【新日本】ウルフアロン、聖地・後楽園初見参で成田蓮を一本背負い!「どんなことやってきても跳ね返す」と迎撃宣言

新日本プロレスの『Road to THE NEW BEGINNING』開幕戦が1月19日、東京・後楽園ホールにて開催された。

2月11日の大阪府立体育会館大会に向けたシリーズの初戦は、各タイトルマッチの前哨戦を中心に熱戦が繰り広げられた。

第3試合では、NEVER無差別級王者・ウルフアロン、翌20日にIWGPジュニアヘビー級王座に挑むエル・デスペラード、そして前NEVER6人タッグ王者の矢野通、YOH、マスター・ワトが結集した本隊と、極悪ユニットHOUSE OF TORTURE(H.O.T)と激突した。  

対するH.O.Tは、NEVER王座挑戦者の成田蓮、IWGPジュニア王者のDOUKI、そしてEVIL、高橋裕二郎、ディック東郷という布陣。

大阪でのNEVER戦、翌日のIWGPジュニア戦という二つのタイトルマッチを見据えたダブル前哨戦は、ゴングを待たずに荒れ模様となった。

試合はH.O.Tの奇襲で幕を開け、場外乱闘やラフファイトが横行する展開となった。

DOUKIはマスク剥ぎや顔面かきむしりでデスペラードを挑発し、成田はウルフの膝を執拗に攻め立てる。

しかし、本隊側も結束力で対抗した。矢野とYOHは連携してEVILと裕二郎を翻弄し、ウルフは成田の膝十字固めを耐え抜き、豪快な一本背負いで柔道金メダリストの矜持を見せつけた。

勝負を決めたのはワトであった。東郷の急所攻撃や介入に苦しめられながらも、レフェリーを利用した東郷の自爆を誘うと、巧みな丸め込みから必殺のベンダバールで捕獲。

H.O.Tの参謀役からギブアップを奪い、前哨戦第1ラウンドを本隊側の勝利で飾った。

試合後、デスペラードは場外で木槌を手にDOUKIを睨みつけ、翌日の決戦へ向け闘志を露わにした。バックステージでは、前哨戦での勝利にも浮かれることなく、翌日のタイトルマッチを見据えて語気を強めた。

デスペラード「DOUKI!ちょこっと、仲間の力使って、俺のこと痛めつけられたからって、明日の結果は変わることねえぞ!」

一方、王者のDOUKIは敗戦に動じることなく、挑戦者とファンを痛烈に批判した。

DOUKI「オイ、卑怯者め!卑怯者のドスケベが。でもよ、こんなんで、このベルトが獲れると思ってんのか?お前らよ、ホントに、アイツがこのベルトを獲れると思ってんのか?ああ、思ってるんだろうな。 だからこそ、盲目なデスペラードファンどもに、現実を見せてやる。誰がこの新日本ジュニアのゲームマスターなのかを思い知らせてやる」

さらにDOUKIは、特定の記者に対し「オイ、お前よ、昨日言っただろ。お前は“出禁”だ。今すぐ出てけ、コノヤロー」と理不尽な要求を突きつけ、ヒール王者の振る舞いを貫いた。

2月11日の大阪決戦で成田を迎え撃つウルフは、初めての後楽園ホールのリングを踏みしめ、プロレスラーとしての成長と覚悟を語った。

ウルフ「まあ、どれだけ卑怯なことをやってきても、まあ、俺はそれ、正々堂々と……ハイ、しっかり倒すんで。もう、何でもやってきていいですよ、どんなことやってきても。真っ向から受け止めて跳ね返して、まあ俺の糧とさせてもらいますよ。まあ、あと今日、初めて後楽園ホールで試合をさせてもらって、このプロレスの聖地で試合ができることを誇りに思うし、これから先も後楽園ホールでたくさん試合をしていって、最高のプロレスラー目指していきます」

タッグマッチ特有の難しさについても、ウルフは冷静に分析している。

ウルフ「そうですね。あのう、まあ柔道で団体戦っていうのがありましたけど、結局あれは1人ずつの闘いだったので。このプロレスのタッグマッチは、まあもちろん1対1っていうのは、まあルールの中であるのはある。まあ、そうじゃなくなる場面もある。そういうところで、試合を組み立てるところ、自分自身の仕事をしっかりと把握するところが、このタッグマッチにはすごく必要になってくる。ってなるとホントにこのリングを面として見るだけじゃなく、立体として見ながら行動できる選手になる必要があるなってふうには考えます」

パートナーの声を聞き、自分の役割を全うすることの重要性を説くウルフは、タイトルマッチへの自信を隠さない。

ウルフ「ハイ、聞こえてます。やっぱりこう、自分の仕事をそのなかでもやっていかなきゃっていうところがあるので、まあその、先輩たちの声も頼りにしていきながら、自分の生き方っていうものをしっかり考えていきながらっていうふうには思ってます。 いやもう、シングルでもタッグでも、そこはもうもちろん自信を持って。この闘いに自信がないっていって闘っても勝てるわけないんで。闘う時にはしっかり自信持ってます」

対する挑戦者・成田は、短い言葉の中に不気味な自信を滲ませた。

成田「オイ、ウルフアロン、ベルトを持つ者はな、どういうものか。俺がしっかり、手取り足取り教えてやるよ、バカ野郎」

EVIL、裕二郎、東郷、そして矢野、YOH、ワトはノーコメントで会場を後にした。それぞれの思惑が交錯した開幕戦。タイトルマッチへ向けた導火線に火がついた。

<写真提供:新日本プロレス>

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