【ノア】内藤哲也、GHCタッグ前哨戦でベルト“持参拒否”の挑発!KENTA激怒「ふざけんなよ」 新弟子RYUSEIは玉砕デビュー

プロレスリング・ノアは2月6日、東京・後楽園ホールにて「LEGACY RISE 2026 ~NOAH Jr. TAG LEAGUE 2026 開幕戦~」を開催した。

超満員の観衆が詰めかけた聖地で、第4試合には2月11日のGHCタッグ選手権試合(王者:内藤哲也&BUSHI vs 挑戦者:KENTA&HAYATA)の前哨戦が組まれた。

王者組「ロス・トランキーロス・デ・ハポン(L・T・J)」には、前日に正体が明かされたばかりの新弟子・RYUSEIが加わり、挑戦者組を含む「WHITE RAVEN SQWAD(W・R・S)」のKENTA、HAYATA、遠藤哲哉と6人タッグマッチで激突した。

注目を集めたのは、イタリアでデビューしたばかりの19歳、RYUSEIの国内初陣と、新日本プロレス時代から続く因縁を持つ内藤とKENTAの遭遇だ。

ゴングが鳴ると、内藤とKENTAがリング中央で対峙。両者のコールが交錯し、会場はメインイベントさながらの熱気に包まれた。視殺戦の末、内藤は焦らすようにRYUSEIへタッチ。

託された若武者は物怖じすることなくKENTAにエルボーを打ち込み、実弟・安田優虎(新日本プロレス)を彷彿とさせるその場飛びムーンサルトプレスを繰り出すなど、ポテンシャルの片鱗を見せた。

しかし、百戦錬磨のKENTAは冷徹だった。強烈な張り手でRYUSEIの動きを止めると、最後は必殺のGAME OVERで捕獲。RYUSEIは無念のギブアップを喫し、ほろ苦い国内デビューとなった。

試合後、リング上では激しいマイク合戦が繰り広げられた。大の字になったRYUSEIを見下ろしたKENTAは、リング下の内藤らに向かって「助けにこないのか? いい根性してたけど、まだまだだぞ、こいつは」と挑発。さらに「内藤、新日本の時は、さんざんやってくれたな。忘れんなよここは俺のホームだ」と通告した。

KENTAの怒りは、王者組がベルトを持参していないことにも及んだ。「お前らと俺たちはGHCへの思い入れが違うんだ。お前ら前哨戦なのにベルト持ってきてないってどうした? なんで持ってこないのか? それは…想像してくださいってか」と詰め寄る。

これに対し内藤はマイクを握ると「今日はさ、タイトルマッチじゃないんだよね。持ってきて欲しかった。見たかった? 触りたかったの?」と不敵な笑み。KENTAが食い下がると、内藤は「逆にタッグチャンピオンなのにベルトを持ってこない姿…これ、逆にレアじゃない?」と独自の理屈で煙に巻いた。

バックステージに戻った内藤は、敗れたRYUSEIを呼び寄せ、「えー、9ヵ月ぶりかな。ここ後楽園ホールに帰ってきましたよ。なんかこの独特な雰囲気、何回やっても新鮮に感じてしまうというか。今日もいい緊張感を持った状態で試合ができましたよ。まあ、今日一番大事なのは俺、BUSHIよりもRYUSEIだから。ぜひ皆様、RYUSEIの声を聞いてあげてよ。RYUSEI!」と報道陣に紹介した。

促されたRYUSEIは、「ありがとうございました。試合前からいろいろ言われてる声も聞いていました。ただ、大の大人が若手にああだこうだ言うわけは僕はないと思ってます。逆に僕のことを若手じゃなく、イチレスラーとして見て下さってるんだなとプラスにとらえました」と気丈にコメント。

そして、「僕は飼いならされたペットなんかじゃないし、今、新日本プロレスに所属してるわけでも、今日参戦したけど、プロレスリング・ノアの所属選手でもないので、何にも縛られない、このプロレス界の野生児だってことを覚えといてください。自分でこれからもチャンスつかんで、もっと強くなります。内藤さん、今日はありがとうございました」と、力強い眼差しで誓った。

内藤も「デビューしてまだ2週間ってとこかな。デビュー2戦目? それは言い訳にできないか。リングに立ってる以上、キャリアがどれだけあるか、今日が何試合目か、そんなこと言い訳にしちゃいけないし、RYUSEIにしてほしくない。今日の負けをちゃんと受け止めたうえで彼のさらなる成長を見守りたいと思いますよ。それが我々ロス・トランキーロス・デ・ハポンの成長につながると思うんでね。じゃあ、次は来週またここ後楽園ホールでお会いしましょう。ホームNOAHのリングで暴れ回るKENTA。いやあ楽しみだね」と、弟子の成長に期待を寄せた。

一方、勝利したKENTAの怒りは収まらない。「哲也、久しぶりじゃねえかよ。なんかホームでもねえくせに、ちょっとした内藤コールを起こしやがって。腹立つな、相変わらず。ふざけんなよ」と毒づき、ベルト不持参についても「なんで持ってこなかったのか、それは想像して楽しむことにするけどよ」と皮肉った。

さらにKENTAの口撃の矛先はBUSHIへと向かった。「それからもうひとりいるな。BUSHI、てめえ。なんかロスナンチャラになってから、いろいろ喋り出して。Xとかもなんかやり出して。調子に乗るなよ、お前。BUSHIだぞ、BUSHI。侍だぞ、お前。BUSHIがマイクやった時さ、なんて言ったか知ってる? 『BUSHIだよ』。侍なのに、あいつマイク持って、『第何十何代GHCタッグチャンピオン、BUSHIで~す!』 ギャルかよ! ギャルかよ! いい加減にしろよ。侍に謝れ、お前。シャバいわ。ギャルか、お前。そんなんじゃ困るんだよ。武士らしくしろ、お前。お前、私服はあれだろ。全身ヴィトンだろ。そんな侍どこにいるんだよ。いい加減にしろ。名前変えろ。ふざけんなよ」

BUSHIのキャラクターと私服のセンスまでメッタ斬りにしたKENTAは、最後に「結局な、俺が何が言いたいかっていうと、来週、必ず俺のホームにGHCのベルトを取り戻すよってこと」と、2.11での王座奪還を固く誓った。

互いの主張が平行線をたどる中、決戦の時は刻一刻と迫る。2.11後楽園ホール、GHCタッグ王座を懸けた闘いは、単なるベルト争奪戦を超えたイデオロギー闘争の様相を呈してきた。

<写真提供:プロレスリング・ノア>

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