【大阪プロレス】TiiiDAがローグネイション追放されVerteXと電撃合体! 泥沼の制裁劇から8人タッグでTORUらに逆転勝利/タコヤキーダーが王者スパイダー撃破で王座奪取へ弾み

大阪プロレスは25日、大阪・アゼリア大正ホールで「大阪プロレス新春スペシャル2026~DAY2~」を開催。

ゼウス体制移行後の同会場記録を更新する369人の観衆を集め、超満員札止めの熱気に包まれた。

今大会のハイライトとなったのは、TiiiDAとTORUの因縁対決だ。試合はユニット「ローグネイション」の介入で無効試合となり、追放宣告を受けたTiiiDAは集団リンチの窮地に。

しかし、「VerteX」が救出に駆けつけ急きょ8人タッグ戦へ発展。最後はTiiiDAが逆転勝利を収め、試合後にはVerteX入りが決定的となった。

また、2・11アゼリア大会でのライトヘビー級王座戦を控えた前哨戦では、挑戦者タコヤキーダーが王者アルティメット・スパイダーJr.から直接勝利を奪取。

メインの「キャラチェンジバトルロイヤル」はブラックバファローが制するなど、新春から波乱と興奮が渦巻く大会となった。

 

■13年越しの因縁は最悪の結末…TORUがTiiiDAを「追放」処分  

第3試合では、TiiiDAとTORUによる注目のシングルマッチが行われた。13年越しのストーリーを持つ両者の対決は、序盤こそ互いの歴史を確かめ合うようなじっくりとしたレスリングの攻防で始まった。  

しかし、試合は後味の悪い結末を迎える。TiiiDAが難易度Dの空中技を炸裂させたのを合図に、ローグネイションのメンバー(浅川紫悠、大瀬良泰貴、ゴリアテ)が雪崩れ込み、試合をブチ壊したのだ。

無効試合の裁定が下った場内が大ブーイングに包まれる中、リング上は無法地帯と化した。ローグネイションはTiiiDAに集団暴行を加え、TORUまでもが竹刀でメッタ打ちにする暴挙に出る。 

マイクを握ったTORUは、「お前がこんな事言い出さなければこんなことにならなかったのになー。脱退なんかさせないよ、今日で追放だ!」と非情の宣告。さらにハサミを持ち出し、TiiiDAのマスクを切り刻もうとする狂気を見せた。

 

■VerteXが救出! 急きょ決定の8人タッグでTiiiDAが大逆転  

あわやマスク剥ぎという絶体絶命の瞬間、リングに駆け込んだのは「VerteX」の面々だった。  

救出に入ったVerteXに対し、TORUは「怪しいと思っていたよ、お前はVerteXとグルやったんやろ」と難癖をつけ、乱闘はさらに拡大。収拾がつかない事態に、急きょ次の試合に出場予定だった6名を加えた「8人タッグマッチ」へとカード変更がなされた。

第4試合として行われた「佐野蒼嵐&SUZAKU&水野翔&TiiiDA vs 浅川紫悠&ゴリアテ&大瀬良泰貴&TORU」の一戦。開始直後からローグネイションは4人がかりでTiiiDAを狙い撃ちにし、裏切り者への制裁を続けた。  防戦一方となったTiiiDAだが、超満員の観客からの大声援に後押しされ息を吹き返す。TORUへエルボーを叩き込むも、ダメージは深く形勢逆転には至らない。

ここで流れを変えたのがVerteXの連携だった。大将の松房龍哉を欠場で欠く緊急事態ながら、チームの結束は固い。SUZAKUと佐野が獅子奮迅の動きでTiiiDAをバックアップし、水野も得意の蹴りで浅川の厚い胸板を射抜くなど猛反撃を開始する。  

最後は、竹刀攻撃や公開リンチで粘るローグネイションに対し、VerteXのカットが間に合うと、SUZAKUが絶妙なタイミングで援護。最後はTiiiDAが一瞬の隙を突いたスモールパッケージホールド(首固め)で3カウントを奪取。裏切り者呼ばわりされた男が、執念の大逆転勝利を収めた。

