信悟、高橋ヒロム、デビッド・フィンレーらが率いる無所属&BC WAR DOGS連合軍に対し、UNITED EMPIRE(UE)は予告されていた新メンバーを投入した。
グレート-O-カーン、カラム・ニューマン、この日が復帰戦となるHENARE、そして元ラ・ソンブラのアンドラーデ・エル・イドロ。

最後に姿を現した“もう1人のX”の正体に、ドーム全体がどよめきに包まれた。
登場したのは、なんと元WAR DOGSのジェイク・リー。
かつての同胞を裏切り、敵対する帝国軍への電撃移籍を果たしたのである。

試合はWAR DOGS側の奇襲でスタートしたが、リング上は裏切りと不協和音が交錯する混沌とした展開となった。
鷹木とHENAREが真っ向からの肉弾戦で意地を張り合い、モロニーやゲイブも躍動する中、連合軍の足並みは徐々に乱れ始める。

デビッド・フィンレーはパートナーであるヒロムを「武器」として利用。
パワーボムホイップで敵に投げつけるなど、味方をも顧みない非情なファイトを展開した。

これにヒロムの堪忍袋の緒が切れた。
フィンレーがコーナーに登ったところを張り手で阻止すると、あろうことか場外にいる味方(WAR DOGS勢)を目掛け、フィンレーをブレーンバスターで投げ捨てるという暴挙に出たのだ。
敵味方が場外で大の字になる中、リングに残ったヒロムへジェイクが襲い掛かる。

強烈なランニングフロントハイキックでヒロムをリング中央へ吹き飛ばすと、必殺のFBS(フェイス・ブレイク・ショット)を一閃。
裏切りの初陣でヒロムから3カウントを奪い、冷酷な“名刺代わり”の一撃で試合を決定づけた。

試合後、さらなる増殖劇が待っていた。フードを被った男がリングに上がり素顔を晒すと、それはフランシスコ・アキラであった。
ジェイコブ・オースティン・ヤングも加わり、総勢8名となった新生UNITED EMPIREがリングを完全占拠。
マイクを握ったアンドラーデは、流暢な英語で高らかに宣言した。
「日本で最高のチームに入ることができた。彼らこそが日本最強。だから自分は加入を決めた。もうBULLET CLUBもどこもあったもんじゃない。今はUNITED EMPIREの時代が来たんだ。だから俺はここにいる」

試合後バックステージで渦中のジェイクは、「地獄のバカンスから帰ってきましたジェイク・リーです」と短く不敵に挨拶。
なぜUE入りしたのかという問いには、口に指を当て「シー」と沈黙を貫き、その真意を煙に巻いた。

カラム・ニューマンは「俺たちこそが日本で、いや日本だけではない、世界で最強のレスラーたちの集まりだ。2026年はUNITED EMPIREの年にする」と怪気炎を上げ、新時代の覇権を主張した。
一方、敗れた連合軍のバックステージは怒号と落胆に包まれた。

鷹木は「いやぁ、不快だね!試合前に超満員の東京ドームの観客を見て、俺とヒロムは感激したよ。入場時も最高だね。夢に見た舞台についに来たなって。だけど試合後は、憤り半端ねぇよ、コノヤロー!」と感情を爆発させた。
ジェイクの裏切り行為に対し、「な~にがジェイク・リーだ、コノヤロー!アァン!?なんのサプライズにもなってねぇじゃねぇか、コノヤロー!全然姿見えねぇからオイ、北海道の北見に帰ったかと思ったよ」と痛烈に批判。
「塩と書いて“塩パイア”に行ったところで、ジェイク・リー、何ができるんだ?さらにしょっぱくなりたいのか、コラ!」とこき下ろした。

直接フォールを奪われたヒロムは、「ハァ……いやぁ高橋ヒロム、東京ドーム史上、最低の試合でしたね。こんなのあるのか。しかも超満員の棚橋弘至最後の日ですよ。やっちゃったなぁ、オイ。悔しいとか通り越して悲しいっすよ。ちょっとヤツら叩き潰さないと気が済まないっすね」と、屈辱に唇を噛んだ。
鷹木は「恥かいたんだ。やり返してやろうじゃねぇか、俺たち。WAR DOGSと無所属の、なぁ、混合チームでやってやるよ」と報復を宣言。
ヒロムも「今日ほど悔しい日はねぇぞ。まぁ誰かの最後の日は誰かの覚悟が決まる日だとも思ってるんで、2026年、ヒロムちゃんの覚悟を感じてください」と再起を誓った。
棚橋引退という歴史的な一日の裏で起きた、ジェイク・リーの離反とUNITED EMPIREの巨大化。
2026年の新日本マットは、混沌とともに幕を開けた。
<写真提供:新日本プロレス>
Pages 1 2














