アイドル荒井優希推しからプロレスラーに。東京女子・小夏れん
東京女子プロレスの“ぽわり弾けるファンシーシープ”小夏れんは、SKE48のファンからプロレスに入ってきた。当時のメンバーだった荒井優希がプロレスに挑戦し、闘う姿に心を動かされたのだ。
「小学生の頃にAKB48さんのファンになって、コンサート映像をテレビで見ていたときに、そのライブにSKEさんも出ていたんですね。地元が浜松なので、それをきっかけに名古屋まで見に行きたいと思うようになり、たまたまキャンセル待ちが当たって行ったのが、SKEファンになったきっかけです。最初は須田亜香里さんを応援していました」

SKE推しを進めていくにつれて、推しメンが増えた。荒井優希も彼女のお気に入りになったのだ。しかし、最初はプロレスのリングに上がる荒井に対して否定的だったという。
「いまだから言えるんですけど、アイドルがプロレスなんて…という気持ちがちょっとあったんですよ。でも、そんななかでがんばってプロレスをやってるという情報は入ってくるわけです。だんだんとすごいなという気持ちが芽生えてきて、しだいに見てみたいなという思いになっていきました」
そして彼女は、プロレスラー荒井優希をライブで観戦すると決めた。2023年2月18日の名古屋国際会議場大会。このときの荒井は、山下実優と組んでアジャコング&宮本もか組と対戦。はたして彼女の目に、初めてのプロレスはどう映ったのだろうか。
「まず、アジャさんがすごく大きいなと、驚きました」
アジャの迫力、強さに圧倒された。と同時に、ほかの選手たちにも視線が向いた。
「東京女子の選手の名前と顔が一致しないなかで見ていたんですけど、みんなかわいいんですよね。そんな子たちがバチバチの試合で闘っている。それがすごくキラキラして見えました」

荒井の闘いぶりを筆頭に、ほかの選手の試合にも魅了された。アジャのプロレスで「大きい人が闘う」「プロレスは怖い」といった本来のイメージを再確認したうえに、新たな魅力も感じていたのである。しだいに、女子プロレスラーの推しも生まれた。鈴芽だ。
「YouTubeで荒井さんと鈴芽さんのシングルマッチを見たのがきっかけです。その試合を見て、かわいいと思ったんですね。そのうちにかわいいからカッコいいと思うようになりました。調べていくうちに、鈴芽さんも元は会社員だったとのことで、自分と境遇が似ているなと親近感を覚えたんですね。そこから私もプロレスラーになりたいと考えるようになったんです」
プロレスラーになろうと決めた彼女の選択は、もちろん東京女子一択だ。では、デビューに向けての練習はどうだったのか。
「小学生の頃から(スポーツ系の)習い事を結構やっていて、チアダンスとか水泳とか。なかでもプロレスに役立ってるなと思うのが、体操教室に通っていたことと、トランポリンですね。やってきたことが生きてるなって思います」

小夏れんをリングネームとした彼女は、昨年6月1日の名古屋・中日ホールにてデビュー戦を迎えた。しかも、初戦の相手がいきなりあこがれの鈴芽とは。当時の鈴芽は、荒井からベルトを奪取したインターナショナルプリンセス王者。そのうえ、会場はSKEのおひざ元の名古屋だ。ある意味、破格のデビュー戦と言えるのではないか。
「鈴芽さんと聞いて、ビックリしました。でも後々考えたら、鈴芽さんだったから思いきりいけたのかなとも思います」