■「一緒に頂点を目指しましょう」TiiiDAがVerteX入りを決断  

試合後、怒りの収まらないローグネイションを他所に、リング上では新たなドラマが生まれた。  

マイクを持ったSUZAKUは「TORUとの関係性をどうこう言うつもりはありません」と前置きした上で、TiiiDAに対し「ただ現状に満足せずプロレス界の上を目指す気持ちは素晴らしい、我々と共に頂点を目指しませんか?」とVerteX入りを打診した。  

佐野も「僕はもうあなたをほっとけないですよ! 一緒に頂点を目指しましょう!」と熱く後押し。これを受けたTiiiDAは「助かったよありがとう」と応え、SUZAKUとガッチリ握手。TiiiDAのVerteX入りが決定的となり、ユニット抗争は新たな局面に突入した。

 

■タコヤキーダーが王者スパイダーから直接ピン! 2.11へ視界良好  

第2試合では、2月11日のアゼリア大正大会で行われる大阪プロレスライトヘビー級選手権の前哨戦として、6人タッグマッチ(アルティメット・スパイダーJr&ビリーケン・キッド&ザ・ボディガー vs タコヤキーダー&タイガースマスク&ツバサ)が行われた。  

試合前から視線をそらさず、ゴングと同時に激しいエルボー合戦を展開した王者スパイダーと挑戦者タコヤキーダー。互いのパートナーも実力者揃いの中、両者の感情は剥き出しとなった。 白熱の好勝負となったが、最後はタコヤキーダーが畳みかけ、伝家の宝刀デルフィンクラッチで王者から直接フォール勝ち。前哨戦を制し、タイトル奪取へ向けこれ以上ない弾みをつけた。

 

■超満員のアゼリア大正、新春の熱狂  

メインイベント(第5試合)の「キャラチェンジバトルロイヤル」は、ブラックバファローが優勝。オープニングマッチでは今年初参戦の入江茂弘が登場し、ビーストボンバーで勝利を飾るなど、新春らしい華やかさと激しさが交錯した大会となった。  

記録的な動員となったこの日の熱気は、次戦2.11のタイトルマッチ、そして新展開を迎えたユニット抗争へと続いていく。

「大阪プロレス新春スペシャル2026~DAY2~」
2026年1月25日(日)
大阪・アゼリア大正ホール
観衆:369名(超満員札止め)

▼第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○入江茂弘、くいしんぼう仮面 (13分18秒 ビーストボンバー→片エビ固め) えべっさん、大坂丈一郎●

▼第2試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
アルティメット・スパイダーJr、ビリーケン・キッド、ザ・ボディガー (16分48秒 デルフィンクラッチ) ○タコヤキーダー、タイガースマスク、ツバサ
※タコヤキーダーが王者・スパイダーJrから勝利

▼第3試合 シングルマッチ 30分1本勝負
△TiiiDA (4分29秒 無効試合) △TORU
※第三者の介入により
※試合後、両軍入り乱れての乱闘となり、急きょ8人タッグマッチへ変更

▼第4試合 8人タッグマッチ 30分1本勝負
佐野蒼嵐、SUZAKU、水野翔、○TiiiDA (15分42秒 スモールパッケージホールド) 浅川紫悠●、ゴリアテ、大瀬良泰貴、TORU
※TiiiDAがVerteXと共闘し勝利

▼第5試合 キャラチェンジバトルロイヤル 時間無制限勝負
○ブラックバファロー (17分21秒 ラリアット→片エビ固め)
※60秒ごとのロイヤルランブル形式
※入場順
①ボディガー(サブレフェリー)②アルティメット・スパイダーJr③ツバサ④タコヤキーダー⑤くいしんぼう仮面⑥ブラックバファロー⑦えべっさん⑧タイガースマスク⑨ビリーケン・キッド⑩佐野蒼嵐⑪大阪万博マシーン⑫タコヤキーダー⑬大坂丈一郎
※退場順
①タイガースマスク(ピンフォール)②くいしんぼう仮面(ピンフォール)③アルティメット・スパイダーJr(ピンフォール)④ツバサ(ピンフォール)⑤佐野蒼嵐(ピンフォール)⑥大阪万博マシーン&大坂丈一郎(同時ピンフォール)⑦タコヤキーダー&タコヤキーダー(同時ピンフォール)⑧ビリーケン・キッド(ピンフォール)⑨えべっさん(ピンフォール)
※ブラックバファローが優勝

<写真提供:大阪プロレス>

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